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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/04/09
  • 出版社: 毎日新聞出版
  • サイズ:20cm/406p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-620-10819-3

紙の本

マチネの終わりに

著者 平野 啓一郎 (著)

【渡辺淳一文学賞(第2回)】深く愛し合いながら一緒になることが許されなかった蒔野聡史と小峰洋子。2人はなぜ別れなければならなかったのか。そして、再び巡り逢えるのか。恋の仕...

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マチネの終わりに

税込 1,870 17pt

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商品説明

【渡辺淳一文学賞(第2回)】深く愛し合いながら一緒になることが許されなかった蒔野聡史と小峰洋子。2人はなぜ別れなければならなかったのか。そして、再び巡り逢えるのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。『毎日新聞』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

平野 啓一郎

略歴
〈平野啓一郎〉1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒。「日蝕」で芥川賞、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「ドーン」でドゥマゴ文学賞を受賞。

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書店員レビュー

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年5月号より

書標(ほんのしるべ)さん

お恥ずかしい話なのだが、実は私、芥川賞受賞作『日蝕』はおろか、その他の作品も難解なため、何度となく挫折した。でも本作は、気が付けば最後のページ。良い小説に出会えた喜びに、思わずありがとうー!と本を握りしめた。
恋愛小説と聞いていたが、それだけじゃない、もっと深い人生ドラマを感じた。
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいもの」
この文章を読んだ時、思わずハッとした。他にも何度ハッとしたことか。あとはクラシックに精通していれば、もっと楽しめるのかも?

みんなのレビュー551件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

運命に翻弄される大人の男女の恋愛小説。ノンフィクションか小説か?

2019/04/09 16:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:juzen - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある種もどかしい不惑の歳の大人による恋愛小説。東京、パリ、バグダッド、ニューヨークにまたがる演奏家とジャーナリストが織りなす心の内面が丁寧に描かれています。運命の織りなす糸に操られ、流されていく状況が映像を見るように綴られています。イラク戦争という時代背景も踏まえながら別々の結婚と離婚に至ります。私たちは今まで「過去は変えられないが未来は変えられる」と教えられてきましたが主人公がかつて言った「過去は変えられる」という言葉がヒロインの心の奥に最後まで沈殿し続けていたのがこの小説の一つのテーマだったのかと思いました。運命に翻弄されながら、二人が出逢ってから5年後の再会が、まさに演奏会の「マチネの終わりに」実現したとき、それまで小説全編に流れていた数多(あまた)のクラッシックの名曲が一瞬無音になり、今終わったばかりのニューヨークのコンサート会場の外庭にたたずむ2人のツーショットが映画のストップモーションのように私には見えました。実に切なく、またしみじみとした恋愛小説です。

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紙の本

単なる大人の恋ではない。

2017/01/23 00:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Toshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去は変えられるってどういう意味だろうかということが、読了すれば腑に落ちてくるでしょう。
賢い二人故にお互いを気遣い意図しない方に進んでいく。しかし、このままは終わらない。音楽のみならず、歴史的な内容もあり飽きさせない小説です。

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紙の本

音楽が聴こえる。

2016/05/08 01:14

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TNKKRN - この投稿者のレビュー一覧を見る

蒔野が奏でるクラシックギターはもとより、洋子が暮らすパリや、蒔野の日常がある東京、バグダッドでの凄惨な風景、果てはセントラルパークを彩る木々。そのすべてから音楽が聴こえる。それは時に情熱に満ち、瀟洒な響きを持ち、騒音や雑踏を交じえ、惨たらしく、しかしほんの僅かな希望を携え、僕らの前に提示される物語。
これは本当に物語なのだろうか。
僕には平野氏が奏でるオルタナティブな音符の羅列のように感じられた。

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紙の本

運命とは

2016/11/08 00:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うなぎいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人の恋愛
久々にいい本に出会えました!

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紙の本

究極のすれ違い愛の傑作

2016/08/15 11:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は、自分の欲望のためならなんでもやれてしまうのだなあとつくづくのこの作品で感じた。早苗のあの行為は信じられないと思うと同時にこの作品の本を叩き付けたい衝動にかられるほどの内容だった。
このすれ違いの愛の物語と同時に蒔野と洋子の真実の愛は、見事に一つの小説から昇華して真の人間の愛になった。こんなに読んでいてはらはらどきどきした恋愛小説は久しぶりだ。

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紙の本

文化を創るのも人間。 戦争を起こすのも人間。 人生の目的とは。 人間の幸福とは。 聡史と洋子と、二人の大切な人々が、運命に翻弄されながらも、それに抗いながら生きていく。幾重にも壮大なテーマが綴られる。

2023/07/03 13:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

本には出会いというものがある。
読みたくても手に取らなかった本に、些細なきっかけで出会えることがある。

大田区民ホールアプリコで行われる「本と音楽の素敵な出会い」のポスターを図書館で見た。

「マチネの終わりに」をテーマに、作者の平野啓一郎とギタリストの大萩康司のイベントが開かれるという。

早速チケットを申し込み、少し早い夏季休暇を取得。

そしてその予習として、AmazonAudibleで聞く読書。
YouTubeで楽曲を聞いた。

ギタリストの蒔野聡史は、通信社のジャーナリストの小峰洋子と恋に落ちる。

だが、洋子には婚約者がいた。

子どもの頃から天才の名をほしいままにしてきた蒔野。

映画監督イェルコ・ソリッチと長崎出身の母の間に生まれた洋子。

洋子は、バグダッドでの取材中に爆弾テロに巻き込まれる。

この事故をきっかけに、二人の関係は、友情を越えたものになっていく。

文化と芸術。

戦争と平和。

資本主義とヒューマニズム。

多彩な登場人物を、ナレーターの声優 羽飼まりが語り分けて、物語を彩っていく。

文化を創るのも人間。
戦争を起こすのも人間。

人生の目的とは。
人間の幸福とは。

聡史と洋子と、二人の大切な人々が、運命に翻弄されながらも、それに抗いながら生きていく。 

幾重にも壮大なテーマが綴られる大作。

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紙の本

幅の広い美しさ

2019/10/16 10:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:1ベクトル - この投稿者のレビュー一覧を見る

