サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

阿部一族・舞姫 改版 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー55件

みんなの評価3.8

評価内訳

55 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

豊太郎は最悪に悪い奴

2019/01/26 22:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「舞姫」の主人公・豊太郎は、夏目漱石の「こころ」の主人公・先生以上に最悪な主人公であり、田山花袋「蒲団」の主人公・竹中先生がモテない男の醜さ(それでも、失恋経験がある身にとっては感情移入が可能で、かわいいとすら思ってしまう)が絶妙に表現されているとすれば、豊太郎にはモテる男の醜さが全開している。留学先の独逸で女性を妊娠させて、出世欲のためにその女を捨てて、その結果、その女は正気を失い、挙句の果てにその責任を手切れの手はずを整えた友人・相沢に「我脳裡に一点の彼を憎むこころ今日まで残りけり」と擦り付ける始末。まさに大悪党である。しかも、鴎外の自伝的作品とは・・・・。でも、名作である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

阿部一族・舞姫

2020/04/19 18:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

教科書にも載っている有名な作品を収録。
「阿部一族」は、東大の山本博文先生も講談社学術文庫の中で、この作品をもとに武士の精神構造を解説するほどの作品。しかも面白い。
「舞姫」は、鴎外がドイツ留学中に体験した実体験をもとに作られている。古風な文体なので、読みにくいかもしれないが、美文調で、内容も面白い。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

名作

2020/02/04 21:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カオル - この投稿者のレビュー一覧を見る

言わずと知れたとても有名な作品です。
「舞姫」は高等学校の教科書で読んだ人も多いのではないでしょうか。
意外な結末にびっくりさせられます。
ぜひ読んでおいて損はない作品だと思います。
新潮文庫で比較的お手頃な値段で手に入るのもいいです!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

時代に啖れざる人々

2007/12/22 12:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

「舞姫」とにかくひどい話だ。欲望に我を忘れた男が、行きずりに女を拾って、ただ捨てていく過程が淡々と描かれる。追い詰められていた自分自身の姿が目に映らないために、それを愛と思い込み、悲劇だと感じる。封建制度の産物などでない証拠に、そのような人間は現代でもたくさんいるし、過去の時代にもいたろう。個人の資質に帰するまでもない、誰でも時が経てば、若い頃は視野が狭く、何も分かっていなかったことに気がつき、苦い悔恨に包まれる。だけど過ぎたことは戻らない。それなりに必死だった。
「かのように」もまた、処世に気の回らない若さのストレートな発露。知識を積み重ね、思考法を学び、精神を強靭に鍛えても、行き詰まってしまう。だけどそれは無駄ではない。自意識のはちきれるまで、突っ走り、ぶつかって転べばいいのだ。
「阿部一族」「堺事件」における歴史の取材は読みごたえがある。江戸時代初期、戦国の世を生き抜いた自信と、これからの平和と秩序の担い手となっていく自負、しかし武将としての自らの存在価値が薄れていくことへの焦り、そういったことが一人一人の内面で降り積もり、捻くれて、それらの感情が重なって渦となった時に、一つの悲劇の形を取る。悲劇ではあるが、そこに関わった人達にとっては必然辿るべき物語でる。時代は離れて維新期の堺での事件も、来るべく武家社会の消失などは想像も出来ない頃、夷敵に向かった侍としての誇りとフランス民兵の意識の差の生んだ事件とすれば、これも時代のうねりの一環かもしれない。だがそれら陰惨な事件に登場する人物像それぞれを浮き彫りにしていくことで、彼らがただの犠牲者でなく、主体的に時代を形作ろうと奮闘したのだということを強く主張している。
「じいさんばあさん」でも、武家社会の論理の隙間に陥ってしまった自らの人生を、悔いることも恥じることもなく、前を見つめて生き抜く清々しさに満ちている。
鴎外の作家生活の中でも、初期から末期までに渡る作品が並べられていて、人々の生き様は、激しすぎたり、すれ違いがあったり、時に稚拙だったり誤ったりもするが、自ら世に立ち向かって未来を切り開こうとすることへの尊敬において共通しているのではないか。
本書は注解が少々煩いが、小学高学年ぐらいでも読めるような体裁を意識したものか、歴史的知識なしでも十分理解できる(かもしれない)配慮だろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

文庫本。

2022/04/30 11:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る

森鴎外の作品は、必ずと言っていい程、教科書に載っている。鴎外と龍之介は漢文調なのだそうだ。個人的には明治以降の作家で薦められるのはこの二人だけ。舞姫は好きではないけれど。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/05/07 16:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/03 08:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/24 23:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/12 18:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/13 01:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/06/10 17:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/19 14:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/13 12:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/02/18 22:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/25 23:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

55 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。