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その女アレックス みんなのレビュー
- ピエール・ルメートル (著), 橘 明美 (訳)
- 税込価格:979円(8pt)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2014/09/02
- 発送可能日:購入できません
文庫 第12回本屋大賞翻訳小説部門 受賞作品 2013年英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞 受賞作品 2012年リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門 受賞作品
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高い評価の役に立ったレビュー
低い評価の役に立ったレビュー
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2015/01/29 17:09
がっかりです
投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宣伝を見て読んでみましたが、一度読んだら二度と読むことはない本だと思います。
奇抜な登場人物設定など、エンターテイメントを狙った作品だと思いますが、スリルで楽しむというより、残虐と人間の薄っぺらさだけが残るような作品でした。
電子書籍
大きな話題になっただけのことはあるかな
2017/12/10 23:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端渓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後、しばらく茫然自失状態になりました。読み始めは、ちょっと訳文が柔らかすぎる気がしていましたが、途中からスリルが高まってくると、まったく気にならなくなりました。作者に鼻面を引き回される会館というか、うまく作り込まれているところが魅力的ですが、単なるスリラーやパズル小説というわけではありません、ただ前作ほどではないにしても、あいかわらず読んで気持ちがよいとは言えず、誰にでも勧められるというわけではありません。自分としては満足しましたが。
紙の本
推理小説のおもしろさ
2017/11/05 11:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説の醍醐味である最後の展開と結末が大変面白かった。
もちろん、最終場面に向かうまでのストーリー作りもドキドキする
緊張感があります。
推理小説なので中身については内緒です。
紙の本
騙されました
2017/09/26 05:43
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただ女性が誘拐されて監禁されるだけだと思っていたら、張り巡らされた伏線や思わぬどんでん返しに驚かされました。
電子書籍
粋な着地
2017/07/28 14:29
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投稿者:えんげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
キツイ表現や描写が多く、
途中嫌になりつつ、休み休み読みました。
フランス映画にもよくある、
「この会話の翻訳はあってるのだろうけど、意味が。。?」
のような表現に出会うことはあるとして、
あれよあれよと様々な展開に転ぶストーリーを追っかけて、最後の着地点は粋。
痛快にスパッと解決するわけではないですが、それが最後に意味を持ってくる。
そういうラストもあるのだな、とパリの刑事の人情味を感じた作品でした。
紙の本
アレックスさんの目的
2017/04/27 07:16
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
アレックスさん、いきなり監禁されてしまいます。
それも犯人の目的もわからないまま。
同時にカミーユ・ヴェールヴェン警部が
アレックスさん失踪の捜査開始。
アレックスさんはなんとか脱出に成功するも
彼女には目的があるそうで・・・、警察には保護を求めない。
え?え?どういうこと?目的ってなんですか?
と、思いながらぐいぐい読みつつけてしまいました。
それにしても、相変わらずグロいです。
そしてカミーユ・ヴェールヴェン警部の回想がかなしい。
紙の本
ショックの嵐
2017/02/09 17:44
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、シリーズ一冊目と知らず読み始め、しまった!とは思ったものの、思いもかけない展開の連続に、ついつい最後まで一気読みしてしまい、複線確認に二度読みしてしまいました。すぐにでもシリーズの本が読みたくなること間違いなし!
電子書籍
夜、ベッドのなかでミステリーを開いてはいけない。
2017/01/16 13:20
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投稿者:poivrerose - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜、ベッドのなかでミステリーを開いてはいけない。
そんな自分のジングスを思い出させてくれた一冊。
電子書籍だから、正確には開いていないのだけれど。
何となく眠れない夜に、うっかりと購入してしまったが最後。
読み終わるまで一睡もすることができなかった。
それ程までに、刺激的。
読了してすぐ、ルメートルの他の作品を購入したのは、内緒。
紙の本
面白かった!大好きだわこれ。
2017/01/09 20:33
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投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでて、この邦題は駄目なんじゃ?と思ってたけど、最後まで読んだ今は、これで良かったと思う。
これはアレックスの物語だ。
余談だが、硫酸を使った犯罪はインドなんかではあっても日本ではあり得ないと思ってたら、2015年に日本でも現実に起きてしまった。世の中が段々良くなって、暴力も無くなっていくのなら良いが、そんなことは無さそうなのが、やりきれない。
紙の本
細かな描写が秀逸。
2016/11/19 18:10
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投稿者:200 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物のキャラクターがよく練られており、面白かった。皮肉な会話が痛快であった。ミステリーとしては、矛盾点が多く存在する。作者はかなり狡い。しかし、流れるように読み進めれば、娯楽としての役割を全うする本である。
電子書籍
hontoは何考えてんだ・・・
2016/10/13 11:06
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投稿者:ぎん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男同士の熱い友情!読むと心がほかほかする最高のバディ小説」にこれ入れるって凄いな。たしかにそういう要素もあるだろうけど「心がほかほかする」って凄いな・・・
紙の本
衝撃的!
