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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 670件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/10/06
  • 出版社: 宝島社
  • レーベル: 宝島社文庫
  • サイズ:16cm/349p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-299-02122-9
文庫

紙の本

元彼の遺言状 (宝島社文庫 このミス大賞)

著者 新川 帆立 (著)

【『このミステリーがすごい!』大賞大賞(第19回)】「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司が亡くなった。学生時代に彼と交際してい...

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元彼の遺言状 (宝島社文庫 このミス大賞)

税込 750 6pt

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商品説明

【『このミステリーがすごい!』大賞大賞(第19回)】「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司が亡くなった。学生時代に彼と交際していた弁護士の剣持麗子は、「犯人選考会」に参加し、依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走するが…。【「TRC MARC」の商品解説】

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。
数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。
【本の内容】

著者紹介

新川 帆立

略歴
新川帆立
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』(宝島社)でデビュー。他の著書に『倒産続きの彼女』(宝島社)。

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みんなのレビュー670件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

ワクワク感のあるミステリー作品

2021/12/31 17:57

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mincepie - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公 剣持麗子の美しくもパワフルで正義感の強い愛すべきキャラクターが、とにかく素敵で好きだった。目を引くユニークなタイトル、テンポのよいストーリー展開、ラストのスピード感にワクワクしなから爽快に読めた。
また彼女に会いたい!

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紙の本

発想が面白い

2021/11/19 15:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人を仕立て上げるという発想のミステリーが面白い。そして主人公・剣持麗子というキャラクターが強烈であり、また魅力的だ。著者が弁護士資格を持っているためか、法律的なものごとの解釈が細かく、新鮮でもある。シリーズ化されれば、楽しみな作品群になると思う。

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紙の本

恋も仕事も・・・

2022/01/07 16:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

気持ちよく読み終えたミステリーでした。これは主人公の人物設定の成功も大きいと思います。あとがきを読んでその意を強くしました。
主人公は大手の弁護士事務所の第一線で実績を上げる女性弁護士。ちょっと前なら、”恋もキャリアも頑張る「欲張りな」・・・”とか、”恋か仕事かで悩む・・・”などのような、フレーズがついたでしょうか。そんな二択を軽々と越えていく姿が爽快。
その一方で、元カノへのこだわりとか仕事のプライドとか、男性描写に関しては、アップデートされていない気がしました。ただし、これは女性は令和バージョンにアップデートしつつあるけど、男って生き物はいつまで、昭和・平成を引きずっているのか!?ということなのかもしれません。

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紙の本

最後まで犯人は分からなかった

2021/11/13 23:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は、なんて高飛車で金の亡者という感じのイヤ女なんだ!と不快だった。

だけど読み進めるうちに、元カレの理解し難い遺言や、個性溢れる人々の登場で、どんどん引き込まれて、すごく面白かった。

テレビドラマにしたら、受けそうな気がします。シリーズ化したら楽しいと思いました。

ただ、ラストは安直かな?
でも、それを打ち消すぐらい内容は良かったです!

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紙の本

ヒロインが面白過ぎる

2023/12/08 09:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名に惹かれて選んだ一冊ですが、ユニークな発想でとても楽しく読めました。ミステリー物で楽しいなんて考えたことなかったけれど、こういうのもアリなんですね。綾瀬はるかさんがヒロインを演じられたのでしょうか。私は新情報に疎いので知りませんでしたがピッタリだと思います。

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紙の本

優等生の文章

2023/08/31 21:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭から主人公のキャラの強さも相まって惹き込まれた。また、その勢いはとまらず終始とても読み進めやすいと感じた。主人公はバリキャリの若い女性弁護士。もちろん法律知識が出てくるが、どれも総則程度の内容であり、法律知識が無い人でも理解できる。少なくとも法律知識が読み進める上で障害になることはないだろう。犯人を仕立てるミステリーであり、「自分を殺した犯人に全財産を譲る」という遺言が出てくるなど斬新な要素が多い本作だが、斬新さに留まることなくすべてに意味があることが最後に明かされる。伏線の張り方や、ストーリーの起承転結、高飛車な主人公と他の登場人物との関わりなどするする読み進めながら、頭のいい人の構成って感じだなと思った。続編も読みたい。

