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呪われた黒獅子王の小さな花嫁 みんなのレビュー

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (11件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
17 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

小さな太陽

2022/06/25 05:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

呪われた黒獅子頭の王子様(その後王様)のダルガートと
小人族の青年で花嫁のリラ
そんな婚姻になったのはダルガートを厭うた父王と王妃の策略
(王や王妃だけでなく国が一致団結してダルガートを亡きものにしようっていうのが
その後も一貫してなので本当にえげつないです)
でも花嫁はいやいやとか仕方なくとかではなく、
自ら花嫁になりたくてくるのです。
ダルガートが王宮で虐げられた扱いをされていて、
自らもそのような対応をされるだろうことも承知して。

このリラがすごく前向きで明るく、男前な気質です。
(でも一応宮殿の中では比較的しとやかにしているのが
後でわかる)
そして陽が照ると踊りだしてしまいます。
きらきらと耀いている。
まさに小さな太陽
その力は大きくて心が凍えきっているダルガートを「好き」で包んでしまうくらいなのです。
彼の存在が、王としての教育もされず
離宮で一人っきりで生きてきたダルガートを人として王として育てていく感じなのです。
無色だったダルガートの世界に色をもたらす
リラがいたからこその黒獅子王
王となっても二人に仕えるものは増えず
(王妃が食卓の準備をするとか!)
王の誕生日すら祝わない王宮の中で二人はそれでも二人でいることが幸せなのです。
最後はやがて二人の周りは賑やかになって行くだろう未来の気配だけ残しています。

黒獅子の呪いの秘密
呪われた理由
解呪の方法
そしてそれに対する二人の選択
(二人がそれを選択するシーンは素直に涙がでます)
どれも胸に染みてきます。
父王がそうした理由ははっきり描かれていないのですが
(自分のしたことを認めたくないってことでしょうか)
そこはわからないままでもかまわないのだろうと。
前王妃の態度が終始一貫していて、
本文中で改心していないあたりも。

リラの男前な優しさと共に
ダルガートの本質がとても優しいのが奇跡のように思えます。
生まれてからずっとあんな風に生きてきたのに
そのような質があるのが奇跡のようです。
でも、やはりリラがいたからこそ開花できたのでしょうけれど。

ゼグの存在も良かった
(彼もまた呪いのせいで人生が変えられてしまったのですよね)
二人に仕え、支え、守り、
時には誰にも育ててもらえなかったダルガートを
兄のように諭し育ててくれる存在なのです。
(彼がダルガートに「野暮」って言われるシーンは
にまにましてしまいました)

二人は体格差あるのですが、
あるから故のその愛の交歓ぶりはとても自然で愛おしい感じです。
とても心に染みてきます。

表紙でちょっと読むのを忌諱していた自分を叱ってやりたいと思った作品
とても良質な作品でした。

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電子書籍

呪われた王と小人王妃の冒険譚

2023/10/30 08:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひーたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

小人族から呪われた王に嫁いできたリラが健気だった。
だけじゃなく強かった!
小さくて強いって最強ですよね。もう、リラ大好きです。

そして隣国、かく国の皇帝のスピンが読みたいです。絶対あの方とモニョモニョ… ですよね。

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電子書籍

幸せなお話

2021/12/07 14:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る

ものすごい体格差です。それぞれ際立ったキャラです。今まで読んだことがないカップルで、どうなることかと思いましたがとても楽しかったです。
不憫王子モノですが、受の底抜けのポジティブ思考のおかげで、悲しいとか、ハラハラとか、気持ちが沈むことなく常にハッピーで読めたのがよかったです。多難の末の幸せ物語は苦手なので本作は気に入りました。思いのほか長めのお話に感じましたが、ちゃんと最後まで書かれてあるので満足です。

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電子書籍

呪われた王子と前向き小人族の青年カップルの話し

2021/10/19 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まるる - この投稿者のレビュー一覧を見る

小人族のリラの性格が大好物です!!
王子の真面目なんだけど、ジメジメしてそうな性格を、前向きにときには甘やかし、ときには周りを一喝してくれるできた嫁です。

途中からだんだん「こんだけ嫁が手放しで、カッコいいカッコいいってベタ褒めしてくれてるなら、もう呪い解けなくてもよくない??」って気持ちになってきました。
体格差エッチ問題さえ、ミラクル解決(?)されたらメリットしかないですもんね。(笑)

