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いまさら翼といわれても みんなのレビュー

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みんなのレビュー165件

みんなの評価4.2

評価内訳

165 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

苦い青春

2024/06/12 20:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空庭 - この投稿者のレビュー一覧を見る

うーん、苦い。ほろ苦い。背表紙のあらすじに銘打ちされるが如く「意外な一面」が見られた一冊だった。特にラストの表題作は心にのしかかる。名家の娘しか分からない切情だろう。千反田に歩み寄る奉太郎の姿が美しかった。個人的には「長い休日」が一番好き。(読書メーターより)

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電子書籍

☆いまさら翼といわれても☆

2024/05/05 10:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

所謂《古典部》シリーズの第6作目です。

6つの短編作品が収録されており、ちゃんと小見出しに沿ったオチ(解決)がなされていて、読みやすいかと思います。

-----------------------------------------------
【箱の中の欠落】
神山高校の生徒会長選挙で、開票時に票が水増しされていたことが発覚。その犯人として、選管委員の1年生が疑われてしまう。総務委員会副委員長として開票作業に立ち会った里志は、このことを不審に思い、最初は自分で推理するが行き詰まり、奉太郎に相談する・・・

【鏡には映らない】
摩耶花は、ある日偶然中学で同級生だった池平と会い、話題は卒業制作の話になる。他の班がパーツを完成させていく中、奉太郎の班は、デザインを無視した明らかに手を抜いたパーツを提出し、多くの生徒の恨みを買ってしまう。摩耶花は疑問に思い、奉太郎にその真意を聞くが、はぐらかされてしまう。調べるうちに、奉太郎と同じ班であった芝野から、鳥羽麻美という人物が関わっていることと麻美が奉太郎の彼女だということを聞く。さらに調べていくうちに、摩耶花は意外な真実を知ることとなる・・・

【連峰は晴れているか】
ある日、奉太郎はふと中学時代に教師の小木が「ヘリが好きなんだ」という趣旨の発言をしたことを思い出す。しかし、小木がそのような発言をしたのはその一度きりであった。調べていくうちに、小木の発言の真意が明らかになっていく・・・

【わたしたちの伝説の一冊】
摩耶花の所属する漫画研究会は"漫画を読みたい派"と"漫画を描きたい派"に分かれ、互いに敵視し始め、殆ど分裂状態に陥っていた。そんなある日、摩耶花は浅沼から、部費を使い神山高校漫画研究会名義で「漫研」をテーマにした同人誌を描きたいから手伝って欲しいと頼まれる。摩耶花は手伝うことを渋ってはいたものの、漫画を描きたかったことや書いて読んでもらいたいという思いを抱いていたこともあり、結果的に承諾する。しかし、その同人誌を描くという計画が露見してしまい、浅沼と摩耶花は、共に漫研で吊し上げられてしまう・・・

【長い休日】
えると一緒に神社の清掃を手伝うことになった奉太郎は、えるに、なぜ奉太郎のモットーが「やらなくていいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。」となったのか理由を聞かれる。質問を受けた奉太郎は、きっかけとなった小学校の時の出来事を話し始める・・・

【いまさら翼といわれても】
2年生の夏休みのある日、摩耶花から「ちーちゃんの居場所を知らない?」という電話が掛かってくる。市の合唱祭でソロパートを歌うはずだったえるが、出番が近づいても会場に現われないというのだ。取りあえず会場に向かった奉太郎は、僅かな手がかりから、えるの居場所と来ない理由を推理していく・・・

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紙の本

☆いまさら翼といわれても☆

2024/05/05 10:29

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

所謂《古典部》シリーズの第6作目です。

6つの短編作品が収録されており、ちゃんと小見出しに沿ったオチ(解決)がなされていて、読みやすいかと思います。

-----------------------------------------------
【箱の中の欠落】
神山高校の生徒会長選挙で、開票時に票が水増しされていたことが発覚。その犯人として、選管委員の1年生が疑われてしまう。総務委員会副委員長として開票作業に立ち会った里志は、このことを不審に思い、最初は自分で推理するが行き詰まり、奉太郎に相談する・・・

