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読割 50
紙の本
天国はまだ遠く (新潮文庫)
著者 瀬尾 まいこ (著)
仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦...
天国はまだ遠く (新潮文庫)
天国はまだ遠く
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商品説明
仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
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書店員レビュー
生きていると、心に...
ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店さん
生きていると、心に“染み”ができるときがありませんか?
なんでできないんだろうって自分に対して思ったり、
どうしてこうしてくれないんだろうって周りの人に感じたり…。
そんな時にいつも手に取って読んでしまう1冊です。
凝り固まった負の気持ちがほぐされてしまう、不思議な何かが詰まっています。
感じ方は人それぞれでも、この作品に救われる人って結構多いのではないでしょうか。
ビートルズのくだりでは何回読んでもひと笑いです。
文庫新書担当
紙の本
エッセイのような作品
2023/02/06 09:49
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者瀬尾まいこの初期の作品で、宮津市の中学校に臨時教師として赴任したときの体験がいくらか反映されている。作品の語り口や雰囲気がある意味私小説的であり、エッセイのような感じもする。代表作である『そして、バトンは渡された』あたりと比べると、かなり熱量やのめり込み方が少ない。 コミックではあるが、麻生みことの「海月と私」を思い起こさせられた。
紙の本
癒される〜
2022/11/19 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
田村のしゃべりの雰囲気が、あ〜、そういう感じの人、おるわ〜と。
なかなかこういう空気感の人はいないけど、貴重。
一度都会で働いてそれまりにやりがいを感じながらも、一人で田舎に戻って暮らすのって、どんな気分なんやろ。
そこを通り越したからこそ、千鶴のややこしさも、何も言わんと、いや、まぁ言うてるけど、受け入れられるんかなと。
無神経に言うてるようで、そうでもなく、かと言って計算して言うてるかと言えばそうでもなく。
自分の言いたいことを我慢するでもなく。
こういうの距離感って難しい。
でも、一緒にいてもらえるっていうだけで、随分と癒されることはある。
田村みたいに人と関われる人になりたい。
紙の本
天国は近くにあるのかも
2022/05/06 18:07
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投稿者:ゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
天国へはまだ遠く。
タイトルの意味深加減もそのままに
自殺未遂をはかり未遂に終わった若い女の子のお話
山奥での彼女の経験は今後の人生の糧になるのだろう。
日々の忙しさのなかで追われ追われ疲れはてる。
そんなときにこの作品を思い出して
自然の豊かさ
人間世界の小ささを思えば
自分の悩みも小さいとおもえる
そんな気付きを得る作品。
著者の作品のなかではいまひとつパンチが足りないが
その足りなさが故のほのぼのかんが楽しめれば
いい作品となる。
紙の本
負けないで
2021/12/09 07:56
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のこれからの人生が少しでもより良い方向へと向かっていく事を祈ってやみませんでした。どうか負けないで。
紙の本
映画を
2021/11/15 07:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
見る前に、読んでみた。しかし、実はまだ映画は見ていない。
加藤ローサさん、チュートリアルの徳井さんで映像化されたので、2人の声を想像して読んだけれど、次は映画を見てあらためて読んでみたい。
紙の本
天国
2019/11/28 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公に近い気持ちにはなったことがあります。こんな民宿が本当にあったらたどり着いてみたい。最後がちょっとあっさり。
紙の本
疲れた時に
2019/10/27 17:11
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
心が疲れた時に読むといいかなあ。
生きて生活するって、そもそもそれだけで疲れるものなんですけどね。
少しでも心が軽くなるかな。
紙の本
人生に疲れたら・・・