「日蝕」で芥川賞、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「ドーン」でドゥマゴ文学賞、「ある男」で読売文学賞、そしてこの作品=「マチネの終わりに」で渡辺淳一文学賞。同じ一人の作家の受賞歴とは思えず、意外にも三島由紀夫賞を受賞されていないのは、彼への敬意なのかも知れません。

「マチネ」という言葉に出会うたび、この作品のことを、蒔野聡史と小峰洋子のことを現代の神話として、美しさと共に思い出すことになりそうです。

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紙の本

大人の恋物語

2018/06/13 11:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人の恋物語でした。物語が動き出すまで時間がかかったので、途中で読むのをやめようかと思いましたが、やめなくてよかったです。

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紙の本

惹かれあうたましい

2016/11/28 06:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こけさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

相手のことをこんなに緻密に考えられる二人は、たとえどんな終わりを迎えたとしても幸せだったといえるのではないかと思った。互いに想いあっていながらそれを成就させることなく終わらせるという途上の恋になすことがなかったという甘さはいつまでも残る。

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紙の本

すれ違い。

2016/11/26 11:38

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

悪意によって、人の人生がこうも変わってしまうなんて。他人の人生をこうも身勝手に変えてしまうなんて。恐ろしい。

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紙の本

素敵なストーリー

2017/07/29 01:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のれんのれん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公のような素敵な出逢いがしたいなと思いました。
苦しいことが数々起こりますが、出逢ったときの熱い気持ちはずっと持ち続けられる、そう思えるお話でした。
登場人物それぞれの人生やその時その場面で抱く感情・思い。
それをなぞりながら読み進めていける作品です。

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紙の本

ふたりが織り成すもの

2020/08/05 13:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

クラシックギターの奏者と、ジャーナリストとのつかの間の逢瀬が美しいです。異国の戦争から身近な震災まで、社会的な背景も取り込まれていました。

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紙の本

俗っぽい舞台だからこそ純愛の色が映えるのです。

2017/12/27 09:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

マチネとは午後の演奏会という意味です。
読後、リンドバーグ夫人著の「海からの贈り物」の中の一文を
思い出しました。

四十から五十にかけての時代は第二の開花であり、
第二の青春でさえあるという文章です。
それは人生の午後の始まりであり、仕事本位の生き方から、
それまで考えてみる暇もなかった知的な、また、精神的な
活動に時間をさいて過ごすことができるようになると。

主人公は蒔野聡史、三十八才です。
著名なクラシック・ギタリストで当たりが柔らかくて人を
惹きつけるのに、ギター一辺倒の独身です。
結婚はしないとのと聞かれたら、いまは音楽が大事ですからと
本気で言っちゃうような人です。

ある時レコード会社の担当者が、コンサートの終わりに
楽屋を訪ねてきました。隣には目を惹く女性がいました。
実は蒔野は、演奏中からその人の存在に気がついていました。
一階の招待席に座るその人はいったい何者なのかと
気になっていたのです。

蒔野のはやる気持ちが手に取るように分かります。
髪の流れ方を見て、鼻筋を見て、眉を、そして二分ほど
開き残したかのような大きな瞳を。
一目ぼれです。
身もふたもない言い方ですが。

初対面でどんだけ観察しているんだとつっこみたくなります。
小峰洋子という名前ですが、しかしその人にはアメリカ人の
婚約者がいるのでした。

こんな出会いですから、二人の間は二転三転し、
それどころか四転五転と翻弄されていくのです。
人生の後半に訪れる夢物語で、二人の身にふりかかる
困難が安直だからこそ、育まれる純愛が際だってくるのです。

毎日新聞で連載されていた小説です。
読者の年齢層や嗜好が意識された感があります。
困難に直面した時の心理描写が微に入り細に入り
描かれていますので、濃いめの味付けの小説と思います。
ドラマ化される可能性を感じますし、ヒットの予感もあります。

シンプルな純愛小説です。
ラストの余韻もいいですし、万人受けする一冊だと思います。

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紙の本

感動

2016/12/28 11:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山羊。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の主題みたいなものはありがちですが、 なぜかそうとは感じさせない、ストーリーが素晴らしいと思います。長い小説ですが、飽きずに読み通す事ができます。あと、装丁も綺麗で本棚にしまっても、映えます。大人が読みたい小説です。

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紙の本

平野さんの思想が詰め込まれた一冊。

2016/08/12 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前平野さんの講演を聞いたことがあるが、その際話していたことが小説内の登場人物にも反映されていて、そういった意味では平野さんは素直な人物なんだと思った。
異常なひねくれをさせず、あくまでも現実に近い人物描写が上手い。途中の展開はベタだが、それをどう進行していくかはやはり作者の手腕による。良かった。

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