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hontoレビュー

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朝が来る みんなのレビュー

    一般書 第4回静岡書店大賞小説部門 受賞作品

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    みんなのレビュー554件

    みんなの評価4.0

    評価内訳

    554 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    読んでいて

    2016/01/25 18:56

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    涙が止まりませんでした。この問題に正解なんてないと思います。
    それぞれの環境、関係性によって『正解』なんて変わってしまう。実の子でさえ育てきることが難しいのにそれをやり遂げることの難しさ。親とは何か……つくづくと考えさせられました。

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    紙の本

    ストーリーに入っていけなかった

    2015/06/26 14:20

    3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:kiriko - この投稿者のレビュー一覧を見る

    海外治療まで進みかけ、本当に母になりたいのか?と自問自答の挙句に母にならない選択をしました。
    不妊治療・特別養子縁組についてもひととおりの知識はあるつもりです。
    うーん、特別養子縁組をしたならいきなり産みの母から電話などかかってこないはず…。

    いきなり電話、いきなりメールならば、日本人留学生等からの卵子提供の方がよほど可能性はあると思います。ただし、産んだ側から提供した側へ、だと思いますが。

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    紙の本

    久しぶりに壁投げしたくなりました。

    2017/05/12 22:50

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

    辻村深月さんは非常に人気があり、三冊ほど読んでいます。
    それぞれ、凡庸な学生もの、ぎとぎとなガールズもの、
    オタクものでした。

    作風の振れ幅が大きく、どれが辻村さんらしい作品なのか
    つかみ損ねていますが、この作品でますます分からなくなりました。
    読ませる文章力があるので読了は容易なのですが、それにしても
    趣味の合わない作品でした。

    考えの少し足りない人に、次々と予期せぬことが降りかかる
    ことで、読む方にもどかしさや憐れみ、同情を抱かせます。
    考えてみると、これは作者お得意のパターンの一つ
    かもしれません。
    先に読んだ三冊とも共通点を感じる部分がありますし。

    それにしてもこの作品はあまりにも演出過多で、やり過ぎ感に
    あふれたくどさを味わいました。

    読むのを途中で止めるのは自分の性格的に難しいので、
    後半をわーっと一気読みにして強制終了しました。
    じっくりと味わわず、とにかく先に進んで筋を追う読み方です。
    たまに使う手です。
    これから辻村さんを同情系作家と整理しようか、そんな風に
    思いました。

    栗原家と一人息子の朝斗君。幼稚園の年長です。
    第一章は、朝斗君の巻き込まれた事件により、モンスター
    ペアレントにからまれるお話です。
    自分たちの考えることは100%正しく、意見の違う相手は
    向こうが100%間違っているという、とても狭い考え方の
    人たちです。

    たしかにこういう傾向の人はいますが、それにしても
    極端すぎて嫌な気分になります。

    なんだかなあと思いながら頑張って40ページほど進んだところで、
    新たな展開が待ち受けます。
    それがこの作品の本編であり、救いようのない最悪のクズ女が
    出てくるのです。それをクズっぽくなく書けてしまう文章力を
    恨みがましく思います。

    詭弁にまんまとはめられて同情が引き出されそうになり、
    なんちゅうものを読ませるんだとため息が出てしまいました。
    作品の雰囲気は前半の十数ページで分かるといいますが、
    この作品もまさにそうなんでしょうね。
    思い返せば、モンスターがうようよいたのです。

    ところでクズ女はというと、あろうことか朝斗の秘密をたてに
    ゆすりをかけてきたのです。しかし栗原家にとっては、
    それは秘密でもなんでもないことが知らされます。
    そのことでクズ女の馬鹿さ加減が浮き彫りになるのです。

