ブックキュレーターhonto編集員
孤独が怖い。承認や共感がほしい。現代人の不安と上手につき合うための本
「友だちがいない」「集団の中で浮いてしまう」「居場所がない」。そんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。不安が高じると「いいね」がほしい、注目してもらいたいとの思いが募り、ついSNSに過激なコメントや行き過ぎた写真を投稿してしまいかねません。不安の原因を知り、対応方法を学んで、毎日を穏やかに過ごしましょう。
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古代ギリシアの哲人も「友だち」について考えを巡らせていました。以来、時代とともに友だちの意味やつながり方は変わり、現代は目の前にいない人たちとスマホを経由した常時接続が当たり前になっています。ネット社会の友だちの意味や作り方を検証し、どうすればストレスの少ない有意義な交友関係を結べるのか考えるための一冊です。
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一般に日本人は欧米諸国と比べ会社とのつながりが深く、社内で互いに認め合うことが心の安定をもたらすといいます。しかし、コロナ禍でテレワークが広がり集団内で承認し合う機会が減り、不安が増しました。本書ではテレワークが個人や会社に与えた変化を検証し、これからのあるべき働き方や会社とのかかわり方を考察しています。
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「言葉」をキーワードに、コミュニケーションのズレや違和感の正体を語る対談集です。同じ単語でも、その意味する内容は使う人や場面によって違います。それに気づかずに話を進めていくと、すれ違いや勘違いが重なり会話はどこにも着地しません。話が噛み合わない、共感してもらえないなどの悩みを持つ方にオススメの一冊です。
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人間は、自分が所属する集団から孤立するのを恐れ、無意識のうちに集団のルールに従い、他人の顔色をうかがっています。本書は人間が孤独を恐れる根源的な理由を説明し、孤独を避けたいという度を越した束縛から逃れる思考法を解説。本来の自分を取り戻し、自分らしく生きたいと思う方の目を開かせてくれるはずです。
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幼くして母を亡くし、継母とソリが合わず、不幸な少年時代を過ごした江戸時代の俳人・小林一茶。中年になって家庭を持つものの妻子に先立たれ、温かい家庭には恵まれませんでした。しかし、その句はユーモアにあふれ、寂しさや暗さがありません。一茶の人生と作品を振り返りながら、孤独を笑いに変える生き方を学びましょう。
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