2019/09/13 10:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日頃の生活、仕事、人間関係。人生はつらいことばかり。そんな主人公が山奥の民宿で自殺を図るが見事に失敗。その失敗から山奥の民宿に居つくことになり自然や環境、周囲に人々の優しさから自分をあらためて見つめなおしていく。天国はまだまだ遠く、あらたな旅立ちへと導いていく成長の物語で日頃の自分と置き換えて考えるのもいい小説。
電子書籍
よく吐いてます。
2019/08/22 12:30
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投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自殺を決意して、遠くの土地に旅に出るけど出来ず、新たな一歩を踏み出すまでの、物語。何故か、主人公は、よく吐いてます。
自然の中で暮らすのは、良いけどそれだけじゃ満足は、出来ない。
自分じゃ、繊細と思っていても、他人からみたら、違っていたり。
わりと、人間って矛盾だらけで、わがままで、それでいいんだなぁと、思える本でした。主人公の今後が気になりました。
紙の本
存在しない続編では、二人が結ばれていることを祈ります
2019/05/02 23:02
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『そして、バトンは渡された』で2018年の本屋大賞を受賞した作者の2004年の作品、自殺をしようと決意した女性が京都の北へ北へ、辺鄙な村の民宿で睡眠薬を飲んで自殺を図るが失敗する。民宿の主人、大雑把だけどやさしい田村とのふれあいから立ち直っていく、でもだんだんと自分の居場所はここにはないと感じ始める。そして、最後は都会に帰ることを決心する。でも、どうして都会に帰ってしまう必要があるの、田村と一緒になればいいじゃないか、自分でも「あと1か月だけでのここで暮らしたら、私はもっと確実に田村さんのことが好きになったはず」と思っているのに。都会に帰ってもいいことなんて待ってないかも知れないのに。私は二人が結ばれる日が来ることを願う
電子書籍
優しい心になれる
2017/11/27 19:43
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
自然の中の入ると人間は、本当に素になるんですね。サクッと読めました。気持ちが、ほっとする作品でした。
紙の本
優しい
2017/10/19 21:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだ瀬尾まいこさんの本。穏やかな場所で穏やかな時間を過ごせた彼女は幸せだなぁと思いました。とても優しい作品でした。
紙の本
つまづいたときに出会います
2017/04/08 11:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前仕事につまづいていた時に出会った本です。最近またつまづいてしまい、手に取りました。
この本でゆっくりと流れる時間が好きです。瀬尾まいこさんの作品は好きでいろいろ読みましたが、この本が一番好きです。
紙の本
さわやか
2013/09/09 17:52
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投稿者:にゃころ - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りを気にして前に進みだせない主人公が以前の自分と重なったような気がして手に取りました。
巧妙な文章ではなく、主人公の気持ちと周りの環境をシンプルに描いた非常に読みやすい作品でした。
読後は背表紙にも書いてあったように、さわやかな印象をうけます。
☆3つにしたのは、自分にとっては少しサッパリした感じで、
思ったよりも軽い読みごたえだったからです。
でも、主人公と田村さんの関係はとてもいいなぁと思いました。
そして、この作品はフィクションですが、創られた印象を受けず、
自然な人間の描き方をしていたので、現実味がありました。
その自然な感じが好きです。
紙の本
生活を捨てて見えてきたもの。
2013/01/13 18:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:結子*uco* - この投稿者のレビュー一覧を見る
「卵の緒」を読んで以来、瀬尾まいこさんのファンになってしまった私。
「天国はまだ遠く」も読みました。
映画も鑑賞しました。
主人公の千鶴を加藤ローサさんが、
千鶴が自殺するため北へ奥へと辿り着いた先にあった「民宿たむら」の主人を
チュートリアルの徳井さんが演じています。
何がいいって、徳井さんがたむらさんを演じていること!
むちゃくちゃハマってます。
原作を読んでいたとき、たむらさんの独特のしゃべり方が気になって
「誰かこの役にピッタリの方言使う人いたよな。誰だっけ?」と思い
「天国はまだ遠く」で検索をかけたら映画化されることがわかって。
それでキャスティングを見たとき
「あっ!!徳井さんだ!そうだそうだ、徳井さんのしゃべり方だったんだ!!」
って腑に落ちて。
原作を読み返したら、もぅたむらさんのシーンは徳井さんの声しか聞こえてこないです。
田村さんと過ごす毎日で気づくこと、初めて知ったこと、癒される風景
その中で主人公の心の中で答えが見つかります。
とても素敵な作品でした。