    この展開はどうなるんだといろいろ思わせぶりにしながら
    話は進んでいきます。それを、何だか可哀想に書けてしまう
    あたりが、悪魔的ではあるのですが。

    第二章は良かったのですよ。
    不妊治療の夫婦の考え方が、暗い中でもどこか救いがあって。
    問題は第一章と三章です。読書はできる限りストライクゾーンを
    広くしたいとは思っているのですが、これはいくならんでも
    受け止めきれません。

    辻村作品には、こういう頭の弱い系が登場することがあります。
    とても楽しんだ作品もあるだけに、この手の趣味に合わなさすぎる
    系統は回避したいです、本当。

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    紙の本

    あまりにも主人公がかわいそう

    2016/05/08 22:17

    1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    中学生の女子が妊娠してしまい、中絶もできずに出産して里子に出すはなし。

    出産後のはなしも続くが、あまりにもかわいそうすぎて、途中で読むのをやめようかと思った。

    実際には保証人にはなっていないのに偽の借用証書を見せられ借金の返済を暴力団風の人に迫られるはなしがあったが、こういうケースは交番にかけこむべきではなかったのか。

    なぜ主人公ひかりが一人でかかえこんでしまって、最終的には職場の金庫からお金を横領してまで「偽の借金」を返済してしまったのか疑問に思った。

    繰り返すが、こういうケースは警察が守ってくれるはず。

    新聞販売店での仕事もたいへんだったようだし、主人公のひかりがあまりにもかわいそうすぎる。

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    電子書籍

    運命の出会い

    2017/01/30 07:54

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    生みの母と育ての母、どちらにも事情があり、複雑だなと思ったが、今後、まだまだ医療も発展し、社会の法制度もどんどん整えば、いろいろな家族の形があり、それが普通の世の中になるのかなと思った。

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    紙の本

    頭と終わりでずいぶん違う

    2017/10/22 22:32

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

    不妊発覚から特別養子縁組までは「そういう話か」と思っていたら、ひかりの過去が語られ始めたら・・・あらら?ミステリーっぽい感じになって冒頭とはずいぶん違う話になっちゃった。なんだかまとまりがないように感じました。

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    紙の本

    特別養子縁組を軸に、人間の心情を描いた感動作

    2015/08/19 18:24

    2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    「子どもを、返してほしいんです」という電話がある朝生みの母親からかかってくるー。そんなキャッチコピーから予想していた内容をいい意味で裏切る作品だった。脅迫、子どもの取り合い、ひょっとしたら誘拐、そんなどろどろした展開になることを少し危惧していたのだが、そういったレベルの話では全然なかった。
    子どもがほしいのに恵まれない親、どうしても子どもを育てられない状況で生むことになってしまった母親、そういった人たちの考えや思いを深く濃やかに描き、その上でストーリーの純粋なおもしろさも加味している。読んでいて、胸が痛くなるような切ない心情がよく伝わってきた。ただ、後半は読むのがしんどい部分もある。タイトルの良さは、中盤でしみじみと実感した。そうしてラストシーン、そこに至るまでの一切の説明は敢えて省くが、その感動と美しさは圧巻。

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    紙の本

    必ず、味方はいる

    2018/09/23 02:39

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:Takashi - この投稿者のレビュー一覧を見る

    辻村深月さんの朝が来る 読了。
    子を持ちたいが産めない人、産めるけど育てる事ができない人、周りに産む事を許されない人。特別養子縁組は子を守るが、産みの親の心は守ってくれない。その親が大人でなく、まだ小さな中学生であっても。彼女の味方は誰だったのか。

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    紙の本

    2018/07/30 14:05

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

    養子縁組という制度について、全く考えたことがなかった。しかし、この話を読んで、その複雑さというのだろうか、何ともいえないものを感じた。誰にでも朝はやってくるのだが、それを当たり前だと思っているのが、自分も含めてほとんどの人なんだと思う。