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あなた次第

2021/07/27 16:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チーズケーキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

呪われた攻めとそんな攻めが大好きな受け。体格差が萌えるかどうかはあなた次第。二人が選ぶ選択肢に納得できるかもあなた次第。私はこれで良かったと思いました。

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ネタバレ注意です

2021/07/13 13:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ注意です。

攻めが黒獅子頭で、受けが小人族という組み合わせです。
ダルガートの境遇が序盤はただただせつないけど、リラのおかげで明るく穏やかになっていくのが伝わってくる心温まる作品でした。

黒獅子の頭なので、もふもふが少々あります。
人外が好きな人は楽しめると思います。

そしてこの作品が珍しいのは受けのリラが小人族である点です。
攻めとの体格差があるため、挿入ができません。
攻めは舐める、受けは手と口で愛撫がこの2人の基本になります。
しかし、えっちはあります。
その方法は、ぜひ作品を読んでいただきたいです。

呪いはどうなるのか、がこの作品の見どころだと思います。
最後の結末も2人らしさがあり素敵でした。
願わくばもっと2人のえっちが読みたくなりました。

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紙の本

前向きなリラが素敵

2021/07/04 17:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半は雑誌掲載だそうで、二人は早々にラブラブになります。
リラはとにかくダルガード大好きで、しかも超前向きな性格だから、孤独と傷つけられることに慣れてしまったダルガードも人の温もりを知り、自分に自信を持てるようになっていくのが良かったです。
周りの嫌がらせや妨害もやり過ごし、味方を増やしていく過程には頑張れと応援したくなるし、戴冠式ですら自国の王を蔑ろにする王族や重臣達をリラが一喝する場面はスカッとしました。
呪いの原因にまつわるあれこれや、各人の対応には考えさせられるものがありました。最後、呪いを解くことを選ぶのかどうか、に対する答えは…読んでのお楽しみに。こういうところに作者の考えが出ていて面白いですね。

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優しい話

2023/08/15 15:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る

中編が2本です。キャラ文庫アンソロジー『瑪瑙』に入ってる番外編迄入れて3話読了。
優しくて爽やかなファンタジー。

父である国王の過ちにより呪いを受けて生まれたせいで周囲から疎まれている王子。憧れの王子を支えるべく輿入れした小人族の青年。初め人慣れしておらず受けからの親しげな態度に戸惑うばかりだった攻めが好意を受けとめることを覚えて好意を返すことを覚えていく話。

あらすじから勝手に可憐な感じの受けかなと思いましたが、愛されて育ったという育ちのよさのある、明るくハキハキした好青年でした。
むしろ攻めの方がいじらしいかな?不遇のあまり孤独慣れしてましたが、受けが支え励まして少しずつ状況が変わっていきます。

不遇ではありますが不必要に悲壮感を煽る感じではないですし、無理に全て丸く収めてしまうのではなく、二人が支え合い協力することでこれからずっと良くなっていく、その為に二人で頑張っていこうっていう明るく前向きなかんじで、実際に少しずつ改善がみられる終わり方なので読後感が良かったです。

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極端な体格差

2023/03/13 21:29

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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

黒師子王を心から慕い、いつも明るく前向きな小人族の受けが人一倍大きな黒師子王との体格差さえも気にすることもなく一途なのがいい。
信頼しあい慈しみあう二人の関係には、体格差はもとより呪われた黒獅子の頭さえ何の問題もなくなるのも素敵だった。

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「美女と野獣」の物語のような展開

2022/12/05 00:10

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投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙絵がお子様メルヘン調で、なんとなく忌避していた本。
でも評判が良いので購入してみると、表紙がお子様なだけで中の挿絵はちゃんと大人な描写だった。

后の初産に急ぐ王が、田のあぜ道を馬車で急ぐ途中、
呪術師が乘る馬車を田んぼにひっくり返してしまう。
王の無礼に起こった呪術師が、王の子に呪いをかける。「黒獅子」

生まれてきた子の頭部は黒い獅子だった。
産んだ后は自死。

父王は、自分の非礼のが理由で、嫡子に呪いがかけられたことを知らず、子を忌み避ける。
後妻の妃が率先して、何度も殺害を計画するけれど、何故か不死身。
呪術師に、死ねない呪いもかけられていたみたい。

