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紙の本
面白かったけど
2023/10/06 19:18
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性が主人公の話の方が皮肉が効いていて、
辛辣で好きだったかなぁ
若い女が上手く絡んでくるところとかが、
自分が若い女だからこそ嫌悪感が生まれてしまいました。
紙の本
歳を取るって…
2022/05/17 10:36
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルも強烈だし、読み進めていくうちにだんだん悲しい気持ちになってきました。歳を取るって切ないな。でも、それでも生きていかなければならないならないし、どうせ生きていくなら楽しくしたいものです。
紙の本
定年
2019/06/10 20:19
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年という一つの区切りに対して、どう着地するのか、そんなことを考えさせられる。ストーリーがテンポよく、読みやすかった。
電子書籍
”定年”という概念がうらやましくもある
2019/01/24 08:55
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投稿者:tomoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこの小説の主人公世代ではなく、就職氷河期・非正規雇用の世代にあたる。
契約期間が切れたら終わり。”定年”などというシステムがあることがうらやましい。
とはいえ、主人公世代の人たちだって、定年制度があるのは大企業という一部でしかなく、大半は中小企業勤めで定年も退職金もないに等しいのだろう。
そういう意味で、どれだけ生活感がある内容なのだろう、、、と疑問もわく。
紙の本
タイトル
2018/06/30 16:25
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル に引かれて 手に取ったんですけど 中年のおじさんの定年後の生活が描かれていて女の私には なかなか共感できませんでした
紙の本
終わった人
2018/10/08 07:01
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうすぐ終わった人になる予定の夫。
妻としてどうサポートするか参考になればと読み始めましたが、
どんどん主人公に感情移入してしまいました。
仕事をしていない自分を受け入れられなくてもがいている彼の姿が
一時失業中だった頃の私の姿と重なり気分がズーンと沈みました。
彼と一緒にもがいて戦って喜んでまた落ち込んで・・・
久しぶりにワクワクドキドキしながら読んだ本です。
定年前後の方だけでなく生活環境が変わろうとしている方にも
お勧めの一冊です。
紙の本
終われない人たちに
2020/05/28 19:50
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事ひと筋のエリート銀行員の、定年後の虚無感に共感できます。カルチャースクール通いでも年下女性との恋でもなく、ようやく見つけた生き甲斐が微笑ましいです。
紙の本
なかなか終われない人
2018/07/12 10:15
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年を迎えたサラリーマンの寂しい老後を描いた小説かと思いきや・・・主人公・田代壮介には、現役時代より波乱万丈の定年後が待っていた!
壮介は、ジムに通ったり、大学院を受けると言ったり、なんとか充実した老後を送ろうと"もがく"。
しかし、東大卒・元エリート銀行員というプライドが邪魔をして、なかなか軸が定まらない。
ある日、ジム仲間の男性から、自身が経営するITベンチャーの顧問になって欲しいと誘われ・・・。
再び「仕事」を得ると、途端に生き生きしてくる"サラリーマンの性"が、滑稽でもあり、悲しくもある。
カルチャーセンターで出会った女性との恋?や故郷への想いなども織り交ぜながら「なかなか終われない」壮介の姿は、近い将来、自分もこうなってしまうんじゃないか、と心配になってしまう。
元エリートサラリーマンの心情がリアルに描写されていて、さすが内館牧子氏だと思ったが、終盤、大きな波乱が押し寄せてからの妻の態度には、そこまで冷たくなるもの?という疑問は湧いた。
でも、男性は壮介に共感し、女性は妻の方に共感するものなのかもしれない、とも感じた。
電子書籍
中田秀夫監督映画化原作
2018/05/11 06:11
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
中年男性の悲壮感がにじみ出ていました。長い人生の中で、仕事以外の生き甲斐を見つけることの大切さを感じました。
紙の本
リアルな定年退職後の出来事
2018/07/23 22:28
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はすでに映画化もされているが、脚本家の内館牧子が著した定年退職後の家庭を描いた小説である。小説にしてはいやにリアルなので驚かされた。また、活字が文庫にしてはかなり大きく、行数も少ない。そろそろ眼が疲れてきた定年退職者を対象にした小説なのかと思えるほどである。
