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暗幕のゲルニカ みんなのレビュー

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みんなのレビュー567件

みんなの評価4.2

評価内訳

560 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ピカソの生きざまに痺れる!

2018/07/23 18:15

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴジラ世代 - この投稿者のレビュー一覧を見る

期待していた原田マハ、ハ十八番のアートサスペンス小説だ。
ナチスがヨーロッパを席捲する時代に、絵でナチスと命がけで戦うピカソとピカソの名画ゲルニカとピカソを守る人々の姿が感動的!
特にナチスの将校がパリ万博でピカソにゲルニカの難癖をつけた時に、ピカソが言い放った一言が痛快極まりない。ピカソすげえ!痺れる!
過去と現在を対比させピカソ像を浮き上がらせている構成は素晴らしい!

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紙の本

また観に行きたくなりました

2018/10/07 23:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

池上彰氏が解説で書かれているようにもう一度観に行きたくなりました。
ゲルニカはマドリードのソフィア王女芸術文化センターに展示されていますが、ヨーロッパはガラス越しではなく生で観ることができること多いのですが、入場時のセキュリティーチェックに加えガラスで囲まれたゲルニカ。多くの人が訪れますが、戦争の悲惨さを感じ無口になるのでしょう。
訪れたのは2002年でちょうど物語と同じ頃です。
何度も繰り返し読み込みたいと思います。

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電子書籍

心の奥深いところに何かが残る快作。

2023/06/10 11:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」(パブロ・ピカソ)

今世紀最大の芸術作品のひとつであるピカソの大作「ゲルニカ」。

第二次世界大戦の直前の時代。そして、2001年9月11日、ニューヨークで発生した同時多発テロ。

戦争ほど、残酷なものはない。
しかし、半世紀を越えて、人類は戦争という宿命に踊らされていた。

その人類の宿業とも言うべき戦争に、絵筆一本で立ち向かった、20世紀の巨匠ピカソ。時代を超えて彼を慕い、その魂を受け継ぐ人々の物語。

主人公・MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの瑤子は、苦難を乗り越えたどり着いたクライマックスで語りかける。
「『ピカソの戦争』展。戦争とテロが生み出した第二次大戦下の非常時に、ピカソは絵筆一本で闘いました。絵筆が銃よりも、大砲よりも、空爆よりもずっと強いことを、作品を通して証明したのです」

ピカソに会える。瑶子に会える。バルトに、ドラに、そして楽園のカンヴァスのティムに会える。

心の奥深いところに何かが残る快作。

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紙の本

あのティム・ブラウンが、また登場する

2020/06/18 21:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

アートミステリー、アートサスペンスというジャンルがあるのかどうかは知らないけれど、そういったジャンルがあるのならばまず第一に名前を挙げることができるのが原田マハ氏であろうというか、私は彼女しか知らないのであるが。以前に読んだ「楽園のカンバス」はアンリ・ルソーの作品にまつわるものだった。ルソーは生前あまり評価されていない画家だったらしい、作品中では彼を笑いものにしている人まで登場していた。今回の作品はピカソが登場する、そして作品はゲルニカ、あまりにも有名な作品なのだが、作品中にもでてくるようにパリ万博中の評判は芳しくなかったようだ。この二つの作品どちらにも登場するのがティム・ブラウン、前作では頼りないアシスタント・キュレーターとして登場していたが、今回はかっこいい主人公の上司役で登場した。これには思わず拍手

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紙の本

心の奥深いところに何かが残る快作。

2023/05/15 11:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」(パブロ・ピカソ)

今世紀最大の芸術作品のひとつであるピカソの大作「ゲルニカ」。

第二次世界大戦の直前の時代。そして、2001年9月11日、ニューヨークで発生した同時多発テロ。

戦争ほど、残酷なものはない。
しかし、半世紀を越えて、人類は戦争という宿命に踊らされていた。

その人類の宿業とも言うべき戦争に、絵筆一本で立ち向かった、20世紀の巨匠ピカソ。時代を超えて彼を慕い、その魂を受け継ぐ人々の物語。

主人公・MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの瑤子は、苦難を乗り越えたどり着いたクライマックスで語りかける。
「『ピカソの戦争』展。戦争とテロが生み出した第二次大戦下の非常時に、ピカソは絵筆一本で闘いました。絵筆が銃よりも、大砲よりも、空爆よりもずっと強いことを、作品を通して証明したのです」

