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電子書籍
繰り返し読んでいる
2015/02/23 13:20
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shilco - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも傍においておきたい。好きな時に読みたい。
なので 紙の本と電子書籍と持っている。
何度読み返したことだろう。
その度に入れ込む子が変わって、「あー自分は今 こんなことを問題として抱えてるのかなあ」と傍観できたりする。
しをんさんの日本語のリズムがすごく好き。
紙の本
夢中になりました。
2013/05/26 14:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:senchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根 出身で なつかしい地名 予選会から の勝ち上がり 興奮しました。
紙の本
想いの強さは風となる。願え。力の限り。
2009/08/01 12:01
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はりゅうみぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
胸をゆすぶられる小説がある。
衝撃で。焦燥で。感動で。
三浦しをんはこの小説にそのすべてを閉じ込めた。
今、画面の前でひたすら想いを綴る私はなんだ。風は今日も吹いているのに。
人生はマラソンに例えられる。
1人で長い時をひた走る時の様に、健やかなる時も病める時も必ず訪れるものだと。
違う。人生は駅伝に例えられるべきなのだ。
先進国中断トツの自殺率であるこの国が「駅伝」という競技を生んだ。私たちはこの意味をもっと考えてみてもいい。人から人へとたすきを繋ぎ、チームとなってゴールを目指す駅伝。繋ぐのはたすきだけではない事は運動音痴の私でもわかる。
彼らは願いを繋ぐのだ。
この本での駅伝は「箱根駅伝」、新年の季語と言ってもいいぐらい有名で伝統ある大会だ。当然出場は難しい。
10人が2日をかけて約200キロを全力走破するこの過酷な競技に、ギリギリのたった10人で挑んだチームがいた。騙しうちの様に集められた彼らは秘めた才能と努力で奇蹟を呼ぶ。
こんな風に書いてしまうとなんと眉つば、これじゃスポ根マンガでしょ?と思うのも無理からぬ事。実際私もそう思っていた。
しかし作者は驚異の想像力と確かな表現力で眉つばを生つばに変えてしまった。
無謀とも思われる、10人すべての書きわけ。それぞれがたすきに託す願い、つまり全区間の選手の想いを作者はすべて書ききった。そのどれもに真摯で切ない輝きを抱かせて。
ハイジの、走の、ユキの、キングの…双子でさえ抱く思いは別物だ。
それぞれがそれぞれの想いを胸に走るのに、なぜかどの気持ちもわかってしまう。まるで自分の心を10コに分けたかのように。
胸にくすぶる様々な心情を作者は鮮やかに「言葉」と言う形に変えていく。期待以上の言葉で見事に表現されていく「想い」に共感と驚嘆が止まらない。
これこそプロの仕事。「作家」の仕事。風に吹かれてきた人の仕事。
そして作者は想いの果てに様々な結末を用意する。
降りるもの。終わるもの。続けるもの。
作者はここを描くために書いてきたのだ。
自らが決めた事を誰も非難しない、自信を持って風の中を切り進んで行けと伝えるために。強い風を自ら起こし人を求めよ、と。
彼らのすべてであった箱根駅伝さえ人生の中では一区間、この先にはまた違う風景で違う誰かが願いを込めて待っている。
求めて、求められてお互いが手を伸ばす。そして受け取った願いと共に再び走る。
辿りついて初めてわかる「ここだ」と思う所を目指して。
願いを携え手を伸ばして、私もそこへ行こう。
求めてくれる人は、きっといる。そう信じるから生きられる。
紙の本
走る姿に人生を凝縮したドラマ。のめり込まずにはいられない。
2009/11/23 17:12
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
オンボロアパート「竹青荘」に住む10人の大学生が箱根駅伝に挑む、青春ストーリー。箱根駅伝は10人で走る、その総力で順位が決まる。もちろん誰でも出られるわけではなく、出場そのものが選ばれた20校(正確には20チーム/19校)だけに与えられる栄誉なのだ。
加えて、昨年の成績によるシードなどもあるから、初出場を果たそうと思えば、予選会で上位9位に入らなければならない。
主人公の走(かける)は、高校時代は陸上部のエースだった。しかし、走ることへの純粋さゆえに暴力事件を起こしてしまった過去がある。コーチの灰ニ(ハイジ)も、才能のあるランナーであったが、ヒザの故障のため挫折した経験がある。こうした登場人物の背景をドラマチックに絡めながら、物語は箱根駅伝当日へと集約していく。
駅伝というスポーツは、登場人物を丁寧に描ける素材であることに気付いた。団体競技であるが、ランナーはただ一人孤独に走る。誰の助けも得られない20キロ程度を走るその時間に、ランナー自身も何かを考えるだろうし、小説家はじっくりと1人1人のドラマを描くことができる。走と灰ニ以外にもあと8人のドラマを凝縮することができるわけだ。
箱根駅伝に10人ちょうどで挑む、しかも陸上経験者は3人だけ。残りのうち1人はマンガおたくで運動経験はゼロ。そんなムリめの展開なのに、話にのめり込まずにいられない。
正月の2日~3日に行われる箱根駅伝の前に、是非とも読んでおきたい一冊。
紙の本
竹青荘の10人が箱根駅伝に挑むど真ん中青春小説
2012/03/12 16:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜李 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日突然、「ここの住人全員で箱根駅伝を目指す」と宣言したハイジ。
竹青荘の住人とは・・・
漫画が命。陸上なんてやったことないし、そもそも運動が苦手な、王子
アフリカから来た陸上競技とは無縁の国費留学生、ムサ
無邪気な双子、ジョータ・ジョージ 「駅伝出たらモテる?」
