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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/06/24
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/633p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771801-0

紙の本

地図と拳

著者 小川 哲 (著)

【第 168 回直木賞受賞作】【第 13 回山田風太郎賞受賞作】「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄...

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地図と拳

税込 2,420 22pt

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商品説明

【第 168 回直木賞受賞作】
【第 13 回山田風太郎賞受賞作】

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野......。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第 2 次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本 SF 界の新星が放つ、歴史×空想小説。
【本の内容】

著者紹介

小川 哲

略歴
小川哲(おがわ・さとし)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。

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みんなのレビュー260件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

国家とは何か、を問う1冊

2022/11/12 14:35

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る

1899年から1955年までの満州を舞台とした群像劇。日清戦争を経て、ロシアと日本の緊迫した関係の中では大きな存在意義を見せた満州が、エネルギー転換により徐々に価値が下がる中で、逆に太平洋戦争の火種となっていく様は、俯瞰した目線では滑稽でとても悲しく映る。地図や建築によって土地を切り開いてくのか、拳によって奪いにいくのか、緊迫の高まる昨今の世界情勢の中で、痛烈なメッセージを投げかけてくる弩級の1冊です。

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紙の本

地図をつくることは、国家をつくること

2022/10/03 22:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

未知の土地を夢想する人類の歴史を考えれば、世界の未来は、地図と夢によって決まる。人造物がない土地は、地図の上では白紙であるかもしれないので、その土地に建築するということは、地図に信じるものを、あるいは夢を書き込むことになる。国家というものは地図であった。満州という土地に、日本人が思い描いたものが、建築され、ゆがめられ、消滅する歴史は、地図として残るのだろう。すべての建築は特定の時間に帰属する。そして、その時間を延長しようとするという。地図も建築も、時間を保存し、また時間をつなぎ留める。重厚な物語であった。

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紙の本

読了して感じる不思議な充足感はなんだろう?

2023/10/31 23:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

600ページを越える長い物語は、日露戦争から第二次世界大戦までという長さもあるけど、描かれる物語の奥行きも深く、だからこの分厚さに。
加えて、中途半端な知識しかもたないせいで、いちいち立ち止まり、リアル歴史を調べつつ読んだものだから、なかなか前に進まない。しかし、そんな読み方の方が理解がより深まった気がしてよかったと思う。
実は、当初、冒頭を一読して、難解さはない平易な文章。エンターテイメント性も十分な気がして、どんどん読めそうな気配も濃厚だったのだがこの歯ごたえたるや...。
しかし、やってきたエンディングは、多幸感でいっぱいになりつつ読了。
どんな話だった?と聞かれて、スパッと説明できない自分がそこにいて、しかし、誰かにお勧めしたくなるほどの面白さだったのは確かです。

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紙の本

幻の満州

2022/08/25 08:02

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

600p超、本の厚みと豊富な情報量に圧倒される。
時間がかかったが一気に読んだ。

満州を舞台に、日露戦争から第二次世界大戦までを綴った物語である。
人間の未来への願い、夢、欲、戦時中らしい愛国心が混沌と混じり合い満州の存在を揺るがす。
何も無い土地に街を作る。
そこには人を動かす希望があり、動かすために架空の島を描き込むこともあるのだろう。

個人的に建築の奥深さが描かれていて読んでいて興味を持った。
日本は日露戦争に勝利してしまい満州を得た。それが世界を敵に回し第二次世界大戦へ繋がった。しかし大戦を避けられる道もあった。今さらながら残念に思うが、二度とくり返さないように私たちは考える力が必要だと感じる。

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電子書籍

まるで北方謙三が書いたような小説

2023/07/10 18:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私と同じ中学校の同窓生が直木賞を受賞したと聞いて読んでみました。一文が短い文体、中心人物が次々代わる構成、哲学的な会話、親子二世代にわたる宿命的な生き様、まるで北方水滸伝を読んでいるような感じ。案の定、直木賞選考委員に北方謙三氏が入ってましたね。満州を巡る日本人や支那人の関わりを描くというちょっと地味なテーマなせいか、内容は深みがあっていいのですが、エンタメ性が少し足りない気がしました。完読までに結構根気が必要です。あと、参考文献の多さに驚きです。

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電子書籍

あのころのマジックリアリズム

2023/11/24 19:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み始めは上田早夕里の上海三部作みたいな虚実取り混ぜたポリティカルフィクションかと思って、そういう要素も皆無ではないけど、まずは第2章でひっくり返る(笑)。
「名人伝」的仰天エピソードを経て、「地図と拳」というタイトルに込められた意味が徐々に浮かび上がってくる。
前半過ぎたあたりでマジックリアリズムな予感が強まり、まさにそのように幕を閉じた。一つの街とそこに暮らす人々が興り、消え去るまでの物語。

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紙の本

直木賞受賞作

2023/05/31 22:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み応えのある作品で大陸を股にかける人々のダイナミックな動きが描かれた壮大な物語でなかなか面白かった。

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紙の本

地図

2023/02/02 22:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞を受賞されて話題となっている作品なので読んでみました。どういうふうに戦争が始まってしまうのかなど興味を持って読むことができました。

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紙の本

長い

2024/03/04 13:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

一つのまちっていうか場所が舞台なんだよね。
そこを軸に何十年の歴史が紡がれる。

ただ、複数人の視点で長期間に渡って語られるから、
ついていくのが面倒。

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電子書籍

歴史もののSF

2023/04/15 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦前から戦後すぐの大陸を舞台に、SFですが、なんだか、リアリティーがありましたので、けっこう、読み進めやすかったです。日本が、ダイリクである程度の地位を得ていた時代に、こんなことあれば…みたいに思ってしまいました。

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紙の本

期待外れ

2023/02/19 14:47

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

たくさんの人物が登場してきて、自己紹介の意味もある長めのエピソードがあり、それはいいのですが、それがずっと続きます。こうなると誰が主人公かもわからないですし、中身の薄い話が次々と出てくる感じで、一つの小説としてまとまりがありませんでした。もう少ししっかり構想をまとめてから書いた方がよかったのではないでしょうか。直木賞を受賞しただけに期待したのですが外れでした。

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電子書籍

長い

2023/03/05 10:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タッカー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ただただ長く、登場人物も多い割に登場人物が生きていないので、全く感情移入ができない。そのため読み進めることができず、全然進まない。これで本当に直木賞か?と言いたくなる。この作家がこれを自信作と言うのであれば、2度とこの作者の作品は手に取らないであろう。

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2022/08/30 15:05

投稿元:ブクログ

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2023/03/09 16:11

投稿元:ブクログ

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2022/07/12 00:53

投稿元:ブクログ

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