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ポアロシリーズ みんなのレビュー

  • アガサ・クリスティー (著), 中村能三 (訳), 鳴海四郎 (訳), 山本やよい (訳)
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みんなのレビュー22件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (15件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
23 件中 1 件~ 15 件を表示

ホロー荘の殺人

2009/08/12 20:48

女性は魅力的。男性はだらしない。そんなミステリ。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あがさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポワロものの一つだが、この作品の中でポワロはそれほど重要な役割は果たしてない。クリスティが語っているように、ポワロはいなくてもよかったように思う。

この物語にはいろいろなタイプの女性が登場。
その類いまれなる天真爛漫さで周囲を困惑させるにもかかわらず、人を惹きつけずにいないアンカテル夫人。
誰よりも強くて、優しくて、知性にあふれるヘンリエッタ。
報われない愛をいつまでも大事に暖め続けて、自分の道をひたむきに歩いていくミッジ。
ただひたすら夫と子供のことのみに自分の人生を捧げ、その愛にすがって生きているガーダ。
常に人に注目されることを望み、全ての男性が自分にはひざまずくものだと信じているヴェロニカ。

ガーダの夫ジョンの元恋人がヴェロニカ。今の恋人がヘンリエッタ。ミッジはエドワードを愛しているが、エドワードはヘンリエッタしか見えていない。
それぞれの愛が絡み合っている中、悲劇が起こる。ジョンが射殺されるのだ。
動機は...?
嫉妬...?
それとも...?

ミステリとしても、恋愛小説としても、とても読み応えのある作品だ。登場する女性たちがみんな魅力的。一度読んだら忘れられない人ばかりだ。
それに比べると男性陣は、ちょっと不満足かな。それでも彼女たちにとっては魅力ある男たちなんだろうけれど。
私の評価は、魅力的な女性が登場する作品だと甘くなる傾向にあるな。

最後のシーン。
悲しみに埋もれてしまいたいと願いながらも、それができないある女性の言葉で終わる。常に冷静な第三者が自分の中に存在していることに気づいてしまう彼女。一番悲しい女性かもしれない。

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オリエント急行の殺人

2016/01/23 16:51

私の中でアガサと言えばこれ

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ガーネット - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の頃図書室で借りて読んでいましたが、また読みたくなったので買ってしまいました。
推理小説なのにこう言ってはおかしいですが、やっぱりアガサ・クリスティーは読んでいて妙に安心します。
初めて読んだ頃は特に推理せず話の雰囲気を楽しもうというぐらいでした。
再び読み始めるとあの頃の事を思い出してとても懐かしかったです。

とにかく初めて推理小説を読む方には是非お勧めしたい本です。

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オリエント急行の殺人

2015/08/18 19:00

一度は読んでほしい探偵小説

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

言わずとしれたアガサ・クリスティの傑作の一つ。2015年1月に日本風にアレンジしたドラマも放映されたので買って読んでみたが、オリエント急行という舞台といい、入り乱れる証言や証拠といい、意外すぎる真相といい、誰が読んでも引き込まれる探偵小説であることは間違いない。よく読み返してみると「ここはおかしくないか?」というつっこみどころがあったり無かったりするが、まあこだわらずに読むのもいいでしょう。

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オリエント急行の殺人

2023/08/12 14:11

言わずもがな、素晴らしい作品です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もが知る、あまりに有名な本作タイトルですが、初めて読みました。最後に有栖川有栖さんが短めの解説を書かれていますが、まさにその通り!という感想です。巻頭の、クリスティのお孫さんの、「昔の列車の旅は、人との出会いであり、人生そのもの、冒険だった」というような文も、郷愁を感じました。

少しの予備知識もなく、真っ白な状態で、マニアな方がオススメの「早川書房」バージョンを読んで、大満足です。
今更ながら、アガサ・クリスティにハマってしまいました。ポアロシリーズを、順に読んでみようと思っています。

