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蜩ノ記 みんなのレビュー

文庫 146(2011下半期)直木賞 受賞作品

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みんなのレビュー234件

みんなの評価4.0

評価内訳

234 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

すばらしい

2015/10/02 05:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作ということで買って読んでみました。
内容がとてもわかりやすく、今までの直木賞受賞作では一番の出来ではないか?と思ったほどです。
内容は江戸時代の武士が無実の罪で切腹を命じられ、それまでの日々をどのように過ごすかという話ですが、とにかくよくこれだけの内容を考えたなと思いました。
みなさん、ぜひ読んでみてください。

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紙の本

凛として

2015/10/28 19:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

実直な時代物。ただしくうつくしいこととは。死を宣告された人間の生き様とは。それをみつめる家族と過ごすいちにち、いちにちの大切さ。小説を読んでから、映画を見ましたが、細かい描写が丁寧な分やはり小説に軍配。映画だけの方は、是非こちらも読んでください。戸田秋谷のきりりとした立ち居振る舞い、あまりにも清廉潔白でこころが締めつけられる。うつくしさやただしさはときに、ナイフのように切れ味が鋭いことを痛感。このように生きられたらどんなにさっぱりするだろう。

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紙の本

良い。

2015/09/29 23:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hla - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容に触れています。先入観なしで読んでいただきたい本です。
武士の矜持をテーマにされることの多い葉室さんの作品は、どこか主人公に感情が入りにくかったりもするのですが、この作品は主人公秋谷ではなく、彼の傍で家譜編纂の手伝いをする庄三郎の視点で書かれているためか、すんなりと物語に入ることができました。
切腹までの残された日々をどう過ごすか。それだけではなく秋谷が罪をえることになった騒動の真相やその背景となった家の事情、武士と村人の関わりなど複雑ではありますが、よく考えられた物語と思います。源吉少年の最期は泣けました。
ただお由の方襲撃事件の詳細が家譜に書かれなかったのが残念というか、なぜなのかという疑問は残りました。

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紙の本

武士らしい生き様

2023/05/31 23:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る

不義密通の咎で切腹の時期が決まっている戸田秋谷とその家族が残り少ない期間をどう生きるのか、与えられた家譜編纂、村人達との関わり、秋谷の武士らしい生き様、ふるまいが心に染み入る。

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紙の本

心に染み入る作品でした。

2019/02/07 10:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が庄三郎なのか秋谷なのか、二人ともなのか、読んでいるうちに、そんなことはどうでもいいと思ってしまうくらい、苦しさの中に清さ潔さがはっきりと見えた素晴らしい作品でした。
「蜩」…人の命のはかなさや定めの過酷さ、それを淡々と受け入れる心を持つあるいは維持することは大変なことです。
にもかかわらず、秋谷は、遺していく者たちが暗く迷わないよう、一筋の光を置いていったのかもしれないなとも思います。

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紙の本

納得の一作です

2016/09/14 18:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

推理小説として読んでもかなり面白い作品だと思いました。
何故切腹しなければならないのか?何故真実を明かそうとしないのか?という謎とも言える主人公の思いを推し量りながら読むだけでも、知らず知らずに引き込まれていく魅力を持った物語でした。

「未練がないと申すは、この世に残る者の心を気遣うておらぬと言っておるに等しい。この世をいとおしい、去りとうない、と思うて逝かねば、残された者が行き暮れよう」

この文節を読む頃には、本当に良い作品に出会えたと、ありがたい気持ちになっていました。

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紙の本

人としての生き方に胸を打たれた

2015/10/15 20:39

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どんぐりころころ - この投稿者のレビュー一覧を見る

武士としても、人としても、その生きかたに頭が下がる思いを、崇高なまでの人の道に”ずしん”と、感慨深い1冊でした。

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紙の本

蜩ノ記(祥伝社文庫)

2019/12/22 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る

平成23年度下半期第146回直木賞受賞作である
映画にもなり葉室麟氏を知るきっかけにもなりました。
小説は架空の話ですが、豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触るうち、無実を信じるようになる。
武士とはいかに生きるべきかを考えさせられました。

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紙の本

人として生きること

2017/07/14 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説に出てくるような人が
ひとりでも人生の近くにいたら、
生きるということがすごく有意義なことに感ぜられるかもしれない。

そういう鮮烈さを持った本でした。

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紙の本

かっこいい!

2016/11/28 15:56

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投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ

死を前にして逃げることはせず己の運命として受け入れ生きている秋谷。そして、家族のために死んだ源吉。友達のためにご家老にむかっていった郁太郎。かっこいいです。

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紙の本

確かに面白かったが、何かがちょっと違うなと言った感じの作品。

2016/11/28 10:37

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

確かに面白かったが、何かがちょっと違うなと言った感じの作品。その違和感とは何かと考えてみると、どうも主人公たち(戸田秋谷、檀野庄三郎とその友人・水上 信吾、秋谷の妻・織江、長女・薫、長男・郁太郎)が清廉潔癖すぎることと、事の重大さに反して隠された“秘密”というのが意外にも“そういうことか”で済んでしまう辺りだろうか。最後の結末も、明らかに理不尽な「切腹」へと進んでしまうのも読者としては何かすっきりとしないのではなかろうか。そうか、全てを飲み込んで「切腹」という道を選ぶ戸田秋谷の思考過程が描かれていないことが原因かも知れない。第146回直木三十五賞受賞作。

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紙の本

泣けました

2015/08/31 20:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:乾 辰巳 - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容に触れています。先入観なしで読んでいただきたい本です。
武士の矜持をテーマにされることの多い葉室さんの作品は、どこか主人公に感情が入りにくかったりもするのですが、この作品は主人公秋谷ではなく、彼の傍で家譜編纂の手伝いをする庄三郎の視点で書かれているためか、すんなりと物語に入ることができました。
切腹までの残された日々をどう過ごすか。それだけではなく秋谷が罪をえることになった騒動の真相やその背景となった家の事情、武士と村人の関わりなど複雑ではありますが、よく考えられた物語と思います。源吉少年の最期は泣けました。
ただお由の方襲撃事件の詳細が家譜に書かれなかったのが残念というか、なぜなのかという疑問は残りました。

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紙の本

カナカナ

2015/03/17 18:37

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投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人は戸田秋谷の様に潔くかつ清らかに人生を全うすることが出来るのであろうか。少なくても自分は出来ないであろう。人は必ず死ぬし、死なない人もいない。しかしこの日に死ぬと解っている人も希である。最後まで自分のなすべきことをし、惑わず生きることは私の様な凡人には不可能であろう。最近アブラゼミやツクツクボウシの鳴き声はよく聞くが蜩の鳴き声は記憶にない。「カナカナ」と鳴く声が聞こえたらこの小説を思い出すことだろう。

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紙の本

幸福な時間

2016/12/28 10:57

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投稿者:山羊。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

旧きよき時代の男を感じさせる小説です。   直木賞の選考では、既視感があると評されていましたが、確かにそのような描写もあります、けれど全体を通して見れば、決して読書を飽きさせるような小説でなありません。むしろ、幸福な読書経験ができます。

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紙の本

読んでよかったです。

2015/08/28 17:07

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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

静かな迫力を感じさせる本でした。映画の方は見ていないのですが、本の方もまた、読み終わった後、一つの映画を観終わったかのような気分になりました。

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