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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/07/27
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/151p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390618-8

紙の本

コンビニ人間

著者 村田沙耶香 (著)

【芥川賞(155(2016上半期))】36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がや...

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コンビニ人間

税込 1,430 13pt

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商品説明

【芥川賞(155(2016上半期))】36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。【「TRC MARC」の商品解説】

第155回芥川賞受賞作品!

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。

現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。【商品解説】

36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。 これまで彼氏なし。 オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、 変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。 日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、 清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、 毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。 仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、 完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、 私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。 ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、 そんなコンビニ的生き方は 「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。 現代の実存を問い、 正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。【本の内容】

著者紹介

村田沙耶香

略歴
〈村田沙耶香〉1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」が群像新人文学賞優秀作となりデビュー。13年「しろいろの街の、その骨の体温の」で三島由紀夫賞、16年「コンビニ人間」で芥川賞受賞。

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みんなのレビュー1,625件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

一気に読めました

2016/07/29 21:58

21人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞を受賞しても、・・・・・・という作品が多かったのですが、今回はもろ手をあげて評価しましょう。おととい買って、昨日、一気に読めました。文体のなめらかさ、読みやすさ、なんともいえないユーモア、それでいて、うん、ありそう、でも、・・・・・・、の繰り返し。現代をみごとに描写してくれました。私も、この主人公のようなところがあり、それでいて、まわりの人間のようでもあり、『何者』と通ずる、現代社会の怖さみたいのが、軽やかに描かれています。『火花』よりも、こっちを、ドラマ化、あるいは、映画化してほしいです。

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紙の本

マニュアル

2016/07/30 23:48

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学1年以来コンビニで18年間、アルバイトを続けている女性が主人公。コンビニにはマニュアルがあり、そこから逸脱することは出来ないのだが、マニュアル通りの生き方も、またある。それを歯車に例えるななら、さしずめチヤプリンの映画か。取り分けて台詞がユーモラスであり、「火花」など比ではない。優れた書き手が現れたと思う。

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紙の本

最強コンビニ店員

2016/09/02 05:32

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

コンビニが作られて私達の生活は一変した。
最初はこんなに影響があるとは思っていなかったが、今はコンビニが無ければ生活が成り立たない。

本作は周りの人と違ってどう生きていいのか分からなかった主人公が、コンビニの「店員」という役を与えられ生き生きと18年間過ごしていた。
しかし、コンビニのアルバイトで独身という社会の肩書きでは、いろいろ言い訳が面倒で生きづらい。
そこで安易に結婚の型を選んで丸く収まる事を期待したが・・・。
この辺りから物語は奇妙で面白く展開し、生きる力を失った主人公がコンビニで生き返る姿が最高潮に盛り上がる。

現代の生きづらい社会の中で、それぞれの「役」を学校や会社、家庭などから与えられ、その「役」を演じる事で社会の中で普通だと安心している人たちが多いのでしょう。
そんな社会をテンポ良く、おかしく描ききり、白羽さんという誰もが目を背けたくなるような毒をスパイスに効かせた作品は芥川賞にふさわしい出来です。

芥川賞受賞の作品でこんなに面白く読めた作品は初めて。

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紙の本

コンビニが冷蔵庫

2016/08/12 23:10

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Massagnan - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつてコンビニが一階にあるマンションに住んでいた、私。当時は、自宅に冷蔵庫を置いていなかった。そう、コンビニを我が家の冷蔵庫とみなして生活していた。本書は、コンビニで働く店員の視点で、人間がその生活/人生をコンビニ・システムに組み込まれる状況を描いている。当時の私は、その逆で、コンビニの利用者として、コンビニ・システムに組み込まれていた。毎朝目覚めて、決まった時間に一階のコンビニに行き、朝食を買う。在宅時は、昼のランチも一階のコンビニ。外出後、夜の帰宅時に一階のコンビニに立ち寄る。眠れぬ深夜に、トイレに行くついでに、一階のコンビニ詣で。これだけ、一階のコンビニに行き詰めると、自然に、店員とも顔見知りになる。店員のシフト時間まで、おのずと把握してしまった私。けれど、世間話はしない。おきまりのフレーズを繰り返す、おきまりのやり取りだけ。これが逆に気持ちよかったりする。適度な距離感。全くの他人ではないが、知人でもない人間関係。コンビニは、そんな新しい人間関係を社会に追加してくれている。そんなことを、あらためて実感させてくれる本が、『コンビニ人間』ですね。

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電子書籍

自分よりも「下」の人を探してしまう

2017/04/06 13:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トコトコくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当はいけない事だけど、心のどこかに眠っている気持ち。「あいつよりも俺の方が上だな」
自分が属する小さなコミュニティーの中で、無意識に作ってしまう人間の序列。ひきこもりよりバイトの方が上。バイトより正社員のほうが上。コンビニ店長よりも銀行員の方が上。30台独身会社員女性よりも30台既婚子持ち専業主婦の方が上。
世の中に蔓延している「なんとなくの空気感」。読んでいて、とっても疲れますが、読み応え抜群です。

