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ペスト みんなのレビュー

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みんなのレビュー364件

みんなの評価4.0

評価内訳

364 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

☆ペスト☆

2024/05/18 12:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

新しい課題に直面したとき、よく「古典から学べ」というが、本書からも学び、感じ取るところが多かった。

ペストの発生から蔓延等の事象を描き、単なるパンデミックの過程を追うのではなく、それぞれの視点から描いているところが面白かった。
寓話的要素も、それはそれで小説だから当然存在するのだが、現代社会においても、また、未来においても、色褪せることのない社会派小説だと思いました。

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紙の本

☆ペスト☆

2024/05/18 12:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

新しい課題に直面したとき、よく「古典から学べ」というが、本書からも学び、感じ取るところが多かった。

ペストの発生から蔓延等の事象を描き、単なるパンデミックの過程を追うのではなく、それぞれの視点から描いているところが面白かった。
寓話的要素も、それはそれで小説だから当然存在するのだが、現代社会においても、また、未来においても、色褪せることのない社会派小説だと思いました。

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紙の本

力をもらえる小説

2023/08/14 21:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「絶望小説」と言われているらしい。確かに主人公たちの陥った状況は絶望的だ。しかし、登場人物たちの歩みは力強く、自分ももっと頑張れるはずだと力をもらった。災厄が去り、徐々に平常化する世界に少し寂しさを感じたのは、多分私だけではないだろう。

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紙の本

コロナ渦で考える

2022/08/31 11:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モリンガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペスト流行の惨禍という極限の苦難の中にあっても、じっと耐え、明日への希望をつないでいった主人公の医師の姿は、コロナ渦を生きる今の人類もやがては乗り越える日がやってくるだろうという出口への光を与える。

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紙の本

読んでいて今の新型コロナウイルス禍の今の状況とシンクロする

2022/02/04 23:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナウイルスが蔓延するこの時代にこそ読まれるべき作品だろう。読んでいて今の状況とシンクロする。初めはちょっとした異変だったものが、見る見るうちに譲許が悪化し、都市が封鎖される。出口の見えない状況が延々と記述されていく。解説を読むともっと理解が深まった。特に途中に出てくるキリスト教に関する観念的な記述の部分である。ちょっと気になったのは訳文の言葉がちょっと古いかなと思った。

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紙の本

ペスト カミュ

2021/06/16 10:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S - この投稿者のレビュー一覧を見る

コロナ社会の私達に共感出来る点がいくつもあるように思う。今読むからこそ染みる一冊。ウイルスが現れたことによって私達は「普通」とは何かより考えさせられる。人々、社会を俯瞰しつつ、作者が思想を展開していく中で、今のご時世を生きる自分が意識できなかったいくつもの自分の感情に出会うことができる。

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紙の本

そうだ

2021/02/28 23:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒマラヤハマラヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は恐れながら生きる人もいれば、忘れながら生きることのできる面白い生物やなと思いました。ぜひ一度手に取ってみては!

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紙の本

「リウーを待ちながら」からの

2020/12/30 08:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひめやまとおさがに - この投稿者のレビュー一覧を見る

コロナ禍の下で親の読んでた「リウーを待ちながら」を部屋にこっそり持ち帰って読み切って、次にこちらをセレクト。きっちり漫画の内容に影響されてます。漫画から活字へと自由自在に行き来する子供に驚愕。漫画一辺倒の親は。。。。

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紙の本

あっさりと

2020/08/17 11:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:デンジャーメロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書最大の謎とされているアレは、わりとすぐわかるものだしそこまで重要なものでは・・・って感じでした(笑)
疫病に立ち向かう人々は、現在のコロナ禍にも勇敢なのだと改めて思いました。