2016/08/13 16:32
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投稿者:くまぜみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進める内に、グロいというか最後に逮捕される人や関係者の人間性に胸糞が悪くなる内容ではあったが、構成が衝撃的な小説であった。
電子書籍
「このミステリーがすごい!2015」ほか、世界の主要な賞も含めて初の6冠の割には…
2016/08/07 01:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏川龍成 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待して読んだが、期待以上の満足感は得られなかった。
そもそも、ミステリー小説を読まない私なので、この手のジャンルの小説というものは、一概に同じような構成になっているのかもしれない。
そういう意味では、このレビューは参考にならないことをご承知いただいた上で読んでいただければ幸いである。
フランスで起こった女性拐事件が物語の発端となっている。
犯人の目星および誘拐された女性の情報さえも、中々手に入らず捜査をしあぐねる警部カミーユとその部下たち。
ようやく手に入れた情報で犯人を追い詰め、事件は無事解決と思いきや、そこからかなり異質な形でストーリーは展開されていく。
物語全体的としては悪くはないと思うが、登場人物が設定の割に、物語の中で深く掘り下げられていないので、非常に薄っぺらく感じる。
個別で見た時はキャラとして立つ設定が、物語では死に設定になっているのは、読んでいて苦々しい思いをした。
後は、読み終わった時の爽快感というものもあまり感じなかった。
最終的にある人物を問い詰め、最初の事件起こった経緯やその大元が明るみになるのだが、結局それが正しいか否かは、判明しない。
つまり、一件落着という終わりではないのだ。
この終わり方にもモヤモヤしたものを感じざるを得なかった。
他に読まれた方はこれで納得できたのだろうか?
ただ、評価したい点もある。
グロテスクな描写は、かなり良かった。
殺害するシーンでは、それが淡々と描かれるところが逆に生々しさを演出できていると感じた。
ミステリー小説としては、イマイチだがグロ表現はオススメである。
ただし、グロシーンは所詮物語の一部に過ぎないので、そちらを期待してわざわざ購入する必要もないだろう。
紙の本
「今更読んだの?!」と言われるのは承知の上で。
2016/03/20 07:12
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一応言い訳させていただければ、買ったのは発売直後だったのですよ(それこそ2014年の9月半ば)。
でも積読本に置いているうちに年末のミステリランキングで軒並み海外編一位をとり、ベストセラーに。 そうなると「話題になってるから読んでるのかこいつ」と思われたくなくて(ということはつまり、私自身が人の読んでいる本を見てそう思うってことを炙り出してしまうわけですが)、通勤電車等で読めず。
そうこうしているうちに最初は絶賛の嵐だったのに、普段海外ミステリなんぞ読まない人も読んだりするから(それ自体はいいことなんですが)、「どこが面白いのかわからないんだけど」みたいな声も出てきて評価が二分していき、こっちはまっさらな気持ちで読みづらくなってきて、ますます積読本になってしまう、という悲しさ。
ある日、仕事場の人に、「あれ、すごく話題でまだ売れ続けてるみたいだけど、読んだ?」と聞かれ、「買ってるんだけどまだ読んでないんです」と忸怩たる思いで答えるに至って、このままではいかん!、と決心。 とっとと読み終わって、その人に貸さねば!
しかしそんな決意が必要ないくらい、読み始めたら一気であった。
・・・面白い。
いや、面白いといってしまってはどうよ、という内容ではあるのだが・・・「あぁ、そういうことか・・・」とわかってきても、読むのをやめられず。 最後までアレックスの生きざまを見届けたいと思わずにはいられなくて。
そういう意味では、アレックスは『ミレニアム』三部作のリスベット・サランデルに匹敵する強烈なキャラクター。 タイプ的にも表裏一体というか、根本的なところは似ているけれど発現した方向が違った、みたいな感じが。 彼女を探す刑事のカミーユさんも同じ気持ちになっている(というか、私がカミーユの心情に同化しているというべきか)。
それにしても昨今のフレンチミステリにおいて、主役を張る刑事さんは過去にかなりひどい目に遭っていないといけないの? ← フランク・ティリエ作品とほぼ似たようなことが起こっていて、とてもびっくり。
しかし悲惨な出来事をこれでもかと描きながら、どこかユーモアの風が吹いているのは、カミーユを囲む個性豊か過ぎる刑事さんたちのおかげであろうか。 だからラストシーン、「それなら法と正義って、何?」と思いながらもどこか爽快感さえ漂ってしまうのだろうか。
でも私には、「男と女の間にはどこの国でも深くて長い河があるのね」、とも思えるエンディングだったんだけど。
でもこれで、自信を持って人に薦められるぞ! 「一気読み、間違いなしです」と一言添えて。(2015年9月読了)
紙の本
展開は読めなくて面白いが。。
2016/02/28 12:32
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投稿者:そら - この投稿者のレビュー一覧を見る
前評判が良すぎて、期待し過ぎた感じは否めないです。
どういうオチになるのか読めなかった点は、やられました。
紙の本
交錯する立ち位置
2016/01/21 19:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たくみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
被害者はだれなのか、加害者はだれなのか。
ベストセラーになるだけのページターナーではあるが、主人公に同情すれど感情移入は出来ず。