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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/24
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/476p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391441-1
紙の本
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか
著者 鈴木 忠平 (著)
【ミズノスポーツライター賞最優秀賞(2021年度)】【大宅壮一ノンフィクション賞(第53回)】【講談社本田靖春ノンフィクション賞(第44回)】【新潮ドキュメント賞(第21...
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか
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商品説明
【ミズノスポーツライター賞最優秀賞(2021年度)】【大宅壮一ノンフィクション賞(第53回)】【講談社本田靖春ノンフィクション賞(第44回)】【新潮ドキュメント賞(第21回)】中日監督時代の8年間、落合博満は勝ち続けながらもなぜ嫌われたのか。異端の将の影響で人生を激変させた12人の男たちの目を通して綴られる、落合博満の実像と中日ドラゴンズ変貌の記録。『週刊文春』連載に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。
中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、異端の名将の実像に迫る。
「週刊文春」連載時より大反響の傑作ノンフィクション、遂に書籍化!【商品解説】
著者紹介
鈴木 忠平
- 略歴
- 〈鈴木忠平〉1977年千葉県生まれ。日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年間経験。独立後、Number編集部を経てフリーで活動。著書に「清原和博への告白」がある。
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紙の本
中日
2024/03/02 18:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうやったら勝利することが出来るのかをしっかりと考えられているので、天才なんだなというのが、よくわかりました。
電子書籍
中日
2024/01/26 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌われた監督といイメージはあまりなかったんですが中日の監督としての活躍を、改めて読めて、よかったです。
紙の本
落合監督の実像に迫るノンフィクションの名作!
2023/12/06 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
現役時代から圧倒的な実績と独特のコメントで注目された落合氏。本書は落合氏がドラゴンズの監督を務めていた8年間を選手やスタッフの目を通して描くノンフィクションです。
各章が1名の人物と落合氏との関わりを深堀して、落合氏の人物像に迫ります。
2軍暮らしだった川崎憲治郎氏に開幕投手を告げた際「他の誰にも言うな」と念押ししたのは、情報漏洩させるスタッフをあぶりだす伏線だったと判明する本書第1章。
不動のレギュラー立浪和義氏の守備の衰えを、いち早く察知した落合氏がしかけたポジション争い。森野将彦氏が立浪氏へサードのポジション争いに名を上げる決断を森野氏自らが下すきっかけとなった過酷なノックのシーンが印象的な第2章。
2007年の日本シリーズで完全試合まであと1イニングだった山井氏から岩瀬氏へのピッチャー交代劇の舞台裏をブルペンにいた中継ぎ投手の視点から追う第5章
FA移籍してきた和田浩一氏が落合氏から「お前は(ポジション)競争させない」と言われた真意を汲んだ時、「楽園などではない逃げ場のない地獄」と感じたという第8章。
上記以外のどの章を取り上げても、まったく遜色のない深く取材された濃密なノンフィクションです。
監督としての実績は誰も文句がつけようがない(8年間すべてAクラス、リーグ優勝4回、日本一1回)のに、野村監督や星野監督のように人気がないのは、落合氏が”勝つこと”だけに徹して、それにプラスにならないリップサービスとか、情に訴えるような采配を全くしなかったことに起因するのでしょうが、なぜそのような行動を一貫して執り続けたのかが本書では詳しく描かれています。プロ野球球団ですから”勝つ”事が優先されるのはもちろんですし、それを公言して憚らない落合氏は行動と実績で「勝てばいいんでしょ。プロなんだから」と正論を突き付けているように感じます。「魅せるのがプロ」という考え方もあるでしょうし、「魅せて勝つのがプロ」という考え方もあるでしょう。ただ勝利をどん欲に追求する落合氏の姿勢が、あまりに正論だからこそ、支持する人が少なかったり、敵をつくってしまうのかもしれません。でもこの本を読んでみると、マスコミが”オレ流”ななどと軽く呼んでいたのとは全く異なる、恐ろしいほどの観察眼と、理詰めの行動に驚かされました。単行本で500ページに迫る大作ですが、すごく引き込まれました。
紙の本
不思議な人の魅力
2023/02/26 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毀誉褒貶の激しい、、、、というイメージの落合氏に迫る本。
