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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 41件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/02/16
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波現代文庫
  • サイズ:15cm/498p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-603295-1
文庫

紙の本

戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫 社会)

著者 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著),三浦 みどり (訳)

ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明ら...

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戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫 社会)

税込 1,540 14pt

戦争は女の顔をしていない

税込 1,540 14pt

戦争は女の顔をしていない

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商品説明

ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー41件

みんなの評価4.7

評価内訳

紙の本

500人以上のソ連の女性従軍者から聞き取った戦争の真実です!

2019/02/01 16:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ソ連では、第二次世界大戦で100万人以上の女性が従軍して活躍したと言われています。しかし、戦後、そうした女性が従軍していた事実はひた隠しにされ、本人も絶対にそのことについて口を開こうとしません。一体、なぜなのでしょうか。本書は、500名ものソ連の女性従軍者から聞き取った情報をもとに、第二次世界大戦という戦争が一体何であったのかを再考した画期的な書です。

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紙の本

反逆する女神たち

2018/06/09 17:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

第二次世界大戦のソ連では多くの女性兵士が前線で戦闘に加わった。それは看護婦や医師、看護兵の他にも、歩兵、砲兵、工兵、あるいは狙撃手、飛行機パイロット、被占領地でのパルチザンなどもいた。彼女らは、女の兵士など要らないという司令官を押し切って熱烈に志願して軍に入った。そして戦闘の悲惨な現実を体験し、それでも勇敢に勤めを果たす。もちろん戦地での恋愛もあり、戦後になって結婚した者もいた。だがほとんどは戦後は軍にいたことを隠し、普通の女性として生活することを望んだ。
そして数十年が経って、彼女らへのインタビューを試みたところ、堰を切ったように話し出したというのがこの本ということになる。時間が彼女たちを少しだけ自由にさせていた。だがこのインタビュー集はソ連において出版は困難だった。ペレストロイカの時代になって、検閲を経たのちに出版され、ソ連崩壊後に削除なしでの出版がかなったというもの。それでもなお、その内容に多くの抵抗があったという。
ソ連ーロシア人にとって、あの戦争は勇敢な英雄の物語でなくてはならなかったが、女性たちの見た戦場では、無残な死体が散乱し、傷病兵も医療が追いつかずに次々に死んでゆく。物資は不足し、彼女らはだぶだぶの戦闘服と、だぶだぶの靴で、次の任地までは泥だらけになって、ひたすら歩いていくしかない。勲章につながるはなばなしい活躍もあったが、悲惨な光景を徐々に受け入れるように彼女たちの精神も変わっていく。男たちにとっての戦争は、そんな現実はなかったものとして、ひたすら栄光のみが存在したものでなければならなかった。そうでなければ戦争の正当性、つまり体制の正当性が否定されてしまうことを分かっていた。
第二次世界大戦=大祖国戦争が神聖な位置づけにされるのは、新しく生まれた共産国家にとっても犯すべからざるような神話が必要だったというのが、たとえ矛盾であったとしても、妥協のない徹底抗戦を選択したスターリンは本能的に気づいていたのではないだろうか。ソ連がぼろぼろに傷ついて崩壊した後も、神話はまだ効力を発揮していることが、その直感を支持している。
しかし神話に登場する女神たちは、作られた理想のままではない、生身の人間であろうとすることを隠さなかった。それは現代の必然だ。神話が変容していくように、国家も変容していく。世界の変化は、この最初の原稿の中に予言されていたはずだが、どんな神話でもそれが神話であると気づくまでには、長い時間がかかるのだろう。

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紙の本

まさに壮絶

2020/05/26 17:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ソ連軍に女性兵士がいたことは知っていた。パイロットもいたことは知っていたし中には狙撃兵もいたとは聞いていた。しかしこんなに大勢いたとは!まさに驚異的だ。
彼女たちの経験したことに較べると,サイパンや沖縄の悲惨ささえ児戯に思えてしまう(っていうのは不謹慎だけど)。それだけドイツ軍が残虐だったということか。
共産党の宣伝に騙されていたというのもあるだろうけれど,純真な愛国心でもあったのだろうと思う。深く尊敬するとともに,戦後彼女たちが味わった差別に胸が痛む。と同時にこのようなとんでもない国(ドイツ)と同盟を結ぶという愚かな決定をした戦前の政治家を恨む。
話は変わるが,60年くらい前ソ連はそれなりに輝いていた。というか日本のマスコミが今と同じように変更して讃えていたわけだが,ガガーリン少佐の伝記とかを貪り読んだものだ。なんかその頃のソ連へのほのかな憧れの気持ちを思い出した。

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2017/07/30 14:55

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2017/10/26 14:17

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2018/06/06 11:17

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2017/10/21 12:38

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2016/04/12 08:49

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2017/02/23 21:09

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2016/10/01 08:03

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2020/07/16 01:38

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2018/04/28 18:34

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2016/04/03 11:27

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2020/08/04 14:37

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2020/09/04 22:05

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