紙の本
日本が売られる (幻冬舎新書)
著者 堤 未果 (著)
水や米、森や農地、食の安全、個人情報…。日本が誇る貴重な資産を米国や中国、EUなどのハゲタカどもが買い漁っている! マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の...
日本が売られる (幻冬舎新書)
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商品説明
水や米、森や農地、食の安全、個人情報…。日本が誇る貴重な資産を米国や中国、EUなどのハゲタカどもが買い漁っている! マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の国際ジャーナリストが暴き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
水と安全はタダ同然、医療と介護は世界トップ。そんな日本に今、とんでもない魔の手が伸びているのを知っているだろうか? 法律が次々と変えられ、米国や中国、EUなどのハゲタカどもが、我々の資産を買いあさっている。水や米、海や森や農地、国民皆保険に公教育に食の安全に個人情報など、日本が誇る貴重な資産に値札がつけられ、叩き売りされているのだ。マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な現場取材と膨大な資料をもとに暴き出す!【本の内容】
著者紹介
堤 未果
- 略歴
- 〈堤未果〉東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号。国際ジャーナリスト。「ルポ貧困大国アメリカ」(3部作)で中央公論新書大賞、日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
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紙の本
すべての国民に知らせなければならない内容。今、すぐの必読書
2018/10/20 07:21
19人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「貧困大国アメリカ」シリーズがベストセラーになった堤氏の今回の視点は、私たちの暮らす日本に向けられている。
アメリカでは、保育も介護も学校も病院も全部贅沢品。ニューヨークでのインタビューでジェラルドは「売国政府が、俺たち国民の生活に値札をつけて、ウォール街と企業に売りまくっているから」だと言う。
日本でもニュースでは報道されないが、大切なものが次々に売られているという。それは、水・土・種・森・海など国土の基本的なものから、生活に必要な機能の労働・仕事・学校・医療・介護も、そして、ギャンブルで直接金まで吸い上げられようとしている。その驚愕の実態が、政府によって行われているのだ。
国が行う「規制」は、国民生活を規制するものではない。国民のために暴利をむさぼるものへの規制だ。「規制改革」が国民にとって「良いこと」だと思ったらとんでもないことになる。「愛国心」を国民に説く安倍首相こそグローバル企業のやりたい放題に国の大切なものをたたき売りしている「売国奴」だ。
「グローバル化」が世界的視野でと、やはり「良いこと」だと思っていたら、外国企業に、いつの間にか日本の暮らしや命の重みまで乗っ取られることになりかねない。
グローバル化の中で、売られたものを取り返す各国の活動家達の戦いも巻末に紹介されている。
ニュースではほとんど流されないからこそ、「日本が売られようとしている、売られている」実態を本書で多くの人に知ってもらいたい。今すぐの、必読書。
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「今だけカネだけ自分だけ」に支配される「報道しない自由」とは?
2018/11/21 11:30
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「今だけカネだけ自分だけ」が優先される日本の危うさ!
日本国の資産である(土地、水、食の安全、・・・など)が、
すべてがビジネスライクの投資家、企業に国境を越えた「商品」として、処理される。
「今だけカネだけ自分だけ」の浅はかな政策と
外資に株を買い占められたマスコミの「報道しない」忖度が、日本中を席捲。
心ある政治家・公僕、報道・ジャーナリストよ! 出でよ!
ボーとしないで、ちゃんと目を開け読者よ!
紙の本
『日本が売られる』
2018/11/19 20:07
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
たとえば
・水が売られる
・土が売られる
・タネが売られる
・ミツバチの命が売られる
・食の選択肢が売られる
・牛乳が売られる
・農地が売られる
・森が売られる
・築地が売られる
第1章「日本人の資産が売られる」のどれか一節を読むだけで戦慄が走る
そして
・労働者が売られる
・日本人の仕事が売られる
・ブラック企業対策が売られる
・ギャンブルが売られる
・学校が売られる
・医療が売られる
・老後が売られる
・個人情報が売られる
第2章「日本人の未来が売られる」に記された衝撃の事実に愕然とする
民間商品だけでなく公共財産という貴重な日本の資産を食い尽くそうと触手を伸ばす多国籍企業群と、“規制緩和”の名のもとにそれを後押しする政府
大きなニュースに隠れて着々と進行する《今だけカネだけ自分だけ》の社会に気鋭の国際ジャーナリストが警鐘を鳴らす
第3章に示される反撃の戦略には一筋の光が見えてはいるが...
