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香君 みんなのレビュー

  • 上橋菜穂子
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みんなのレビュー28件

みんなの評価4.6

評価内訳

28 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2022/07/02 19:55

帝国の食料支配

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

国力の基盤である優れた穀物<オアレ稲>を巡り、災害の兆候に対して、滅ぼされた王家の血筋で鋭い嗅覚を持つ少女と、帝国貴族の男性、気持ちを同じにする仲間たちが立ち向かう。
帝国による食料支配、帝国内の権力闘争、帝国と地方勢力の反目の影、建国の神話や失われた事実など、さまざまな要素が盛り込まれ、複雑で面白い。

上巻は新たな敵対勢力の頭目が出た所で<下巻へつづく>ってなってて「まっじかー」って感じ(笑)

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/04/06 15:01

万象を統べることはことは難しい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界は、必ずしも人にとって有益なものばかりで満ちて巡っている訳ではない。様々なもののネットワークの中で、世の中が動いているので、時として、人にとって都合のよくない現象が、災害が起きるのだろう。そんな理不尽さに、人々はどのように向かえばよいのか、それを考えさせる物語であった。単一の植物を食料として育てる怖さ、難しさを考える。とてもよくできた物語だった。

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電子書籍

電子書籍香君 上 西から来た少女

2024/01/04 02:57

引き込まれました

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うし - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすく、面白かった。主人公が突出した嗅覚を持つ少女で、
オアレ稲という万能の稲に依存した国で、それによっておこる弊害のはなし。
最初から最後まで、引き込まれて読んだ。
読みにくかったり、我慢して読み進めたりすることがなかった。
上下巻ということで、あまり長くないのも読みやすかった。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2023/09/30 18:46

壮大な物語も、大団円にて完結します。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの「香君」は、香りで万象を知る活神のこと。
物語の主舞台となるウマール帝国は、帝国に恭順を示す藩王国を従えて、ひとりの皇帝が国を治め、活神「香君」が庇護を与えるというカタチで発展を遂げてきた。
その根幹にあるのもかつて初代の香君がもたらした「オアレ稲」。
オアレ稲は、土壌の変化や虫害にも強く育てやすく、収穫量も多い奇跡の稲。この稲の栽培により、人々は飢えることなく暮らすことができ、やがて人口も増えていった。
しかし、「オアレ稲」のみに依存し続ける日々に、ある時微かなひび割れが生じ、やがて、大きな厄災となってゆき...。
この厄災をどう収めてゆくのかが物語後半の肝。
そして、物語は、(架空の)草々のチカラを総動員させて紡がれてゆく。
すべては、作家による架空の事象でありながら、そのいちいちを、作家・小橋菜穂子は、多くの文献にあたり、また、研究者に教えを乞うて、植物を学ぶ中から生み出していった。だからこそのリアル。面白さなのでありました。
長い物語は、主人公たちの活躍を夢中に追ううちに、そして、植生の興味も刺激されるうち大団円で完結いたしました。満足です。
下巻の巻末に、作家の読み解いた植物関連本のリストが記載されているのがバリュー。

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紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2023/09/30 18:33

こんどのテーマは「植物」。いつものようにファンタジーの佇まいにてリアル社会に問題を投げかける。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

テーマは植物。実際、表紙のイメージも、美しい花々に穀物の実りが描かれて、しかも、相変わらずの長編だ。
読み進めるだろうかしら?と思ったのも束の間、いつものようにあっという間に、物語世界に引きずり込まれ、ちゃんとドキドキもハラハラもあり、植物を入り口に、このリアル世界の穀物&食料事情を彷彿させる仕掛けも万全。
上巻からして、相変わらずの読み応えある物語だが、まだほんの序の口。
扱うテーマが壮大すぎる気がして、上下巻のみで、ホントに物語は終焉するのかしらと思いつつ、読んだ端から下巻へと。おすすめは、上下巻2冊を手元に置いて読み始めることでしょうか?
そうじゃないと、先が気になりすぎます。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/08/15 20:24

『香君 下 遥かな道』

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

……飢えの雲、天を覆い、地は枯れ葉て、人の口に入るものなし

オアレ稲に次々と起きる異変
ウマール帝国を揺るがす事態に立ち向かおうとするアイシャたち

香君と皇帝のはざまで苦悩するアイシャは決断する

「この先を、私に預けていただけますか」

香りで万象を知ることができる少女は衆生を救うことができるのか

《『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者の新たなる代表作、誕生!》──上巻帯のコピー

『鹿の王』から7年
圧倒的な世界観とリアリティを感じさせるディテール、魅力的な人物造形と、上橋ワールド全開のファンタジー大作、2022年3月に上下巻同時刊行

あわせて890ページ、物語の力に満ちた完結編

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紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2022/08/14 19:00

『香君 上 西から来た少女』

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつてウマール帝国の建国にかかわり繁栄をもたらした〈香君〉とオアレ稲だったが、虫害発生の予兆は帝国支配の根幹を揺るがす事態に