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電子書籍

やっぱり、2020年の世界を暗示していると言いたくなってしまう

2020/06/16 23:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

2020年の世界がまさかこんなことになるとは、およそ誰も思わなかっただろう。だが、すでに6月も半ばになっても尚毎日頻繁に聞く言葉が「新型コロナ」であり、人と顔をあわせた時の枕詞にもなってしまっている。そして、これだけ時間が経過しても、結局「新型コロナ」がどんなものであり、誰もが感染してしまうものなのかそうでないのか、私達にとって何がデメリットであり、何がメリットであるのかとかいったことがさっぱりわからないというのが現実で、そのわからなさをうまく抱えていることができず、不安な気持ちだけがいつも刺激されてしまっている。
そんな不安な気持ちが続いていると、何とかこの不安を解消できるものはないものかと、何かこの不安定な状況を支えてくれるものはないかと、誰もが探すのだろう。その1つがこの、カミュの『ペスト』なのかもしれない。何しろ、ノーベル賞作家の代表作であり、この2020年の世界の状況を予言したとも言える物語だというのだから。
私も、不安を自分だけで抱えていることが難しいと感じて、何か手がかりが欲しくて、この本を手にしてみた。
確かに、時も場所も、扱われているものも異なるのだけれど、この物語に出て来る人たちが感じ、考え、行動したことと同じようなことを、今の私達も感じ、考え、行動したりしなかったりしているのがありありと感じられる文言がそこここに出てくるのだ。それをいちいちマークしていたら、20カ所を越えてしまった。
特に、市が封鎖されたあとに夜警手が、「まったく、こいつが地震だったらね! がっと一揺れ来りゃ、もう話は済んじまう・・・・・・。死んだ者と生き残った者を勘定して、それで勝負はついちまうんでさ。ところが、この病気の畜生のやり口ときたら、そいつにかかってない者でも、胸のなかにそいつをかかえてるんだからね」と言っているのなど、正に2020年に生きる我々のことと言えるのではないか。
本書は、全体を通じて冷静な筆致で、ペストに襲われた市のその発端から終結までを表しており、ある種ルポルタージュのようにも読める。そこがまた、今だからこそリアルさを感じさせるところなのかもしれない。
だとすると、終わりの方で「人々は相変わらず同じようだった。しかし、それが彼らの強み、彼らの罪のなさであり、その点においてこそ、あらゆる苦悩を越えて」他人とまた1つになれると感じられるとあるのが、この先の私達自身が進んでいくべき方向のようにも思える。
そう、今私達が経験していることは何も新しいことではなく、ヒトがこれまでにも時と場所を、姿を変えて経験してきたことと何も変わらないのではないか。そんなことを教えてくれたということからして、やはりこの『ペスト』は予言の書と言えるのかもしれない。

ただし、本書がもともと刊行されたのは1969年のことらしく、翻訳の文体や言葉が古めかしいところがあった。それはそれで格調があり、雰囲気があって良いけれど、少し読みにくかった。あまり砕けすぎた表現も良くないかもしれないけれど、もう少し最近の言葉遣いなどされているともっと読みやすかったようにも思う。

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紙の本

私には難しかった

2020/06/04 21:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

このような状況なので、今、多くの人に読まれていると聞いたので読んでみたが、正直、私には難しかった。
そういえば、高校生の頃、「異邦人」に挫折していたことを思い出した。
でも、またいつか再読してみようとは思う。

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紙の本

新型コロナウイルス感染症が終息したあとに教えてくれるもの

2020/05/14 13:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

オランという港町に突然ペストが発生し、ロックダウンされた社会の中で、
人々の行動や心理状態を描いた作品です。
ペストという巨大な殺人兵器に立ち向かうすべはなく、ターゲットにされるのは
悪人も善人もなく、大人も子供もなく、老若男女の区別もありません。
そのため、この町から脱出するか、神にすがるか、愛する人と今ままでどおり暮すか、
好きなように欲望を満たすかしかないのです。
こんな時でも、医師は患者の命を助けるのが仕事で、これは命懸けの行為です。
仕事なのか、責任なのか、役割なのか・・・・・・・
この本は、「不条理の絶望」ということがテーマにあり、この町の全ての住民が
その絶望の対象者としてこの不条理な世界で生きることになります。
やがて、ペストは終息していきます。