この本を幻冬舎が出したことが興味深い
紙の本
日本を売らせないために
2019/03/08 15:39
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何故だろうかと疑問に思うのは、日本を売っている旗振り役が「規制改革推進会議」のメンバーであり、これをやらせている「政府」であるということである。筆者の表現を借りれば「今だけカネだけ自分だけ」というところに思考停止している人々が、日本という国の、社会の在り方の方針を、牛耳っている。彼らが愚かであると、一方的に言うことができないのは、これが思想信条の違いであるからだ。格差を当然と容認して自由競争の勝者を目指す人々。かたや、分かち合い共生する社会を目指す人々。残念ながら現在は、前者が国の政策を牛耳っているというに過ぎない。諦めてはいけない、諦めたら終わりだ。本書の第3章に、希望を見いだす。
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政治家全員に読んでほしい
2018/12/04 22:56
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チュートリアル - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビや新聞しか読まない人には決して知り得ない真実がこの本を読むとわかります。
中でも食の安全を担保する種子法の廃止が私たちの知らない間に決まっていたというのは驚きです。
今までグローバル化という言葉をポジティブに捉えていましたが、それは国民の奴隷化を招く危険な道。
まずは多くの人がこの本に書かれているような情報を知って立ち上がり、政治家を動かしていかないといけない。
紙の本
日本がやばい
2019/01/16 14:37
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mono - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで、今の現状で怒っている日本社会についてますます生きにくい世の中になっていっていると実感しました。
もう日本の報道番組は信用できない、最近多い日本の文化の自画自賛番組も信用できません。
外国人労働者の問題もきちんとヨーロッパの事例などをわかっているのでしょうか?このしわ寄せが、本当に将来自分の未来や、未来の子供達にやってくると思うとゾッとします。
個人的に一つの事柄について、表面的なことしか書いていなかったので、日本の劣悪化する労働環境問題とかについては、もっと詳細に深掘りしたものを読みたかったです。
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外国はすでに売られている
2019/08/10 19:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
シンプルなタイトルですが、「日本の資源や資産が、日本政府によって、海外の企業に売られる」という意味だと思います。
本書では、世界各地で実際に「企業に売られた」事例が多く紹介されています。日本でも民営化によって企業が参入できるように規制を緩和する動きが多いですが、外国の事例に学ぶべきだと思います。
民間企業は悪意がなくても採算が取れなければ撤退します。住民の安全を守るための(そもそも利益目的ではない)事業は公営でなければならないことを、強く認識させられました。
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力作
2019/03/11 07:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか情報ソースを持たない一般市民にとってこういう情報はありがたい。特に新自由主義下ではどうにか投票行動で審判を下したいものです。
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考えさせられる
2018/12/28 13:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とむとむパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが衝撃的だったので、購入して読んだ。
言っていることはこの国のあり方を問うており、国民の一人として頭を整理するには良い本だと思う。たとえば、コンセションについても、最近の不祥事等を見ていると、民営化、競争が万能ではないように思う。
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マスコミが報道しない隠された真実を暴きます!
2018/12/14 19:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、マスコミも報道しない隠された「日本たたき売り」の真実に迫った書です。日本は、安全で公的な福祉もある程度充実しています。国民の資産もかなりあります。こうした日本が、今、世界から注目され、買い漁られようとしているのです。このまま放っておくと大変なことになります。同書はこうした今、私たちが知らない、しかし確実に迫っている真実を知らしめてくれる貴重な書です。
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本当に国を守れるのは誰なのか
2022/08/31 21:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モリンガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が国では、私たちの知らないところで、国民を裏切るような重大な決定が次々となされているという現状を知り、目が覚めた思いである。もっと多くの人がこの本を読んで、現実を知るべきだ。
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子供たちにも読ませました
2019/04/26 10:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海賊翁 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく見ていることが 実は大変なことの前触れなのかも と怖くなります。将来がある子供たちにも読ませておきたい本です。
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日本の危機
2023/10/14 10:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の将来について、分かりやすく解説されていてよかったです。いろいろな分野で、危機が迫っていることに、気づかされました。
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リメンバーバブル期
2018/12/30 19:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
バブル期は企業も個人も、海外の土地、建物、美術品、ブランド品などあらゆるものを買いあさった。あの頃は日本も経済的に他国より優位にあった。残念ながら今は逆転。買われていくものを買い戻す金もないし、水道「民営化」とか外資に食い物にされるIRとか、国までもが日本売りに加担しているように思えてならない。経済的に優位にないことを国民も肝に銘じて、行動しなければならないと実感。インバウンド需要だって、相対的にアジア諸国の経済水準が上がって、日本に来られるだけの収入が得られるようになった証。変われないためには我々が資産として保有しないと。
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面白くない
2019/01/15 19:15
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むのがしんどくなり、途中でやめました。
否定一点張りやからかもしれません。
しんぶん赤旗や共産党議員を持ち出して、築地移転やIR法批判している時点で内容の信憑性を疑いました。
必要以上に煽っている感じもします。
売れているということは、重要な指摘なのかもしれませんが、自分にはあわない内容でした。