王と後妻の妃は、なんとかダルガードに王位継承権をもぎ取ろうと
小人族の男嫁を娶ることを計画する。
でも、小人族のリラにとっては、ダルガードは英雄。

「美女と野獣」の物語のような展開で、真の愛を得て・・
となるんだろうな、と分かっていても、楽しかった。

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電子書籍

「ダルガート、国王として命じる。そなたは小人族から妃を迎えよ」本文より。

2021/12/31 20:26

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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきによると「体格差」「獣人」「おとぎ話」「民族衣装」「明るくて健気」「不憫」「べた惚れ」といった、月東先生の「大好き」が詰まった作品です。

ネタバレがあります。

●黒獅子の頭を持つ第一王子で20歳の攻め・ダルガート
●小人族族長の三男で18歳の受け・リラリルカ(通称リラ)
●元親衛隊員で今は北の辺境警備隊員・ゼグ
●国王と新しい妃(継母)の間に生まれた第二王子・ガルグル
◯主に両視点、たまに別キャラ視点

父王の愚行によって呪術師から呪いをかけられ、黒獅子の頭にされて生まれた第一王子ダルガート。王位継承権を持つ彼を疎ましく思う王たちは策略をめぐらせ、討つ口実を作ります。それはダルガートと体格の違う小人族の族長一族の者を娶らせるもので・・・

出だしからthe☆理不尽の嵐です。

ところが小人族・リラとの出会いがダルガートの不幸な境遇を一変させます。明るく前向きで働き者のリラ。ダルガートはもちろん、私も魅了されました。リラの小さな体に秘められたダルガートへの恩義と情愛がダルガートの心を揺さぶります。

愛を知らず与えられず、孤独だったダルガートが王としての自負や愛することの尊さを知り、リラへ好意を少しずつ示すところも切なくてよかったです。体格差を存分に発揮!

そして気になるエッチはとってもロマンティックでした〜!ゼグを巻き込む二回目は生々しく、可愛らしさと艶かしさのあるイラストも素敵でした。

ネガティブ思考に陥っているときに読みたい作品です。

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良妻賢母男前何役もこなすリタ

2021/11/02 03:21

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投稿者:りお - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読む作家様でしたが32冊目の作品との事驚きました。優しい世界観で読んでいて心地よかったです。表紙だけ見ると美女と野獣のような心を閉ざした獣人王子が美しい妃に絆されていく話と想像しましたが違いました。嫁いできた小人のリタは元気な男前で獣人のダルガート王子は心優しく純粋でどちらかというとヘタれ気味(笑。これまで王子は蔑まれ疎まれて孤独に生きてきたのに驚くほど性格が良いのです!リタの支えで名実ともに優れた王になっていく様が本当に良かったです。そしてダルガートの純真無垢な愛情が性愛に変化し溺愛になる過程に萌えました。ネコ科のペロペロは正義!

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紙の本

リラがかわいい!

2021/07/10 07:36

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投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

〈黒獅子王子と小さな花嫁〉
〈黒獅子王の小さな王妃〉の2編収録
黒獅子の頭部を持って生まれたダルガートと小人族の花嫁リラのお話。
ダルガートの国では黒獅子は不吉とされていて、そのせいで実父王と継母王妃に疎まれ重臣からも軽視され。弟王子に王位を継がせようと命も狙われて誰からも距離を置かれてきたダルガート。
王命に逆らう=反意を示した というのを狙って男性しかいない小人族から花嫁を娶るようにと命じたけどダルガートは受け入れて、小人族族長の三男リラはむしろ嬉々として花嫁に名乗り出て。
ダルガートのところにリラが来てからどんどんいろいろな事が変わっていくのがわかる。
泣けないダルガートの代わりに泣くし、ダルガートの為に怒る。リラの存在は凄い。
ある日庭に年老いた兵士ゼグが現れてダルガートの姿が呪いからのものだ、と…
本編冒頭で呪いの存在はわかっていたので、どうなるのか、とドキドキしながら
ボリュームあったけどどんどん読み進めずにはいられず、一気読みでした。
晴れるとリラが踊らずにはいられない、というのもまたかわいかった。
二人は互いが相手の太陽だっていうのがわかる。

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2021/08/07 22:05

投稿元:ブクログ

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2021/10/03 18:47

投稿元:ブクログ

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