このペストとの勝負で勝ち得たものは、
「ペストを知ったこと、そしてそれを思い出すということ、友情を知ったこと、そして
それを思い出すということ、愛情を知り、そしていつの日かそれを思い出すことになる
とういこと」と本文にあります。

現在、2020年、
世界的なパンデミックとなった「新型コロナウイルス感染症」が終息したあとに得るものは、
「新型コロナウイルスを知ったこと、そしてそれを思い出すということ、友情を知ったこと、
そしてそれを思い出すということ、愛情を知り、そしていつの日かそれを思い出すことになる
とういこと」と、思います。

この本は、新型コロナウイルスによって自由を奪われ、不条理な世界に生きることの困難さを
感じている人にお薦めです。

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紙の本

これは人間についての本

2020/04/29 23:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:孤島の姫君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

病気の蔓延というパニックものなのかと思いながら読むと見事に裏切られます。これは危機に直面した際の人間についての本。今現在コロナ渦ですが、今とまったく同じような対策・行動にでる人が文中で沢山出てきます。時を得ても人間はそんなに変わらないのだと改めて認識します。その中でも出会いがあり、友情を育んだり煌めきもある事。古い作品ですが学ぶべきところが多いです。名著として残る作品は違いますね。

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電子書籍

閉塞感が今の状況にピッタリ過ぎて…

2020/04/26 02:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イリ玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新コロナで苦しむ現在と似ていると友人が言うので読んでみた。病魔の足踏み。あまりに今の状況に似ていて辛い。大変面白いが、若干訳が難解。表現は素晴らしいのだが。50年以上前の訳の様なので是非この機会に新訳でお願いしたい。

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電子書籍

後半から読める自分になった

2020/04/22 23:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わに♂ - この投稿者のレビュー一覧を見る

医師リウーが書いてあることは後々分かりだす。半分まで読むのが難しいけど、6割超えたあたりから慣れて読めるようになり、感情も入れやすくなった。
1番報われるはずの人が、友と愛する人を亡くした。ただ、それだけの話し合いではないものの、「ズルイ奴が笑う世界」なのかもしれない、と、今日感じたことと繋がった。
神が何であるか、や、死刑を知らずに受け入れていることについて、そこから本質というモノを考える新たな価値観が芽生えた。爺さんのように世を俯瞰して悪態をつくようになりたくもなったし、でもそれは逆に若者からすれば頭が堅いと言われかねないことだと思う。歳を取った人は経験からわかる、歳を取ってない人は経験を得てわかろうとする。歳を取った人は経験あるからモノを言うか言わない、歳を取ってない人は経験ないからモノを言えないか言う。いつまでも若くありたいと思ってた自分は体のことと気持ちのことであって、心と考えは老いぼれたいのだろう。
今のコロナが終息しかける時が怖い。再爆発もあるだろうし、ペストに書いてあったけど幸福が急にくるから噛みしめられないだろう。コロナ前は味の薄いガムで、今は味のしなくなったガム。もう(1年はかかるだろうが)捨てられる。次に食べる味のするガムは美味しく感じられるけど、また味は薄くなるんだろう。みんなのは、な。そこは違くありたい。俺は味をずっと感じてようとしたいし、感じたい。新しい味も噛みしめたい。絶対に俺はそう。「今だからできること」は前も今も後も出来ることだから。むしろ今はこれしかできないって言うべきだし、後ろ向きだけど前向きにその言葉を使って合ってると思う。
でも、ただこの本を読んだのも、読んでこんな想いがあるのも、それ全部コロナがあるからだから。その点においては、俺もその周りとなんら変わらない。みんな違う一緒なんだな。

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