なかなか本人が語らないので、真意に迫るには難しいと思うが、それでもかなり納得できる内容。
チームのためではない、自分のために野球をする、そんな「組織に背を向ける」やり方で日本一を勝ち取るのはなぜなのか。
組織と個のせめぎあいはどこにでもある。
だからこそ、野球を知らなくても魅力的に映るのかもしれない。
紙の本
プロだけど嫌われるな
2022/09/10 11:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
選手やスカウトなどいろんな視点から見た落合像。帯の通り、なぜ嫌われたのか、なぜ俯いて歩くのか、もう夢中!私は阪神ファンですが、落合のバッティングとなによりもあの相手が嫌がる采配、そして時に人を突き放したような言動は、決して嫌いではなく、その言葉一つひとつに思いやりを感じるというイメージでした。読んで思ったのは、とにかく説明をしない。プロなんだから自分で考えろということ。そして全ては契約。優勝することが契約内容なら、今使える選手を取る。これぞプロと思える人物像でした。でも、まあこんな人はやっぱり嫌われるな。
電子書籍
プロとは何か。 勝つために、勝ち続けるために、何をするのか、しないのか。 ヒリヒリするような勝負の現場の空気が、心の奥底まで響いてくる渾身のノンフィクション。
2022/08/19 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
輝かしい現役時代の栄光と実績を引っ提げて、2004年シーズンから2011年まで8年間、中日ドラゴンズ監督を務めた落合博満。
日本一1回。
リーグ優勝4回。
8シーズンすべてで3位以上のAクラス入り。
圧倒的な実績を残しながら、2011年シーズン途中に契約解除が発表された。
筆者は日刊スポーツの記者として、自信の持てなかった駆け出しの頃から、その8年間に密着していった。
なぜ、フリーエージェントで移籍後、怪我のため3年間登板できなかった川崎憲次郎を開幕投手に抜擢したのか。
そして、それを試合直前まで川崎本人以外に誰も伝えなかったのか。
実績のなかった森野将彦に、ぶっ倒れるまでノックを続けたのか。
そして、あえてチームの看板選手である立浪和義と競わせたのか。
「チームのことなんて考えなくてもいい。自分の成績だけを上げることだけを考えろ」
なぜ、和田一浩はこの言葉に心の底から納得することができたのか。
「落合に任せておけば、大丈夫です」
球団の取締役編成担当である井出峻(いでたかし)は、定例役員でこう言い続けることができたのか。
プロとは何か。
勝つために、勝ち続けるために、何をするのか、しないのか。
ヒリヒリするような勝負の現場の空気が、心の奥底まで響いてくる渾身のノンフィクション。
紙の本
変わらない事の厳しさ
2022/08/08 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
落合監督の中日時代の8年間常に落合の言動を聞き、考え続けていた著者鈴木忠平の一冊。
自らの言葉で、そして選手たち、球団関係者を丁寧に取材し語られた言葉を一冊にしている。
大変読み応えがあり、面白く読める。
著者がスポーツ新聞記者としては、誰かの伝書鳩にしか過ぎなかった時代から、落合を追いかけ、言動を漏らすことなく聞き考え、成長した記録でもある。
個人的には森野将彦、和田一浩、荒木雅博の章が好きだ。
電子書籍
買ってよかった
2022/03/31 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みの - この投稿者のレビュー一覧を見る
8年間の1年ごとにトピックとなる選手やスカウトなどドラゴンズ関係者1人に焦点を当てつつその時の落合の姿を描き出している。
副題に「落合博満は中日をどう変えたのか」とあることからも『嫌われた監督』が落合のことを指しているのははっきりとわかるが、表紙をみると黒い地に大きく「嫌われた監督」とあり、その真ん中にドラゴンズ監督当時の落合の顔写真があるのだから、落合の監督時代のドロドロとした話が書かれているのだろうと思ってしまう。
読み終えると落合のどこが嫌われたと言えるのか考えさせられてしまった。最後のあたりで曖昧な(というように読めてしまった)書き方であるが、嫌っていたのは選手でもなくファンでもなく、もっと違う関係者たちだったように思えてしまった。著者は、ドラゴンズと関係が深くはないスポーツ新聞の記者だったそうなので、そのあたりまで突っ込んで書いてもらうと「嫌われた監督」のどこが嫌われていたのかもっと良くわかったのではないかと思う。
電子書籍
いろいろな意味でとっても面白い落合監督時代の中日ドラゴンズの話
2022/03/27 18:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロ野球チーム・中日ドラゴンズの監督を2004年から2011年までの約8年間務めた落合博満とその当時のドラゴンズの選手らの姿を追ったノンフィクション。8年間の1年ごとにトピックとなる選手やスカウトなどドラゴンズ関係者1人に焦点を当てつつ、その時の落合の姿を描き出している。そこから、落合ドラゴンズがどのようなチームだったのか、落合の監督としての有り様ひいては野球人としての有り様が浮かび上がってきて、プロの野球選手とはどうあるべきか、プロ野球とは何を目指しているのか、といったことまで考えさせられたように思う。
それにしても、なかなかインパクトのあるタイトルであり、表紙装丁だ。
