かくかくしかじか みんなのレビュー
- 東村アキコ(著者), 東村アキコ (著)
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紙の本
紙の本かくかくしかじか 1
2020/08/05 04:52
The start of the journey
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投稿者:Jame - この投稿者のレビュー一覧を見る
In this volume we see the start of Akiko Higashimura's autobiographical tale about her journey on becoming a mangaka.
電子書籍かくかくしかじか 5
2020/04/26 15:54
日高先生の死
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
日高先生の最後の言葉は「描け!」。最後までブレない人だった。この自伝コミック、ここまで凄くなるとは思っていなかった。
電子書籍かくかくしかじか 4
2020/04/26 15:52
日高先生
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画家としての活動が軌道に乗る中、日高先生が肺がんを患い、余命宣告を受けてしまった。著者の後悔が次から次へと伝わってくる自伝コミック。
電子書籍かくかくしかじか 3
2020/04/12 23:07
東村アキコの自伝コミック(就職編)
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
今では売れっ子漫画家のひとりである東村アキコの自伝コミック第3巻。何もできないまま美大を卒業し、故郷の宮崎に帰ってきて、嫌々ながらコールセンターに勤めつつ、ついに漫画を描き始めた。人生、何が幸いするか分からないとはこのことか。
電子書籍かくかくしかじか 2
2020/04/12 23:04
東村アキコの自伝(大学生編)
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
今では売れっ子漫画家の一人である東村アキコの自伝コミック第2巻。金沢の美大に現役合格したものの、大学に入って絵が描けなくなってしまい、遊びまくった自堕落な4年間が赤裸々に描かれている。こういうイケてない時代を開示できるところが、東村アキコさんの強いところだと感じる。
電子書籍かくかくしかじか 1
2020/04/05 15:11
東村アキコの伝説的自伝
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
東村アキコが自身の高校~大学時代を振り返る自伝コミック。ココハナ連載中にリアルタイムで読んでいたのだが、あまりにも感動的な作品。あらためてコミックスで読み直し。
電子書籍かくかくしかじか 2
2020/02/03 12:48
かなりいいです
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投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作画はアレですがレディースコミックでいいなあと思ったのは久しぶりです。それでご本人は金沢美大に行ったわけだ。
それにしても日高先生が気の毒でした。ガッカリしたろうな。読んでる方が辛かった。
電子書籍かくかくしかじか 1
2019/08/22 21:01
かくかくしかじか1
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしは、東村アキコ先生の漫画が大好きなんですが「かくかくしかじか」は東村先生が大学受験された時のお話みたいです
ご本人の事は面白おかしくでもその中に関り合った人々との心暖まるそしてどうにもならない物への葛藤が描かれているような気がしました
電子書籍かくかくしかじか 2
2019/05/06 21:46
自分の過去を見るようで
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
別に美大でもないし、大学時代に遊び倒したわけでもないのに、なぜか身につまされます。なんででしょうね。やっぱり大学時代って黒歴史だからでしょうか。青春なのにね。
電子書籍かくかくしかじか 1
2019/03/24 00:10
黒歴史はいまだから振り返ることができる。
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の自分が一番いい。イタかった時代になんか戻りたくない。でも、もし戻れるなら、あんなことも、こんなこともしたかった。そして、一番の後悔をとりもどしたかった。そんなほろ苦な青春。
電子書籍かくかくしかじか 3
2019/03/09 17:18
なかなか決められない将来
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
卒業間近、やりたいことがみつかっても、なかなか踏み出せない。結局、土壇場にならないと始められない。ニンゲンってそんなものだとわかってはいるけれど、、、ほろ苦い青春。迷うのもまた青春。
紙の本
紙の本かくかくしかじか 1
2018/11/27 00:07
ただ描き続けるだけ ひたすらずっと
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投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
東村アキコさんによる、絵の先生とのかけがえのない時間を
つづった作品です。2015年マンガ大賞受賞作なのですね。
心にずしんと響く作品でした。
初読の漫画家さんです。少女漫画系の方だとは思うのですが、
この作品は俗にいう少女漫画とは全く異なります。
のだめカンタービレを連想してもらえば近いと思います。
あちらはギャグ要素も強いですが、少女漫画らしくない良さが
光っています。この漫画も同じです。
最近、こういったジャンル分けのしにくい広がりを持った漫画を
見かけますね。作者はぶ~けという文学的少女漫画雑誌を
愛読していたそうで、その影響があるのでしょう。
あまり漫画を読まない方でも、物語好きであれば
きっと心に届きます。お薦めです。
東村アキコさんの高校時代から話は始まります。
