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紙の本
青春
2017/08/26 09:25
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春そのものを鮮やかに描き、読者を自分の青春時代に引き戻す力を持った作品ではないだろうか。恩田陸の力量をまざまざと見せつけられる。知人がモデルになっている高校の出身で、勝手に親近感。
紙の本
代表作
2017/05/14 22:59
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞を受賞し映画化もされた作者の代表作。
レビューが1600件超というのがすごい作品だということを証明してますね。
タイトルは作者の母校である茨城県立水戸第一高校(この間テレビで「直木賞作家の出身校」と紹介されてたな)の『歩く会』がモデルであるが,あくまでもこれば舞台であり,内容は複雑な生い立ちというか,因縁というかを抱えた少年と少女がこの極限状態のイベントの中でどうふれあい変わっていくかというもの。そこに個性的な学友たちが絡んでいかにも高校行時代を思い返させる青春小説の秀作です。
忘れていけないのは,モデルとなっている作者の母校は県下一の進学校であると言うこと。登場する子供たちは,ピエロのような役回りの子も含めてみんな本当に優秀なのである。「私立文系に転ぶ」と言ってもこの私立は早稲田や慶応のこと。その辺のできる感が読む人にとっては鼻につくかも知れない。
余計な話ですが,ほぼ実際の「歩く会」のコース(ガルパンの舞台のあたり)がモデルとなっていますが,海に太陽が沈むというのは全くの作者の創作です。(映画も実際のコースで撮ったのだけれどこのシーンはどうしたんだろう?)
さらに,地元の子はともかく電車通の子は,この後水戸駅の階段がまさに地獄というのは、本当にいらない情報ですね。
あと,主役の少女の名前が「甲田貴子」って,何でこんなカチコチな名前にしたんだろうね。まあ,恩田らしいと言えば恩田らしいのだけれど。
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高校生の自分へ…
2016/12/28 20:37
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投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの頃の気持ち。切なさ。恋。喜び。友達と笑いあった日々。二度とその時間が戻ってこないと解った時の寂しさ。その全てを思い出させてくれる本。もちろんその時は必死で、青春なんて甘いもんじゃなかったかもしれない。それでも、高校生の頃の自分をありありと思い出させ、愛おしく思わせてくれます。今高校生の人も是非!!
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歩行祭
2016/04/22 08:37
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投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
気にはなっていたけどちょっと厚いし暗そうな感じがして読んでいなかったのですが、読んで良かったです。貴子と融がすっきりとした気持ちでゴールすることができて良かったです。
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なかなか奥の深い作品です
2016/01/16 09:12
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある高校の年中行事の一つである全校生徒による夜間歩行。この作品には大きな出来事や事件は何一つ起こりません。しかし、淡々と進むストリーの中に、主人公の気持ちや心の移り変わりが克明に描かれ、知らず知らずのうちに内容に引き込まれていきます。主人公の女子生徒と彼女が気にかけている一人の男子生徒との思いもよらぬ過去が明らかにされる最後の展開も、この小説が大きく評価されている理由でしょう。
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重なる思い出
2015/09/21 06:36
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投稿者:あんこパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私も高校時代、歩きました。一昼夜ではなく、早朝から昼間で、30キロほどを6時間ほどかけて、ひたすら歩き続けました。この本のように、話しながら、なにか決意をこめながら、という余裕はなく、ひたすら時間内に完歩することだけを考えていたように思います。その頃を思い出して、懐かしくも、ほろ苦い思い出を思い出させてくれる、青春の思い出の作品です。これからも何度でも読み返したい大好きな作品です。
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本屋大賞を見て、読みました。
2014/10/31 22:07
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投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞を見て、読みました。
ただ歩くだけの話では最高峰だと思います。何も起こりませんが、それでも絶妙なバランスです。けど、歩くだけです。
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懐かしい
2013/07/12 21:06
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投稿者:バブリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校に同じような行事があって、懐かしくなりました。最後まで楽しく読みました
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シリアスな青春物
2006/10/22 02:02
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投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩田陸の作品はこれが初めてです。
最初は少女漫画や少女小説を彷彿とさせるなという程度の印象でしたが、丁寧な心理描写や風景描写に心を打たれ、次第にのめり込んでいきました。
終わり方も実に爽快です。筆力の高さに脱帽。
単なる青春物ではなく、言わばシリアスな青春群像劇。
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歩行祭っていいなあ
2023/01/13 19:25
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワケありの異母兄妹が歩行祭イベントの中で、お互いのわだかまりを解いていくのが物語のメイン。気のいいクラスメートたちのやり取りも温かい感じで読後感も良い。
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三一致の法則
2022/10/15 10:36
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスの古典演劇の規則の中に三一致の法則”一日の間(時間)に一か所(場所)で起こる一つの事(筋)を扱うべき”というのがあるが、この作品はあえてその制約を自らに課し、その制約の中で存分に青春の心を歌い上げている。大変に筆達者な作品だと思う。とは言うものの私自身は何故かこの作品にのめり込むことができなかった。
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学生
2022/08/12 06:00
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校の卒業前に、80kmを徹夜で歩くという、単純だけど大冒険にもなりえる「歩行祭」というイベントの話。ちょっとミステリーな部分もあって、高校時代の青春を感じる作品でした。
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青春小説の傑作
2021/11/23 16:02
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2005年本屋大賞受賞作。一昼夜かけ80キロを歩き通す北高の伝統行事・歩行祭。東京駅から東海道を戸塚往復に相当する長丁場。高校3年生の登場人物らが語り考えたことのみで構成される。疲れと闇に包まれる夜がそうさせるのか、普段なら決して口にしない会話が繰り広げられる。ことに貴子と融にとっては、ずっと抱えていた蟠りだが、実は越えるのは容易な事だった。そして永遠に続くかと思われる歩行祭にも終わりはあり、やがて別々の方向に歩み始める。様々な意味で人生の縮図のようです。読了後は自分も歩き通した錯覚に陥る。大満足の一冊。
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ここから入りました
2020/06/20 16:05
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投稿者:明日のことは明日に今日のことも明日にしよう - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩田陸さんの本はこれが最初でした
たしか本屋大賞取ってましたよね
きちんとした、背景描写や、伏線の回収もしっかりあって
最後まで飽きさせない展開でした
映画にもなってましたよね
紙の本
青春の踏破
2020/04/14 21:07
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
24時間かけて80キロ先のゴールを目指す、高校生たちはそれぞれ何かを背負っています。異母きょうだいへの複雑な思いを抱える貴子が、一歩踏み出していくラストが清々しいです。