副題に「落合博満は中日をどう変えたのか」とあることからも『嫌われた監督』が落合のことを指しているのははっきりとわかるが、表紙をみると黒い地に大きく「嫌われた監督」とあり、その真ん中にドラゴンズ監督当時の落合の顔写真があるのだから、落合の監督時代のドロドロとした話が書かれているのだろうと思ってしまう。私は電子書籍で購入したので表紙のインパクトだけを感じたが、紙の本でリアル書店にこれが平積みになっていたり、表紙を立てて棚に何冊も並んでいたらとてもインパクトがあるだろう。
だが、外見のインパクトに比べると内容は比較的淡々と進んでいくように思えた。過剰に熱くもなく、過剰に冷めた感じもなく、落合ドラゴンズの1年1年が語られてゆき、その時々のある種象徴的な選手たちの言動や落合自身の言動が並べられていく中で、プロフェッショナルな野球選手とはどんな者なのかというのが浮かび上がってくるように思えた。
なので、読み終えると落合のどこが嫌われたと言えるのか考えさせられてしまった。最後のあたりで曖昧な(というように読めてしまった)書き方であるが、嫌っていたのは選手でもなくファンでもなく、もっと違う関係者たちだったように思えてしまった。著者は、ドラゴンズと関係が深くはないスポーツ新聞の記者だったそうなので、そのあたりまで突っ込んで書いてもらうと「嫌われた監督」のどこが嫌われていたのかもっと良くわかったのではないかと思う。
個人的には中日ドラゴンズの地元に住んでいるがとても熱心なドラゴンズ・ファンとは言いにくいのだが、落合が監督をしていた頃はとても面白く試合を見ていた。地元球団だからというのはもちろんあるけれど、やっぱり試合に勝つ強いドラゴンズを見たかったのだ。子どもの頃のドラゴンズは日本一はおろかリーグ優勝からも遠ざかっていたのが何年も続いていたし、星野仙一が監督していた頃に少し強いドラゴンズも見せてもらったけれど、何と言っても落合が監督していた時は強かったし、その後はまた低迷しているように見えるのだから、落合ドラゴンズはやはり頭抜けていたと思う。
なんてことをあれこれ思いながら、ついつい入り込んで読んでしまった1冊だった。
電子書籍
素晴らしい
2022/03/17 18:29
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もり - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。
この一節に集約されるこの物語は、ひとりの偉人のマインドセットを示している。かっこいいと言うのは少し違うかもしれないが、少なくとも偉大である。とても素晴らしい。一読をおすすめする。
紙の本
山井は続投すべきだった
2022/03/02 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり日本シリーズでの完全試合を目前にした山井の降板は今でもひっかかる。何が山井が監督やコーチに忖度して自ら降板を申し出たとしか思えない。私は正直言って、落合さんが嫌いだ
紙の本
監督
2022/03/01 07:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中日ドラゴンズの監督であった落合博満さんの本だということで、早く読んでみたいと思っていました。監督という立場から選手一人ひとりをどういう風にに思っていたのかが分かり、おもしろかったです。
紙の本
面白いと思います
2022/02/20 21:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:直美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報をあまり開示しないしファンに媚びるような様子もないせいか、当時の地元の報道では、アンチ的な報道が多くて評価の材料となるような報道がなかったため、読んていて面白かった。
紙の本
久しぶりに感動した
2022/02/05 21:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに感動した。落合さんはずっと好きだったし気になる方でした。読んで良かった。プロとはこういうことを言うんだな、天才は生きづらい。
紙の本
プロとは何か。 勝つために、勝ち続けるために、何をするのか、しないのか。 ヒリヒリするような勝負の現場の空気が、心の奥底まで響いてくる渾身のノンフィクション。
2022/01/22 07:35
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
輝かしい現役時代の栄光と実績を引っ提げて、2004年シーズンから2011年まで8年間、中日ドラゴンズ監督を務めた落合博満。
日本一1回。
リーグ優勝4回。
8シーズンすべてで3位以上のAクラス入り。
圧倒的な実績を残しながら、2011年シーズン途中に契約解除が発表された。
筆者は日刊スポーツの記者として、自信の持てなかった駆け出しの頃から、その8年間に密着していった。
なぜ、フリーエージェントで移籍後、怪我のため3年間登板できなかった川崎憲次郎を開幕投手に抜擢したのか。
そして、それを試合直前まで川崎本人以外に誰も伝えなかったのか。
実績のなかった森野将彦に、ぶっ倒れるまでノックを続けたのか。
そして、あえてチームの看板選手である立浪和義と競わせたのか。
「チームのことなんて考えなくてもいい。自分の成績だけを上げることだけを考えろ」
なぜ、和田一浩はこの言葉に心の底から納得することができたのか。
「落合に任せておけば、大丈夫です」
球団の取締役編成担当である井出峻(いでたかし)は、定例役員でこう言い続けることができたのか。
プロとは何か。
勝つために、勝ち続けるために、何をするのか、しないのか。
ヒリヒリするような勝負の現場の空気が、心の奥底まで響いてくる渾身のノンフィクション。