ここ数日、電車に乗るのが楽しみだった。
ピカソに会える。瑶子に会える。バルトに、ドラに、そして楽園のカンヴァスのティムに会えるのだから。

心の奥深いところに何かが残る快作。

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紙の本

アートをめぐる大冒険

2022/06/23 09:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mizuho - この投稿者のレビュー一覧を見る

キュレーターさんのお仕事が、こんなに壮大な冒険譚になってしまうとは!
ドキドキワクワクで、一気に読んでしまいました。
ピカソをはじめ、ゲルニカをめぐる登場人物たちの思いの熱量に圧倒されます。
何度も読みたくなる本です。

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紙の本

アートのチカラ

2022/02/05 04:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

マハさんの小説に出てくる主人公の女性はとにかくかっこいい。そして、マハさんの小説にはピカソが出ることは多いと思いますが、これはまさにど真ん中。そしてこの小説は、なにせ時代を交互に変えて、ピカソの生きた時代と現代の二つの時代で、それぞれ二人のかっこいい女性を主人公に、交互に焦点をあてながら進んでいきますので、面白くない訳がありません。途中からピカソの生きていた時代に登場した人物が、歳を重ねて現代にも登場するのはなんだか感無量。そして最終章は圧巻の内容。やっぱりマハさんのアート作品は素晴らしいと改めて感じさせられました!

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紙の本

いつかゲルニカを観に行くと誓った作品

2020/05/30 02:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る

一つの絵が、世界中の人々の反戦の意識を喚起させるほどの威力がある事に圧倒された。
ピカソの絵って、一見ただ適当に描かれた絵のように見えるけど、全然そうじゃない。
ゲルニカでいえば、
雄牛の目がまるで生気を失った人間の目のように描かれていたり、左右アンバランスに描かれた人間の身体が、戦争の悲惨さを如実に現していたりと、
ピカソが描くタッチだからこそ反戦への心が動かされると感じた。

学生の頃、ヨーロッパ史は学んだにせよ、
こうして時代をアートに結びつけて
考えるということは、マハさんの作品に出会ってからが初めて。

ただ、歴史を歴史としてみるのではなくて、
ピカソのような芸術家のアートが世界中の人々の反戦への意識を変えていく一つの『点』であったこと、
このように歴史を見ると、
現代社会の在り方に結びつけ易いと思った。


瑤子のアートに対する思い、
ひいては反戦への思い、これは
・ピカソ研究家として、
・9.11に最愛の夫を亡くした妻として
この二つの立場としてより一層強固な信念へと固まっていたと思うし、彼女の背中を押していたんだと思う。

アートは楽しむためのものじゃない。
芸術家の魂の叫びがこもったものなんだ。


戦争ほど悲惨なものなんてない。
ピカソが芸術で反戦を叫び今も尚、
世界中から愛され彼の信念を守り続けられているけど、これほどの
“仕事”をしたならば、
わたしにはなにができるだろうか。
そう問わずにはいられない一冊です。

今後、おすすめの本はありますか?
と聞かれたら、まずこの本を推します!!

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紙の本

暗幕のゲルニカ

2020/03/25 01:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

国連本部に展示されているゲルニカが贋作ではないかという疑いによるサスペンス。『楽園のカンヴァス』にも共通することだが、作品の制作時と現代などの複数の時間軸の物語を折り合わせていく。最後は少しわかりにくかったが、いい作品だと思う。

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紙の本

美術への思いと平和への思い

2019/05/26 09:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

『暗幕のゲルニカ』は、原田マハお得意の美術もの。
現代と過去を交互に描く構成もお手のもの。
いささか話が大がかりすぎるような気もしたけど、なにしろテーマがあの大作の「ゲルニカ」なんだからしかたない。
美術への思いと平和への思いが強く感じられる作品でした。
クライマックスで、キュレーターの瑤子が画面から聞くピカソの声
「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」。
これが心に残って、読後にふと巻頭を見ると、エピグラフとしてこのフレーズが置かれている。
これは、ピカソのほんとの言葉だったんだなあ。
原田マハ美術シリーズの愛好家としては、『楽園のカンヴァス』の、あのティムが出てくるのも楽しかったですね。

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2018/08/24 15:35

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2018/07/05 11:34

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2018/07/13 17:07

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2018/09/27 18:18

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2018/08/19 15:31

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