小さいころから漫画が大好きで、遊びでいろいろ
描いていたようです。高校では美術部に入り、
将来の目標は漫画家になることで、
そのために美大にでも入っときますか的な、典型的なばか者です。
裏表のない、あっけらかんとした描写がいいんですよ。
脚色をしないように心がけたとのことで、
こっぱずかしい若気の至りもばばーんと描いてあります。
美術部には、もう一人美大を目指す仲間がいて、
その子からの口コミである絵画教室に顔を出します。
そこで出会った人こそ、運命の師、日岡先生
(作中では日高先生)です。
なお、登場人物名には多少のアレンジが入っていますが、
エピソードはほぼ実話のようです。
持ってこいと言われたデッサンを絵画教室で並べるアキコ。
怖そうな先生と、不気味な静寂に包まれるアトリエ。
みんな怒られてばっかり、可哀想だけどよく描けたのばかりを
持ってきてよかったとアキコは内心で胸をなでおろしていたのですが。
> バン、バン、バーン。
> ハイ、全然ヘタクソで ────── す
竹刀でボコボコにぶっ叩かれ、ぶち切れの日岡先生の怒声が
教室に響き渡ります。
> 「お前 今何年か ──────」
> 「3年てお前 今年受験やないか ──────」
> 「お前これじゃ どこも受からんで ──────ッ
> 美大行くつもりなんかコレで ──────ッ」
怒声を張り上げ、女生徒でも遠慮なく竹刀で叩く先生。
あり得ません。
> 「よし お前今日9時までデッサンして行け」
> 「よし お前これ描けッ」
描きたいものが見つからない。
モチーフから想像が湧かない。
新たな発想が生まれない。
そんなたわ言を、日岡先生はすべてぶっ叩きます。
それは逃げなのです。
絵と向き合うことに必要なのはただ一つなのです。
描け。見たまんま描け。
それしかないんですね。
絵画教室に通うおじいちゃんが、ひたすらティッシュ箱を描かされている
くだりがあります。基礎をしっかりすれば必ず良くなる、
先生の信念を感じます。
わたしもちょっと前から絵を習い始めましたが、
あまりの衝撃に頭の中がすべてリセットされました。
ちょっとおだてられてちやほやされているうちは
全然ダメなんです。
これは絵に限らず、すべてに当てはまることと思います。
血を吐くように、一歩一歩積み重ねることこそが、
最善にして最短の道程であることを見せつけられました。
わたしなんか、本当はティッシュ箱を描いていなきゃいかんレベルです。
最後は泣きそうになります。まれにみる傑作です。
2018/09/21 10:55
恩師
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が恩師のことをとても大切に思っていることをひしひしと感じます。あの頃は分からなかったけど、今ならわかる。そんな思いに溢れた作品です。
紙の本
紙の本かくかくしかじか 5
2017/06/22 04:17
はじめて表紙に先生が登場
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの流れからいって、多分最終巻になるであろう5巻が発売される数日前に、「2015年マンガ大賞受賞」の知らせ。 グッドタイミング!
だが、帯の文言はちゃんと間に合っていた・・・ま、出版社では「内定」の報が走ったのでしょう。
予測できた終わりとはいえ・・・大変切ない幕切れでした。
面白さという意味では「この先生、意味わかんない」と絵を描かされる受験生時代や、実際の受験期にはかなわないのだけれど、<先生との関係と距離>が多分テーマであるこの作品、著者本人が自分のダメな若き日を悔やめば悔やむほどもう取り返しがつかないことを、同じように年をくってきた読者(つまり私)は、似たような人生の後悔をいろいろと思い出す。
これを描くことはつらかっただろうと思うけれど、時間がたったからこそ描けるようになるのだろうし、同じように読んで思い出す側としても、思い出すことはつらくて手遅れだったりするが、それ自体はいやなことではないと少し気持ちが整理できている(もしくはあきらめている?)ことに気づかされる。
<師と弟子>という直接的な関係ではなくとも、思い返せば勝手にこっちが“師”と仰いだりする人いるしね。 できるだけ、後悔の残らない付き合いをしよう、と思う年頃にたしもなりました。 若い頃はほんとに、ほんとに更にダメだったよね(と、著者に共感)。
『ひまわり!』以外の著者のオリジナル作品を読んでいない私ですが、他の作品も読んでみようかな、と思ったり。(2015年3月読了)
紙の本
紙の本かくかくしかじか 1
2017/06/22 04:04
忘れえぬ受験期の日々
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻から3巻までをまとめて購入、一気読み。
“自伝マンガ”ということで・・・高校時期からスタート。 美術系の大学を受験するために友人の紹介で絵画教室に通い始め、そこで生涯の恩師に出会って・・・の無茶苦茶な日々の記録と、現在から見た過去への悔恨。
私は『ひまわり!』でこの人の作品に初めて触れたので(しかも実家に帰ったときに妹が買っていた『週刊モーニング』で途中から)、「あぁ、『ひまわり!』はもう一度やり直したい自分の過去が入っていたのか・・・」とちょっと納得(あまりにオタク色が強すぎて読み始めはうまく乗れなかったのだが、それでも最後まで読んで「おーっ」と思えるようになったのは画力が確かだったからだろう)。
今は増えてきたけど、確かにかつては「国公立の大学じゃないとダメ!」な人たちで美術系志望の人って選択肢が狭かったよな・・・と友人のことを思い出しました(実技試験の大変さとか、自分は話を聞くだけだったが)。 それだけに、1巻の誤植は致命的・・・(これじゃその次の説明の意味が通らないよ。 大概の人は間違いに気づくでしょうけど、なのにそれに気づかない編集者&校正の人って・・・)。
とりあえず、絵画教室の先生、すごすぎる!
“画家”と“イラストレーター”と“マンガ家”の違い。
勿論、一流の人は垣根を軽々と越えてしまうのだが・・・、最初はどこに軸足を置くかの選択が、難しい。
『ママはテンパリスト』でブレイクしてしまったことが屈辱、みたいな描写には「ストーリーマンガで勝負したい」という矜持がうかがえるのですが、“自分大好き”・“肥大した自意識”の持ち主は自分の身の回りの出来事をベースに描いた方がうける(売れる)傾向があるので・・・そのあたりの割り切り方は大変じゃないかな、と感じてみたり。
この続きが来月出るので、あまり待たなくてすんでラッキー!(2014年6月読了)。