カギをにぎるのは、囚われの身となったところを藩王国の視察官マシュウに救われたアイシャ

アイシャは香りで万象を知ることができる特殊な能力をもつ少女だった

……私にも、出来ることがあるかもしれない

人々の飢餓と帝国の行く末を憂い、オアレ稲の謎に迫ろうとするが……

《『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者の新たなる代表作、誕生!》──帯のコピー

『鹿の王』から7年
圧倒的な世界観とリアリティを感じさせるディテール、魅力的な人物造形と、上橋ワールド全開のファンタジー大作、2022年3月に上下巻同時刊行

あわせて890ページ、物語の力をたっぷり味わうことができる

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/07/22 08:52

上橋ワールド

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

上橋さんの作品を読むと、ヒトも動物も植物も世界の一部であり、同列の関係で、それぞれが深く影響しあって生きているんだということを深く感じます。
一方、人間社会だけに目を向けると自然とは程遠い有り様。それぞれの思惑が重なり合い、ドロドロだなぁ…と思わずにいられません。それでも希望を持って読み終えることが出来るのが救いだなぁと思います。

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紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2022/07/22 08:29

上橋ワールド

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これからどうなるのだろう?と不安をかきたてられ、何がどうつながっていくのか手探りで読み進めていきました。初めてタイトルを見た時は「???」と疑問符が浮かびましたが、読めばこれほどしっくりくる名はないなぁと感じます。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/07/11 21:54

神郷オアレマヅラ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

オゴダで海辺で育つオアレ稲を見たアイシャ。
オオヨマに負けない稲は希望の稲のはずなのに、香りの声に何か違和感を感じて不安になる。


オオヨマという昆虫は全くのオリジナルの虫なのか、そこだけピンと来ませんでした。
神郷オアレマヅラは、守り人シリーズのサグやナユグ?みたいな世界なのでしょうか。
もし続編が出るのなら、オアレマヅラ側の話や、アイシャの今後がわかる近未来(弟の子孫とか)、または初代の香君の物語が読みたいです。
ジブリでアニメ化したイメージが浮かびました。でも2時間やそこらでは厳しいかな。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/07/09 08:39

国とは、そこに生きる人とは

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

ウマール帝国を築いているオアレ稲の危機。
オアレ稲に寄生するオオマヨを餌にして成長する「天炉のバッタ」の大発生。オアレ稲も草木もあらゆる植物を食べ尽くす「天炉のバッタ」。
はたして帝国を救う道はあるのか。

視察官マシュウのウマール帝国のオードセン皇帝への進言は受け入れられるのか?
反対派の富国ノ大臣はどのような手を下すのか?
いよいよクライマックス
食糧、エネルギー、金、どれも国を守るために必要だが、それらを失っても守らなければならないのは人の命だろう。
国の将来を見据えた見識を持つ指導者の存在が重く受け止められる。

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紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2022/07/09 08:21

食糧により築かれた帝国

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

今度の物語は「香り」。
奇跡の稲「オアレ稲」により築かれ支配しているウマール帝国。
優れた嗅覚を持つアイシャは、帝国に消されるのか、それとも帝国の救世主になるのか。
上橋さんの新しいファンタジーは植物、昆虫、香りと楽しみ。
盤石だと思われた帝国にも綻びが見られる。
オアレ稲を食べるオオマヨの発生。
南にあるオゴダ藩王国の野望。
アイシャの活躍に目が離せない。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/07/02 20:13

一難去ってまた一難

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

オアレ稲に発生した害虫、それを克服する新たな品種、そして更なる災害に帝国が揺れます。
帝国の最大の強みである食料支配、しかし弱みと表裏一体であり、中央貴族と地方の藩王国との格差も浮き彫りになっていきます。
事態を収拾するために『香君』が立ち上がる。美しくただ飾りでしかなかった香君の予想外の策戦。
一つの穀物に頼る食料支配の在り方を明らかにし、国の基盤を考え直すきっかけとなります。
設定が秀逸で、現代社会にも通じる問題が内包されてます。いろいろと考えさせられる物語。

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紙の本

香君 下 遙かな道

紙の本香君 下 遙かな道

2022/07/02 13:16

繋ぐもの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

いったい神境に何があったのか。
神境サイドの物語藻読んでみたい。

人間は世界の一要素でしかない。
それを弁えず世界に人間の都合を一方的に押し付ければ当然の如くしっぺ返しを受けることになるのだろう。

香りを通して植物の声なき声を聞くアイシャ。
同じ感覚を持つものこの世にはいない。
そんな孤独な道を行く彼女は世界と人間を繋ぐもの。
香君アイシャの生に幸あれ。

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紙の本

香君 上 西から来た少女

紙の本香君 上 西から来た少女

2022/06/29 16:55

香りを聞く者

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

香りという言葉にしにくいものを物語の核に据えた大胆な作品。

「聞香」という言葉そのものの存在・香君と主食となった謎の植物オアレ稲。
そして言葉より視覚より香りで物事を理解する少女アイシャ。

それらは政治的に危ういバランスの上にある。
未曾有の危機とそれに立ち向かう人々の物語。

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