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    電子書籍

    題名に込められた思い

    2017/12/03 23:24

    1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

    最初読んでいて、タワーマンションに住む、母親達の確執を描いた作品かと思いきや・・・
    ミステリー形式ではあるが、特別養子縁組の光と闇を扱ったヒューマンな作品。暗い展開の中で物語は進んだが、最後は救われた。

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    紙の本

    ふたりの母

    2017/10/17 05:13

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

    生みの親と育ての親が苦悩するシーンには胸が痛みました。様々な家族のあり方が受け入れられて欲しいです。

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    電子書籍

    よくリサーチされた作品

    2017/01/07 02:15

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    重いテーマなのに、スラスラ読めました。いきなり本題から切り込むのではなく、ママ友さんやご近所さんとの付き合いでよく見られる、身近な問題から始めたのも良かったと思います。一つ一つの場面のつながりが自然でした。あと、何気ない文章で、「うわぁ、この一文のために、作者はきっと膨大な量のリサーチをしたんだろうな」と感じる箇所があり、物語を受け入れることが出来ました。デビュー作は衝撃的で新鮮でも、その後失速する作家の方が多い中、本作の作者は逆のパターンだと思います。

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    紙の本

    親子とは

    2016/06/27 14:33

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ブラックティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

    家族のことが色々と取りざたされている昨今。
    血のつながりって何なのだろうと考えてしまう
    小説。

    少子化、晩婚化、非婚、お一人様と、家族の有りようがすっかり
    変わってしまい一個人を尊重する風潮にあるけれど
    やっぱり家族って大切だとこの小説は教えてくれる。
    そして、家族は必ずしも血のつながりだけではないということも。

    この小説は特別養子縁組がテーマとなっていて、
    養子に出す側、養子に迎える側の背景が丁寧に描かれている。
    どちらか側でなく、両方をほぼ同分量の割合にした構成
    は成功していると思う。

    ややステレオタイプなキャラクター設定は多少気になるが、
    わかりやすい設定の方がより読者がストーリーに入り込めると
    いう利点もあるので、さほど気にならない。

    作者は過去の作品でも赤ちゃんポストを題材に取り上げてきた。
    子どもを手放さざるを得ない母親側のシリアスな事情もしっかり、
    描かれていて、でも、押しつけがましくない描き方に自然と
    読者は引き込まれていく。
    幸せは人それぞれ。家族の有りようもそれぞれだと思う。
    いろんなパターンがあっていいと思う。

    ラスト、主人公の佐都子のとった行動に母親としての
    心の広さを感じ目頭があつくなった。

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    紙の本

    2016/03/29 23:51

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    石橋を叩きすぎて割れてしまい渡れなくなってしまう私。それも強く叩いたのではなく弱い力で同じ所を何度も叩いてしまって割れてしまった。引き返そうと振り向くと道はなくずっとそこにたたずんでしまうしかなくなる。
    10ヶ赤ちゃんをお腹にいれておくのが心配で、産むのが怖くて、育てる自信もなくて子供を持たなかった私。
    子供を育てるのは大変なこと、私には無理だった、これでよかったんだと自分自身に言い聞かせる。
    石橋を叩き割った事後悔しているのかな私。
    発売すぐに買ったこの本、子供がテーマなのでなかなか読み始められなかったのかな。

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    電子書籍

    親子の絆

    2015/09/29 16:25

    7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:2児の母 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    結婚して、自然に妊娠出産をし子育てするのが当然の事であり、特別な事だと考えた事などありませんでした。
    しかし、この本を読んで妊娠出産子育てが当たり前ではなく特別な事だと実感すると共に、血がつながっているだけで親子の絆が作られるのでは無い、一緒に生活をして一つ一つ積み上げて作って行く物だと考えさせられました。
    日々の子供への接し方、子育ての考え方について考えさせられます。
    同時に、親と言う意味も考えさせられました。
    自分の体の中でこの世に生命として送り出してくれた親、人間として成長を支えて導いてくれた親、どちらが本当の意味で親となるのでしょうか?

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