【鏡には映らない】
摩耶花は、ある日偶然中学で同級生だった池平と会い、話題は卒業制作の話になる。他の班がパーツを完成させていく中、奉太郎の班は、デザインを無視した明らかに手を抜いたパーツを提出し、多くの生徒の恨みを買ってしまう。摩耶花は疑問に思い、奉太郎にその真意を聞くが、はぐらかされてしまう。調べるうちに、奉太郎と同じ班であった芝野から、鳥羽麻美という人物が関わっていることと麻美が奉太郎の彼女だということを聞く。さらに調べていくうちに、摩耶花は意外な真実を知ることとなる・・・

【連峰は晴れているか】
ある日、奉太郎はふと中学時代に教師の小木が「ヘリが好きなんだ」という趣旨の発言をしたことを思い出す。しかし、小木がそのような発言をしたのはその一度きりであった。調べていくうちに、小木の発言の真意が明らかになっていく・・・

【わたしたちの伝説の一冊】
摩耶花の所属する漫画研究会は"漫画を読みたい派"と"漫画を描きたい派"に分かれ、互いに敵視し始め、殆ど分裂状態に陥っていた。そんなある日、摩耶花は浅沼から、部費を使い神山高校漫画研究会名義で「漫研」をテーマにした同人誌を描きたいから手伝って欲しいと頼まれる。摩耶花は手伝うことを渋ってはいたものの、漫画を描きたかったことや書いて読んでもらいたいという思いを抱いていたこともあり、結果的に承諾する。しかし、その同人誌を描くという計画が露見してしまい、浅沼と摩耶花は、共に漫研で吊し上げられてしまう・・・

【長い休日】
えると一緒に神社の清掃を手伝うことになった奉太郎は、えるに、なぜ奉太郎のモットーが「やらなくていいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。」となったのか理由を聞かれる。質問を受けた奉太郎は、きっかけとなった小学校の時の出来事を話し始める・・・

【いまさら翼といわれても】
2年生の夏休みのある日、摩耶花から「ちーちゃんの居場所を知らない?」という電話が掛かってくる。市の合唱祭でソロパートを歌うはずだったえるが、出番が近づいても会場に現われないというのだ。取りあえず会場に向かった奉太郎は、僅かな手がかりから、えるの居場所と来ない理由を推理していく・・・

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紙の本

古典部ミステリー

2024/01/19 23:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典部シリーズの第6作。
短編集ながら、この作品が今のところ古典部シリーズの最高傑作なのではないでしょうか?
満点でない理由はシリーズを全て読んでいることが前提のため、
6作目というのはさすがにハードルが高いので…。

全作品通じて高校生から徐々に大人になっていく過程のほろ苦さが見事に描かれています。
特に『長い休日』と表題作の『いまさら翼といわれても』の二作品は、
登場人物の背景がわかっていないといけませんが、
ミステリーとしてよりも、
折木奉太郎・千反田える二人の主人公の心の葛藤を存分に堪能することができると思います。
次回作も楽しみにしています。

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紙の本

謎解きは面白かったです

2022/04/20 14:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半の何編か、謎解きは面白かったけど、後半にいくにつれ、何だか申し訳ないけどダルくなってきました。登場人物が、みんな緩い感じだからかな?と思います。

漫研のドロドロした感じや、他いじめなども絡んだ話ありで、イヤな感情になりました。
スッキリしなかったです。

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紙の本

古典部の短編

2022/02/08 02:01

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典部のメンバーのエピソード編というか、外伝みたいな感じです。それぞれの過去とか、裏話みたいな短編が……。でも、短編ではもったいない、なぜ長編にしなかったのか……

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電子書籍

青春

2021/01/08 06:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

米澤さんは、大人の社会の中の物語も書けば、こういう青春小説も書くからすごい。シリーズものは自分は、なかなか続かないが、これは是非続けてシリーズで読みたい。

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紙の本

過去と未来

2020/09/16 14:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホータローがいかにして今に至るのか判明!
なんともやりきれません。
そして未来。
これを「いまさら」突きつけられると辛いよなぁ。

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紙の本

味わい深いブラックコーヒーのような

2020/06/23 12:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「古典部」シリーズの6作目。

発売時に購入していたのですが何故かほぼ1年積読でした。

長短ありますが6編で構成された連作短編集です。

一冊前に読んだ同じ米澤穂信氏の巴里マカロンの謎 が砂糖の入ったレモンティーのような甘くて爽やかな味わいだとするならば本作はミルクだけでなく砂糖も入れないブラックコーヒーでしょうか?