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オリエント急行の殺人

2021/11/19 12:03

面白かったです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

クリスティ物の傑作のひとつです。雪によって閉ざされたオリエント急行内で殺された男の容疑を巡りポアロが大活躍します。乗客(容疑者)の数が多いのと偶然と必然の出来事が絡み合い、中盤は非常に複雑で、設定を覚えるのに必死でした。その分、圧巻なのは最後の謎解きです。パズルのピースがぴったり合うかの如く、真実が明らかになってゆくさまはやはり読んでいて非常に爽快でした。また、最後のポアロによる大岡裁きも良かったです。謎解きの最終章だけは何度も繰り返し読みたいです。

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オリエント急行の殺人

2020/02/29 23:36

再読でも息を飲む

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る

再読です。数年前の映画も見ました。
犯人もラストも全て覚えている中での再読となりました。内容は分かっているはずなのに、ドキドキハラハラで読む手が止まりませんでした!
本当に、有名なだけのことはある名作です!!

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オリエント急行の殺人

2019/11/04 12:45

いじられキャラの名探偵ポアロ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KTYM - この投稿者のレビュー一覧を見る

アガサ・クリスティ、1934年の作品。
大雪に降り込められ、立ち往生した深夜のオリエント急行で発生した殺人事件。
事件に挑むのは、偶然乗り合わせたベルギー人の名探偵エルキュール・ポアロ。
容疑者は寝台車に乗り合わせた国籍も社会階層も様々な乗客たち。雪のため誰も逃げられない「クローズドサークル」の状況下、ポアロによる捜査が始まります。
本作では、「ちょっと変な外人」というポアロのキャラクターが際立っています。「スタイルズ荘」での初登場以来、回を重ねる毎にポアロを描く筆致はこなれてきて、今や作者自身、ポアロをイジるのが楽しくて仕方ないといった按配です。
「・・・エルキュール・ポアロは口髭を濡らさないようにしてスープを飲む仕事にとりかかった。」
「(ポアロは)毛髪をカールさせるのに使う焼きごてを持って戻ってきた。『口髭に使ってるんです』焼きごてのことをポアロはそう説明した。」
「(ポアロ)『わたしの名前はご存知と思いますが』『そういえば、どこかで聞いたような―婦人服のメーカーの名前だと、ずっと思ってたんですが」

そして、誰もが驚き、誰もが納得する大胆且つシンプルなメイントリック。「アクロイド殺し」や「そして誰もいなくなった」などもそうですが、クリスティは「読者を如何に騙すか、そして愉しませるか」ということに拘り、考えに考え抜いた作家なのだな、と感じました。
実は今回は、小学校高学年での初読、英語の勉強もかねた中学生時代の原書での再読に続く、3度目の「オリエント急行」だったのですが、忘れようもない「衝撃の真相」を念頭に読み返してみると、のっけから登場人物の怪しい言動や手掛かりが満載。あちらこちらに真相を示唆するヒントが明示されていて、本当に良く出来た推理小説だと驚き、かつ感心した次第です。
誰が読んでも満足できるミステリ黄金期を代表する傑作です。

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オリエント急行の殺人

2017/12/21 17:24

色褪せない名作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生時代に読みつくしたクリスティ
何十年後の今 新訳のクリスティを読み返しています。
オリエント急行殺人事件は今また映画化もされていますね。
長きにわたって愛され続ける名作です。

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白昼の悪魔

2023/02/23 16:58

やられた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

またしても、すっかりやられてしまいました。
犯人そこ!?それぞれが人に言いたくない秘密を持っているから、余計にややこしくなるんですよね。
でも、秘密のない人間なんていないからこそ真実味が出てくるのかな。

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ホロー荘の殺人

2021/12/21 07:28

ポアロの存在をあまり感じない「ポアロもの」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1946年に発表された、原題が「The Hollow」というこの作品は、いわゆる「ポアロもの」と呼ばれる名探偵エルキュール・ポアロが活躍する長編小説だ。
 つまり、殺人事件の犯人解明にわがポアロの活躍が寄与するわけだが、読んでいて「ポアロもの」ということを忘れてしまうくらい、ポアロの影が薄い作品である。
 では、誰が物語の中心にいるのかといえば、やはり殺人現場となった「ホロー荘」に集まった人々ということになるだろう。