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紙の本

美人弁護士の活躍

2022/04/06 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士が主人公だからリーガルミステリーかと思ったら、思いっきりミステリー寄りでした。
主人公な美人で鋭利な頭脳を持った女性弁護士。利益になる仕事が好きと来た。
読み終わったと思ったらドラマ化が決まり、麗子さんイメージ通りです。
あの美貌で立て板に水でまくしたてられたら堪りません(笑)

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紙の本

元彼の遺言状

2022/01/27 15:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

新川作品、じっくり読まさせていただきました。いいですね。斬新さを特に感じました。主人公のキャラクターが特徴的です。親近感がわきました。最後までキチンと伏線があり始めからじっくり読まなきゃいけない作品ですね。

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紙の本

意外な拾い物

2021/10/14 17:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にこださぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あまり期待せずに読みましたが面白かった。主人公のキャラが立っていたこと、法律知識を駆使した展開などデビュー作とは思えない出来でした。続編に期待します。

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紙の本

キャラ立ちが良い

2021/10/09 18:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりくお - この投稿者のレビュー一覧を見る

気になっていた作家さん。文庫になったら読もうと思っておりようやく読了。

まず主人公がスーパーヒロインでないところに好感が持てた。途中の描写は今時ではなく、ともすれば昭和の作家のような描き方であったが、それがかえって私には心地よかった。

今後の続編も楽しみにしている。

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紙の本

元彼の遺言状

2023/01/23 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かにらんて - この投稿者のレビュー一覧を見る

めちゃくちゃ面白かったです!

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紙の本

時間の表現が良い

2022/07/26 22:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ただのアホ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説のすばらしいところは時間の表現が上手いところです。
自身の行為によるものであったり周囲の状況の変化によって時間が経過したのだと感じさせるうまさがこの小説にはあります。

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紙の本

面白い話ですね

2022/03/28 11:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士の剣持麗子は友人の篠田から森川栄治が亡くなったことで相談を受ける。森川栄治は剣持麗子が過去に3ヶ月だけ付き合った男性であった。その相談とは森川の遺言内容にあった。その内容とは「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」というものだ。森川は製薬会社の御曹司で全資産は約300億ともいわれていた。麗子は勝訴であれば約150億の成功報酬に魅かれその依頼を受ける。しかし、麗子の調査で森川は病死でないことを知る・・・・・。

発想や内容は読みごたえがありましたね。ただ、会社の資産を国家に帰属させるところは少しわかり辛かった。

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紙の本

タイトルから想像できないストーリー

2022/01/22 06:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士・剣持麗子が、元彼が残した奇妙な遺言状により、数百億の遺産を勝ち取るべく奔走する物語。その中で様々な依頼人などに出会い、主人公が弁護士を目指した理由を思いだし、それを踏まえて自分が大切なこととは、、と改めて気付き、弁護士として再スタートしていく。

伏せん回収が素晴らしかった。読んでいてスッキリした。

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紙の本

主人公が強烈で痛快

2022/01/16 17:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

若手弁護士の著作ということで興味をもって読んでみました。のっけから安物(彼女にとっては。世間の相場よりは高めだったのに。)の婚約指輪を渡そうとした恋人に啖呵を切って別れ、官僚の父親に安月給の公務員なんてと罵倒し、なんて強烈な主人公なんだと笑ってしまいました。元彼が「自分を殺した犯人に遺産を与える」という奇妙な遺言を残して死に、その友人から依頼を受けて友人を犯人に仕立て上げようとするが失敗し、元彼がそのような遺言を遺した理由を突き止めるストーリー。荒唐無稽だけど破綻はなく、楽しめました。

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