そう例えると苦味だけのように思われるかもしれませんが、実際にはコーヒー豆の種類のよって酸味や渋味にまれに仄かな甘味も感じられ私はどちらかと言えばこちらの方が好きなのでした。

主となる登場人物たちは本作では高校2年生になっていますが、どこかで自分の将来に諦念のような生き辛さのようなものの影を見つけてしまい、ただやたら無意味に明るいだけでも楽しいだけでもない学生生活を送っているように感じてしまうのは私の歪んだ感性がもたらす捉え方でしょうか。

年齢を重ね大人になっていく過程とはその深い浅いはあっても何らかの傷を心身に負っていくことと同義であると感じた一冊でした。

小説の登場人物の将来に思いを馳せるというのもおかしな事かもしれませんが、米澤穂信氏の作品では本シリーズの折木奉太郎と「ベルーフ」シリーズの太刀洗万智にはとても愛着を持ってしまうのでした。

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電子書籍

今頃になってシリーズ6冊を一気読み

2020/06/18 21:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ton - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典部シリーズ6冊を一気に読んでみて、個人的には本作が一番面白かった。 最初はこのシリーズを推理小説だと思っていて、なんとなくイマイチだなあという印象だったが、この本を読んでいたとき、やっとこのシリーズは本質的にはキャラクター小説なのだということが感覚的に理解でき、そのとたん面白く感じられるようになってきた。謎解きは話を進める起爆剤として必要だが、それより登場人物の過去の因縁や関係性の変化を読むのが面白い。

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紙の本

アニメ版観た人からは想像できない程「重い」です。

2020/05/31 10:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:高遠康隆 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメ版ではマイルドに改変されているの話もあるので(手作りチョコレート事件)、アニメからこの本の話を読むとかなりの温度差を感じざるを得ません。この本はいつもの古典部4人が何かを解決すると言う展開はほとんどなく、4人個人個人の外伝と考えてもらった方がいいです。今までに提示された古典部メンバーのバックボーンが明らかになるのは非常に面白いです。個人的には表題作「いまさら翼といわれても」がオススメです。

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紙の本

いまさらといわれても

2019/10/06 11:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまでのストーリーと比べると、少し緩慢な感じが否めない本作。作家さんの集中力が途切れたのではないかと思える感のあるスピンオフ的な要素が盛り込まれている。今後、続編が書かれるかどうかも含めて不安になるような内容。とはいえ、古典部シリーズは面白いので、是非とも続編を書いていただきたい。

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紙の本

ホータローは、イイヤツだ

2019/09/08 16:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った古典部の続き。
身のまわりの日常の中の謎解き、
という楽しさは、期待通りだが、
うん?
なんだ?
ホーターローは、こんなにイイヤツだったっけ?
過去においても、現在においても、
ホータローは、イイヤツだ。
彼のモットーは変わっていないから、本質が変化したわけではなかろうが。
そうか、長い休日が終わったのか。
終わりかけていたのが、はっきり終わったのかもしれない。
つぎは、ちーちゃんだ。
ふくちゃんは心配なかろう。
まやかも、定まったみたいだ。
いちばん不動の存在だったはずのちーちゃんが
これからどうするのか。
休日明けのホータローが大活躍するかもしれない続篇が、早くも楽しみだ。

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紙の本

そのあとは?

2019/08/22 16:40

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いのに、宙ぶらりんなところで放置されてしまったようなもどかしさが残る一冊です。
最後に収録されたエピソードが特になんとも言えないところでぶつ切り。
勘弁して。

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紙の本

いまさら古典部といわれても

2019/07/10 02:53

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典部シリーズ6冊目の短編集。
作者はあとがきで「いつかは書かなければならなかったもの」としていますが、個人的には学園祭がらみの3部作で完結でよかったんじゃないと思っている。
一応、メンバーが2年に進級しての話なのだろうけれど、「今日は1年生は来ていない」と書かれているところもあり、前作「ふたりの距離の概算」とは時間が前後するか。
この刊の特徴としては、いつものように奉太郎が結論を導き出すのではなく、摩耶花(自分だったら何でこんな書くのがめんどくさい名前にしたのよと親を恨むな)が活躍するストーリーがいくつかある。といっても摩耶花は自ら謎を解くというより、関係者から回答を聞き出すという役回り。それにしても、犯人が顛末を述べるというのは推理ものとして有りなんでしょうか。
謎解きをしたところで、「後は探偵の仕事ではない」とばかりに話が終わってしまうのが、読者としてはもどかしいところ。

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