 ホロー荘というのは、ヘンリーとルーシーの住む館で、そこに彼らの親戚である女性や男性たちが集まってくる。
 その食事会に誘われたのが、ホロー荘の近くで別荘を購入していたポアロ。
 まさにその食事会に出かけた彼の前で殺人事件が起こる。
 殺されたのは優秀な医師ジョン、そのそばにリボルバーをもって呆然と立ち尽くす妻のガーダがいる。
 犯人は明白のように思われたが、凶器は妻が持っていた拳銃ではなかったことで謎が深まる。
 殺されたジョンには、かつて婚約寸前までいった女優がいたり、現在愛し合っている美人彫刻家ヘンリエッタがいたりする。
 さらにはその彼女を愛し続ける資産家の青年がいたり、その彼にほのかに心を寄せる女性もいたりする。

 ここでは犯人捜しというよりも、絡み合った思いがどうほぐれていくか、そんなドラマになっている。
 ちなみに、この作品にポアロを登場させたのは失敗だったと、クリスティーは反省したそうだ。

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白昼の悪魔

2021/06/04 07:04

「白昼」というより「太陽の下」の方が合っている

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポアロものの中でも評価の高いこの作品は、1941年に発表されたもの。
 原題が「Evil under the Sun」で、確かに「白昼の悪魔」なんだけどどちらかといえば「太陽の下の悪魔」といいたい。
 これは地中海の避暑地スマグラーズ島の静かなホテルで起こった殺人事件で、いつものように登場人物は多いがいずれも避暑独特の服装が似合いそうだ。
 だから、波打ち際に浮かぶ死体も太陽のギラリとした光の下で漂っている。(これって、謎解きの大きなヒントですが、きっとこれだけではさっぱりわからないでしょうね)
 この作品では、あ、この男怪しいと思えたのですが、そのトリックまでにはたどり着けなかった。
 男と書きましたが、今回の殺人は絞殺で大きな手による犯行ということになっています。

 その避暑地のホテルにわがポアロも宿泊しているのですが、不思議なのは探偵としてのポアロの名前はここでもすでに有名で、 宿泊者の中にはポアロが何かの事件の解決のために来たのではと疑うほど。
 そんな名探偵がいるとわかっていながら、犯行に及ぶというのはいかがなものか。
 私ならポアロが去っていくまで、計画を延期しますがね。
 なので、犯人の大きな失敗はポアロの推理力を甘く見たことでしょうか。

 そして、この作品でも事件解決とともに新たな恋愛も成就するのですから、相変わらずポアロのキューピットぶりは推理以上かも。

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ホロー荘の殺人

2020/10/09 20:21

Hollow

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

原題の「Hollow」は虚ろな、虚しいといった意味だそうで、届かない思いや叶わない思いがやりきれない雰囲気を醸し出しています。犯人の意外さよりも、登場人物の心理描写を楽しめる本だと思います。ルーシーのような不思議な人からヘンリエッタのような才能溢れる佳人、ガーダのような頭の巡りが悪い人までそれぞれの思いをありありと描き出せるのは本当にすごい。金持ちの親戚から施しを受けることなく、辛い仕事で自立しているミッジに一番共感できました。

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オリエント急行の殺人

2016/12/26 21:29

ミステリに精通している人にこそ衝撃を与える事件の真実

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

アガサ・クリスティーによるミステリー小説。
読んだことはなくても、名前をきいたことがある人は多いと思います。
この事件の真実はミステリーの常識に反しているかもしれませんが、
実際にこういう事件もあるのではないかと思いました。
まあ、起こったとしても気付くのは容易ではないと思いますが・・・。

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オリエント急行の殺人

2013/12/22 20:20

まさに名作!

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

凡人が何をか言わんや。
トリックと言い話の流れと言い名作の中の名作です。

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オリエント急行殺人事件

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シャトル - この投稿者のレビュー一覧を見る

感激です、素晴らしいミステリー

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