僻地出身で山歩きには慣れている、事務能力に優れた、神童
司法試験現役合格、ユキ
2浪2留で部屋はいつもタバコ臭い、ニコチャン
クイズ大好きな、キング 「就職安泰ってホントだな?」
純粋に、走ることを愛し、どこまでも走り続ける一匹狼、走(カケル)
皆を駅伝に巻き込んだ張本人、指導者兼監督の、ハイジ
紆余曲折ありながらも、ハイジの指導の下、10人は箱根駅伝目指して練習を始める。
10人の個性がすごいです。これをうまくうまくまとめていくハイジがすごい。
そして、箱根駅伝のことがとてもよくわかります。舞台裏が。
予選会の様子や、本戦に出場するための条件、各チームのタイムなど、各キャラのテンポ良い会話を楽しみつつ、とても興味深く読める前半。
そして箱根駅伝本番を描く後半。
一人ひとりが色んな想いを抱えて、走る中でそれを昇華させていく。自分を思い、家族を思い、仲間を思って走る描写が際立って美しいと感じます。
ぽっと出の新設チームが、箱根駅伝本戦に出て、良い戦いをする・・・ありえないとは言えないけれど、あまり現実味のない話。だからこそ、こういうこともあっていいなと、思うんです。
走ることってどういうこと?という問に、10人それぞれが答えを出していく青春小説。
来年は箱根駅伝、見てみようと思う。
紙の本
大学駅伝の話。
2016/02/05 18:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱小大学の陸上部が箱根を目指す話。 なかなか速いやつもケガを抱えているのもこの人本当に走れるの?というタイプもいろいろボロ大学寮の腐れ縁で一団となって箱根を目指す。 スポーツ根性ものだけど適度に熱くて好感。
紙の本
箱根駅伝が見たくなる
2023/08/30 00:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たった10人の弱小陸上部が箱根駅伝を目指す青春小説。
現実はそんなに甘くないだろうけど、陸上自体興味もなかったのに、今から次の箱根駅伝を見てみようと思うほど引き込まれた。
個性豊かな竹青荘10人それぞれに事情や思いがあり、各々違った「強さ」があった。
長距離を走るって合わない人間にとってまさに地獄。
そんな中練習を重ね走り切った王子は強いと思った。
清瀬は大学生とは思えないほどしっかりしていたけれど、双子や走の何気ないやり取りは大学生らしく、皆が駅伝を通して成長していく姿に青春を感じ、なんだか羨ましくなった。
紙の本
ちょっとリアルさに欠ける
2023/05/12 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者三浦しをんの代表作であり、とても爽やかな青春小説である。ただ実際に長距離を走った経験のある自分としては、あまりにも話がうまく出来すぎていてちょっとリアルさに欠けるところがあるように感じた。偶然にしても走れるメンバーが集まり過ぎのようなきがする。
紙の本
走ることの純粋な世界
2020/12/14 20:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
走るということの面白さ、ランナーの内面をよくぞ此処まで描いてくれたと、嬉しくなる。
自分は大学一年の秋に故障で長距離ランナーを辞めたけど、高校時代に強くなりたくて走り続けていた日々に考えていたことや、何やかんやを思い出して懐かしくなった。
それにしても、ハイジのコーチスキルが高すぎだし、素人で始めて一年足らずで箱根のシード権を得るなんて、ちょっと有り得んだろうというツッコミどころは満載だ。
紙の本
箱根駅伝好きには堪らない!
2020/08/22 07:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
走ることを諦められない大学生が才能のある1年生を寮に招き入れることに成功して、寮生全員10人で箱根駅伝を目指す話。非現実的な気もするけど、やる気のない寮生も上手く成長させて予選会を突破し、箱根駅伝にもっていく頑張りについつい惹きこまれて最後まで一気に読んだ。爽やかな小説だった。
紙の本
走の心情描写が良い
2019/11/16 01:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメを見た後で読みました。原作の後に実写も見ました。それぞれに素晴らしいところがありますが、原作は走から見た灰二の素晴らしさが存分に描かれていて映像よりも分かりやすいです。
紙の本
面白かった!
2019/10/07 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
運命の出会い、怒涛の練習、手強いライバルの登場や周りの人の応援、それぞれのメンバーの過去や思い、そして箱根駅伝!ストーリー展開もキャラよくて、面白かったです。箱根駅伝で一人一人が走るシーンは、辛い練習を乗り越えてきた思いとか考えて、感動しました!
紙の本
風が吹きました
2018/05/11 09:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずばり箱根駅伝でのサクセスストーリー! できすぎ感は、ものすごくありますが、それを上回る緻密さと読みやすさで面白かったです。青竹荘のメンバーと一緒に過ごした気持ちになり、一緒に奇跡を体験した気持ちになりました。箱根駅伝の予選までの過程もよかったですが、箱根駅伝の本番の方が面白く、気に入ったキャラに感情移入してしまいましたね。絆と強さを学んだ気がします。確かにタイトルの通り、強く優しい風を感じました。
紙の本
セリフがいい
2018/04/07 09:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
素人軍団が箱根駅伝を目指して出場する姿を描いた作品。走る10人及び周りの応援する人々も魅力的で、セリフも良い。一気に読みました。
紙の本
おもしろかった
2017/01/14 08:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shunsmom - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生でも簡単によめます。夢中になりました