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残穢 みんなのレビュー

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みんなのレビュー440件

みんなの評価3.7

評価内訳

440 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

先に映画版を観ている。

2024/02/12 05:56

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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画は、一部構成を変えたり、省略しているものの、過度な潤色もなく、誠実な映像化であったと思う。
ただ、個人的には、絵心のなさが、残念な映画であった。
ホラーは一枚絵の恐ろしさが必要だ。

本書は小説である。
実在の人物、実在の怪談が出てきても、小説であることは間違いない。
ドキュメンタリーであれば、小説として発表することはマイナスでしかないのだし。

本書には、平山夢明、福澤徹三と、二名の怪談作家が、実名で登場する。
主観的な、ハードボイルドに近い語りの中で、平山氏は、まともな人のように描かれているが、映画版の平山をモデルとした変名キャラのほうが、平山夢明の不謹慎な人となりをよく伝えている。
あれは、平山夢明当人に取材して役作りしたのだろう。

報告していくスタイルは、アートアニメーションの世界と親和性が高い。
写真やロトスコープなどを取り入れ、手書きアニメで作ると原作の淡々とした、最後まで冷静であろうと努めるスタイルを、それゆえ否応も長く歪んでゆく現実を描き出すのに向いてるかもしれない。

ホラー小説としては、掟破りに近いストイックさは、文学のそれに近い。
実際、フォークナーや、キングの架空年代記のようでもある。

ただ困ったことに、終盤に姿を見せる怪談は、実在する階段と、大きく重なる。
その地域に近い知り合いが、友人から聞いた話が、この本にもつながってくるのだ。
これはまずい。

累、あるいは連鎖型怪談、そういったものの最新型、最もモダンンなスタイルがこれなのだろう。

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紙の本

苦手な部類

2018/10/31 18:41

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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

新潮文庫の人気ランキングで出ていたので購入し読んでみたが、どうにか読み終わってもういっぱい・・・という印象だった。自分でもよく途中で投げ出さず読みきったなあと。
設定など面白いのかもしれないが、自分には苦手な部類だった。

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紙の本

うーん…

2016/01/26 14:38

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投稿者:すもも - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画が公開されるために読んでみましたが、話が頭に入ってこなかった。いろんな家族が出てくるので頭がこんがらがりました(苦笑)

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紙の本

妙に現実味があって怖い小説

2022/08/20 09:35

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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホラー小説を書く小説家の元に、ライターをしている女性から持ち込まれた怪談話。マンションに引っ越したら畳の上を擦るような音がするということで、ご近所に聞いたり昔の新聞を調べたりして原因を調べていく話。マンションの部屋が原因でなく、土地自体が問題だと突き止めていく展開が面白かったです。『月の影 影の海』よりずっと読みやすかったです。

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紙の本

んー?

2021/06/23 05:06

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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る

恐い、というより気味の悪いお話でした。
自分の住んでる所は大丈夫かな、引っ越しの時には気を付けなきゃとか考えたけど、こんなに些細なことでも残穢とかが影響してくるなら、がんばっても無駄なのかなと思ってしまう。
人の犯した罪や死は、本当にただそれだけで完結しているのか?続いているのではないか?
じわじわくる一冊。

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紙の本

うーん

2017/12/26 23:22

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投稿者:うたこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

怖い本が読みたくて購入。

前評判で怖い怖いと聞き過ぎていたせいなのか、意外と怖くなく拍子抜けした感じでした。

確かに精神的に気持ち悪く感じる内容ではありますが、私の求めていたホラーではありませんでした。

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紙の本

残穢

2016/02/13 12:55

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投稿者:ぴこいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る

フィクションと分かっていても、現実に起こったことではないかとさえ思ってしまう、そんなホラー小説でした。読み終わった後でじわり、じわりと恐ろしさを感じさせられます。
どうしてそのような奇怪な現象が起こるのかを解き明かす過程を早く知りたくて、途中飛ばし読みをしてしまったのですが、飛ばした細部を読みなおすことが躊躇われていますし、「この本を手元に置いておくことすら怖い」という唯川恵さんのコメントに共感しています。
映画化されるようですが、とても怖くて観られそうにありません・・・