舞台はどこにでもある普通の勤め人の家庭である。亭主が定年退職を迎えたが、自由に使える時間を持て余し、悶々とする日々を送る。図書館にも行くし、ジムにも通う。カルチャーセンターにも通ってみる。その目的はさんざん彷徨った挙句、論文をまとめて大学院の入試に挑むということである。
しかし、この主人公はまだ成仏していなかった。つまり、勤め人生活に未練を残し、まだ自分はそこそこの能力を持ち、社会のお役に立てるという自負がある。一方で東大法学部卒という学歴とメガバンクでの出世が釣り合わず、卒業後40年以上も経過しているのに、世間が学歴に価値を認めている点に戸惑う。
運よく丁度都合の良い勤め先(顧問)が見つかり、やれやれと思っていると、とんでもない事態が出来する。この辺りも如何にもありそうなシナリオであるが、むしろ小説的かもしれない。この時期には夫人はアルバイトで手伝っていた美容関係の仕事から、ついには独立して店を持つまでに至る。
普通はこれほどうまくはいかない。大概の人は数年たてば、働きたくとも働くことを断念せざるを得なくなる。つまり、成仏するのである。しかし、この主人公はとんでもない道に踏み込んでしまった。
最終局面では夫婦の危機を迎え、さてどうするかでクライマックスへと読者を導く。東大卒やメガバンクに勤務していなくとも、定年退職を迎えた元勤め人たちは会社から放り出され、自由になる。会社での評価や待遇などに不満を持つ人がほとんどであろう。
しかし、同窓会で愚痴をこぼすところが精々で、本書のように偶然依頼を受けるなどというのは、資格を持っている人以外はほぼあり得ない。
しかし、本書ではきわめ付きの幸運を主人公に与え、さらに本業の仕事で苦汁を飲ませている。主人公としてはこれで成仏したので、所期の目的は達成できた。実に幸運な人である。
定年退職後の生活をどうするかは飽くまで個々人が考えなければならないことである。決まったコースなどはないし、用意もされていない。定年まではまだ間がある人は、今から自分自身を見つめ直し、自分に適した余生を送れるように考えるべきである。実に面白く、真に迫る小説であった。
電子書籍
定年の悲喜こもごもをコミカルに描いた佳作
2018/04/20 09:01
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投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
脚本家の内舘牧子さんの新聞小説。設定が少し典型的すぎて、テレビ的かなという印象もありましたが、さすが売れっ子脚本家の筆致は軽く読みやすく、エンターテイメントとして昇華しています。
それでいて、印象に残る名台詞も散りばめられ、いろいろ考えさせられることも多い内容でした。男性作家が書く、企業小説とは違った味わいが魅力です。
相当取材されているんだろうなと思っていたら、巻末に謝辞として取材先をすべて披瀝されているのは、脚本家が本業だからですかね?
定年に近い中高年、とその家族は読んでおいて損はないですし、それ以上に単純に読んで楽しめる一冊でした。
紙の本
私を救ってくれた本
2020/01/10 06:06
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投稿者:matsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく手に取りました。
会社で色々あってきついとき、会社員て定年があるんだなとぼんやり
考えさせられました。
一気に読めるパワーのある本でした。
紙の本
まだ諦めきれない
2019/11/10 23:17
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投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうして自分がこんな目に、とか、まだやれるはずだったのに、というサラリーマン人生に成仏できなかった想いに共感できるが、それでもまだ諦めきれない自分がいるのは煩悩か。
紙の本
終わった人
2018/08/26 07:05
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投稿者:おくらサラダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で買って読みました。最後の方が特に感動して思わず涙がポロリ。
また読んでみたい1冊でした
電子書籍
人生設計
2018/07/18 23:45
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、私のような団塊世代の多くの人生の設計図を書き表した、ということではないか。
本人の人生を設計するのは、それが出来る人はなかなかいないのではないか。多くの人は、自分の力で人生を設計することは出来ない。
ゴルフでいえば、結果オーライ、それこそが、普通の人間の「人生設計」ではないだろうか。
この本は、我々の人生設計を、客観的な目で、書き表している。