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紙の本

文学とはこうでなくては

2016/09/20 07:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第155回芥川賞受賞作。(2016年)
 選考委員の村上龍氏から「このような作品が誕生し、受賞したことを素直に喜びたい」と最上級の賛辞を得たこの作品は、近年の芥川賞受賞作の中でも上質であろう。
 何よりも読んでいて楽しい。それは読書という体験ではとても大切な心の振幅だと思う。エンターテイメントな作品だけでなく、純文学と呼ばれる作品でもあってもそれは欠かせない資質のようなものだと思う。
 山田詠美委員はこの作品を選評で、「候補作を読んで笑ったのは初めて。そして、その笑いは何とも味わい深いアイロニーを含む」と記しているが、これも小説の本質をついている。

 30いくつになってもコンビニのアルバイトしか就業の経験もなく、結婚もましてや恋愛さえも知らないこの物語の主人公恵子は、少し社会の基盤からずれた存在かもしれない。
 しかし、村上龍氏が書いているように、彼女は「実はどこにでもいる」のだろう。
 惠子のようになるのではなく、恵子のまま、その形態はさまざまであっても、社会と同化できない人やそのような性格は「どこにでもいる」。
 そして、恵子の場合と同じように、そんな人間を受け入れてくれる世界が必ずある。
 大きくいえば、今という現在そのもの全体がそうなのかもしれない。

 惠子の場合はコンビニという空間があるがゆえに「コンビニ人間」になりえたが、もっと大きな空間に抱き留められた人間はなんと呼べばいいのだろう。
 楽しい読書体験の、先にあるものは深い思索だ。

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電子書籍

普通とは何か

2017/04/06 22:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ウキウキさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

普通ではない人間が普通になりたくて、でも普通になれなくて。そんな主人公に自分が会ったら変な人だと思うかもしれない。でも、そんな判断をする権利も、ましてや介入する権利などないのだなと考えさせられる、気づきの詰まった一冊でした。

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紙の本

周りと違ってもいいんじゃない

2017/01/21 13:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

村田沙耶香さんが芥川賞を受賞した本作品。
この作品の主人公のように、周りの人間と違う、彼らに合わせられないといった人は
現代社会に多くいると思います(自分もそんな人間です)。
正直言うと、この作品の主人公に純粋に共感できるわけではありませんが、
主人公が感じるように、他人に価値観を押し付けられることについては自分も嫌悪感を覚えます。

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電子書籍

さすが!ありがとうございます!

2016/09/02 06:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりにパンチの効いた物語を読ませてもらいました。芥川賞受賞おめでとうございます。普通の世界の怖さがとても良かったです。ファンになりました。主人公が作者の年齢と近い感じなのが余計な妄想をかきたてるのもとても良かったです。

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紙の本

型にはめる

2023/10/10 21:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人は多かれ少なかれ「空気を読む」、「周りに合わせる」などして生きる。どうやらこの主人公の個性には感情が見当たらない。マニュアルに従ったコンビニエンスストアの動きで生きていくのが一番楽で、無難で生きてきた。
 三十の半ばを過ぎて女の一人暮らしのコンビニのバイトは生きづらくなってきた。しかしそれ以外の生き方を見付けられない。
 人間は生きる意味やら生存理由、波瀾万丈の冒険無しに日常を過すものなのかも知れない。

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紙の本

違和を問題提起したいわけではない?

2020/07/21 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は存在のみで尊重されないんだ。ムラに貢献しなければならない。それができない人間を干渉する(裁く)権利が我々にはあるのだ。機能とか役割こそ尊重されるべき、とされる価値観に異議申し立てたいのではなく、光る水槽、無機質で清潔な函、コンビニが好きで、そこで積極的に歯車になることこそ望む内容だろうか。
少なくとも、人のためと思って言動することくらい傲慢なことはない、ということには自覚的でありたい。

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紙の本

普通とは

2019/02/28 23:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:千那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は多分、というより確実に「普通」ではない。しかし、普通であることが本当
に誰にとっても幸せなのか?と問われると、その答えはやはり否である。ラストが最
高でした。主人公に幸あれ!

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紙の本

とんでもない作品

2019/02/04 09:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とんでもない作品だった。コンビニに勤める主人公、フリーターの女性がコンビニで働くことにしか生きがいを見いだせなくなっていたというより、コンビニと一体化してしまっているとさえ感じさせる気味の悪さで私たちに迫ってくる。大好きな作品だが、気持ち悪すぎて人には勧められない

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紙の本

2016年度芥川賞受賞作

2018/05/21 09:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

マニュアル化された生活の中に安らぎを見出していた、ヒロインの生きざまが印象深かったです。ふとした瞬間に湧いてくる違和感から、現代社会への痛烈な批判に繋がっていく展開が圧巻でした。

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電子書籍

素敵な本

2018/02/02 10:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タロウとハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の心情、に関しては、「船を編む」 よりも、リアリティがあります。

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