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紙の本

心の弱さと怖さ

2016/01/19 18:44

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投稿者:せーとー - この投稿者のレビュー一覧を見る

はっきりと見えるものは出てこないけど、はっきりと見えないからこその恐怖。

気のせい、と言われればそれだけとも思える出来事。
だけどそれを掘り下げていくと、思いもよらぬ因縁が。

ストーリーの中で、少しずつ明らかになっていく過去。
因果関係はわからない。そもそも恐怖そのものが自分の気持ちの問題かもしれない。
でも繋げて考えてしまわずにはいられない。
人は何かを見て怯えることもあるけど、自分の中で作り出した何かを感じて怯えることもある。

そんな人の心の弱さを、虚実が交錯するような物語で描いた作品です。

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紙の本

残穢

2016/01/17 14:54

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投稿者:アトム - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は退屈だが、だんだん引き込まれる。穢れが残るということはあるのかもしれない。

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紙の本

じわりとくる怖さです。

2015/09/06 11:42

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み進めていくうちに、どこでもありうる話ではないかと思ってしまい、じわじわと怖さがきます。私の場合、読んでいる時よりも読み終わった後に、ふとした時に、内容を思いだして思わず後ろを振り返ってしまったりしてしまいます。

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紙の本

恐怖のあみだくじ

2015/08/23 09:03

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

「恐怖のあみだくじや〜」とかなんとかいって茶化しているわけではない。冒頭からは怪異に対して“怪談探索”の趣があって、その迫り方にドキドキしながらもある種楽しみすら覚えて読み進めていったが、段々に怖さが身近になっていく、その上怪異の元を辿ると新たな怪異に出くわすという連鎖する恐怖感だ…そこで冒頭の“あみだくじや〜”となる訳だが、そして物語によると残穢に影響を受ける人、受けない人…さて読み終わったあなたのくじはどこにたどり着くのだろうか?

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紙の本

所持してるのが怖く感じるホラー

2021/01/23 23:46

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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホラー作家の主人公の元に届いた読者からの住居の異変に関する手紙が発端で繰り広げられるモキュメンタリー。絶叫するような怖さではなく、周囲を確認したくなったり、何となく身体の内側が落ち着かなくなるような不気味さに襲われる作品。ホラーが好きな方も取扱注意

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紙の本

もうこの作品を読んでしまっては中古の物件には住めない

2019/06/29 22:22

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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔、実家で獣のような言葉で話す何者からにのしかかられたり、そこにはないはずのカーテンが揺れてるところが見えたり、全然見たこともない幼稚園児くらいの姉弟に蒲団の周りを走り回られ金縛りにあったことがある。今では、あれは夢だったんだろうなと気分の中では完結している話なのだが、この本を読んでしまうと本当にあれは夢だったのだろうか、現実に霊を見てしまったのではないかという気がしてくる。確かに中古のアパート、マンションに住むとなると前の住人、前の前の住人、そのまた前の住人がどんな人だったのか、そこで死んでしまったり(まさか自殺や殺人事件)していないだろうかというのは気になるところだ、もうこの作品を読んでしまっては中古の物件には住めない

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紙の本

じわじわくる怖さ?

2017/09/02 20:08

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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

怖いものが読みたいっ!と思っていると、偶然にも朝日新聞の書評欄で『この本を読めば暑い夏も吹き飛ぶくらい怖い』的な紹介がされていたのをきっかけに読みました。とあるマンションの一室での怪異現象を機にその原因を過去に遡っていきながら、ルポ形式で解き明かしていくというストーリー。期待値が高かったので、だんだん怖くなるかと思って読み進めても、結局、ずっと同じペースで、今一盛り上がりに欠けた感があり、ちょっと肩透かしでした(><)

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紙の本

「小説」と感じられない怖さ

2016/02/23 08:51

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投稿者:くろべえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「小説」という現実世界とは別のもの、という考えが崩されるのがこの小説の怖さだと思う。恐怖を感じる描写はごくわずか、それでも怖いと思うのは、この小説が「小説なんだ」と感じられないから。自分があたかも読むこと、知ることによって関係してしまったかのような感覚にさせられます。それが怖い。

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