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紙の本
前途多難な航海
2023/09/02 05:51
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊の辞書を刊行するのに、これほどの時間と労力がかかるとは。愚直な馬締光也と共に人生の荒波に漕ぎ出す、香具矢さんが素敵です。
紙の本
言葉を生命線とする作家の
2023/05/12 12:20
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉を生命線とする作家が、同じく言葉を網羅することを仕事とする辞書編集者の話を書いている。辞書編纂という 日の当たるところに出ることが少ない人々の活動を描いた大変に貴重な作品だと思う。ただ「かぐや」の位置付きが不安定で、やや余分な存在のような気がした。
電子書籍
辞書
2022/08/12 06:06
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書を作っている人がいるなんて、最近まで考えたことがありませんでした。言葉も時代と共に変わっていき、たくさんの人がその言葉にたずさわって、一冊の辞書ができているのを考えさせられます。
紙の本
登場人物たちが皆愛おしい
2022/03/13 10:59
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投稿者:はるか - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな出版社のなかの小さな辞書編集部が紆余曲折を経て一冊の辞書を作り上げるまでの物語。
こんなに感情移入した小説は久しぶりでした。
普段は大人しいと思われる人の中に燃える熱い情熱、大胆で時にはがさつとも思われてしまう人の実は繊細で優しいところ、どれも愛おしく感じます。
登場人物たちに愛着が湧き過ぎるあまり、なんとなく私の中のイメージと違ったキャストが揃う映画は序盤で見るのを止めてしまいました。。
小説を通じて人の気持ちを疑似体験すること、知らない世界を知る楽しさを改めて教えてくれた一冊です。
紙の本
こういう意味だったのか!
2020/11/27 09:43
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミュニケーションが苦手で本ばっかり読んでいるまじめ君が辞書「大渡海」の編集に携わり、十数年の時を経て完成させる物語。まじめ君の辞書編纂への強い気持ち、仕事に取り組む姿勢等には脱帽する。またヌッポロ一番ばかり食べている姿や本ばかり読んでいる姿には妙に親近感を覚えた。何度も読み返したくなる作品でした。
舟を編むという題名だけで海の話かと勝手に解釈してしまいました。
電子書籍
真面目に辞書作りと恋愛を
2020/03/12 05:53
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊の辞書を世に送り出すまでの、多くの人の並々ならぬ苦労が伝わってきます。主人公の馬締の誠実な人柄と、人間的な成長にも心温まりました。
紙の本
辞書ってすごい
2018/10/14 15:51
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投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書に載せる言葉はその時々によって解釈や使い方に微妙な変化がある事と、辞書創りに完成は無い事がよく分かった。好きな人はとてもハマってしまう事悩みっぱなしの人生になりそうです。
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言葉の重み
2017/03/27 19:57
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公や、彼を取り巻く人々、さらに妻となる女性。いずれも珍しいキャラクターではない。また小説家は、出版社や編集者を取り上げたがる。世間が狭いからだろう。例外的に本作は、出版社でも辞書の編纂にスポットを当て、それが成功した。「恋愛」をはじめとする伏線の張り方、取材したネタの生かし方、何より言葉の重みを生かした作風に好感が持てる。作家が日本語を大事にしなくてどうするか、そう訴えかけてもいる。さすがに直木賞作家だと思う。蛇足だが、ラブレターの扱いや辞書の表紙の紹介など、粋な配慮である。
電子書籍
ひたむきな主人公
2017/01/31 23:56
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が好きなことを仕事に出来て、それにひたむきに取り組む主人公の姿を見て、没頭できることがあり、それが仕事だなんて羨ましいと思った。
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地味で不器用に熱な男たち
2017/01/23 13:25
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞受賞作。三浦しをんさんの作品は好きなものとそうでもないものがくっきり分かれるのですが、これは好き。ずっしりと読み応えがありました。辞書作りというマイナーなテーマが良いし、こういう不器用に熱い人たちって、すごく好きです。松本さんの手紙には泣けたし、すっかり巻き込まれる脇役の西岡さん、岸辺さんの心持ちも良い。
紙の本
大渡海 我が家に欲しい
2016/12/31 20:12
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初 馬締にはどうにもぼやけた印象しか持てずにいたが 辞書作りに関わってから段々と輪郭がはっきりしてきた。始めのころの馬締に世界の接点はタケおばあさんとトラさんだけだったが辞書編集の面々、そして香具矢と出会って一気に彼の世界が広がっていく展開に胸が踊った。
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辞書をめくってみたくなる本
2016/11/18 11:27
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉ってすごいなぁ。。。
そして、その集大成(?)の辞書ってもっとすごいなぁ。。。。
しかもそれ、私たちと同じ「人」が作ってるんだから、さらに、すごいよ!!
そんな15年の辞書完成までの物語の中で私はあえて言いたい!
西岡さんが好きだ!!!
彼のような人がいれば実はとっても心強いだろうし、
周りの人に彼のようだと思ってもらえたらそれもまた、素敵だと思うんです^^
最近ウィキペディア頼りの私だけど、本屋さんに行って、
辞書をめくってっみたくなりました。
紙の本
言葉への愛情溢れる小説
2016/10/05 23:41
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書編集のお仕事を通して、言葉への愛情、仕事に熱中できることの尊さを感じさせてくれる小説です。単行本は完成した辞書をイメージした装丁でしたが、こちらの表紙デザインも言葉への温かい愛情を感じられる一冊でした。
紙の本
堅そうなテーマですが気楽に読めます
2016/09/18 23:08
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご存じ,映画化もされた本屋大賞受賞作。まもなくアニメにもなりますね。
辞書編纂なんて地味なテーマかと思ったら,キャラがたっていて結構読ませる。でも,途中で15年間もすっ飛ばしてるのは,地道な作業を延々と書き続けるのにも限界があるということか。
主人公が社会不適応のお宅のようで,ちゃんと折衝力も備えていて辞書編纂を進めるだけか結婚までしてしまうのは、多少御都合主義を感じなくもない。他の登場人物の思い同様,何故相手が受け入れたのか疑問というか,その辺があまり書かれていない.(まあ,辞書編纂には関係ないですが…)
目次に「恋文全文公開」としておきながら(中略)して,登場人物に突っ込ませている当たりはなんともはや。
まあ,そんなのりです。
紙の本
地道に我が道を進む
2016/05/10 09:57
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投稿者:JYUJYU - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つの言葉に真摯に向き合い、辞書に載せていく。
地道な作業ですが、そのひとつの言葉に関係してくる全ての方々の心と言葉に対しての尊敬を感じます。
そしてその方々の回りにいらっしゃる人々の普通の生活の中にも辞書作業をしていらしゃる人々に対し、温かく見守っている姿が帆のほのぼのとする一冊です。