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『町まちの文字 完全版』 蓜島 庸二(編著)(グラフィック社)
町に活字は溢れています。この視点をとればいつもの町歩きが活字でクラクラ楽しい。好きな活字を探しに出かけよう!(ジュンク堂書店 池袋本店 / レジ担当 / ビッテ)
『いちばん美しい季節に行きたい日本の絶景365日』 TABIZINE,PIE International(パイインターナショナル)
一日一枚、ページをめくるだけ。日本各地の絶景にひとっ飛び。
自然と、ここはどこだろう…?と気になった場所の紹介文に目が行くので、いつの間にか活字に目が慣れてしまう不思議。(ジュンク堂書店 秋田店 / 実用書担当 / M.K)
『まちで出会ったかわいいあのこ まちの文字図鑑番外編』 うおのめ とるこ,藤本 健太郎,松村 大輔(大福書林)
きっとあなたも出会ったことがある!まちでみかけた気になるあのこ。日本って、いいなあ。(ジュンク堂書店 秋田店 / 語学・芸術・児童書担当 / 38号)
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』 斉藤 倫(福音館書店)
1冊の本を読みきれないことで「自分は活字嫌いだ」と思ってしまったなら、そんなことはないし、認識を改めるべきだ。それがほんとうの文章なら、読んだのが一文だけだとしてもそれは立派な読書だ。(丸善 多摩センター店 / 児童書担当 / けれども)
『理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント』 鎌田 浩毅(中央公論新社)
理科系も文系も関係ない。
学校の授業にはなかった「本の読み方」の講義。
普段の読書、仕事や勉強の前に一読してみよう!!(ジュンク堂書店 難波店 / 人文担当 / 大和駆)
『本が語ってくれること』 吉田 健一(平凡社)
ど真ん中ストレートの答えが見出だせる本です。なので私がくだくだ述べるのはやめます。後半の「本を読む為に」「本が語ってくれること」から読むのをおすすめします。(ジュンク堂書店 池袋本店 / レジ担当 / ダンケ)
『すべての神様の十月 1』 小路 幸也(PHP研究所)
私は癒やされたい時に本を読みます。この本は、今まで出会った中で、こんなにも優しい話があるのかと一番感動し、一番癒やされました。ひとつ言えることは、貧乏神の概念が180度変わります。(丸善 セブンパーク天美店 / 文具担当 / S)
『切りとれ、あの祈る手を 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』 佐々木 中(河出書房新社)
私は、読書って静的で世の中を動かすなんてことはできないと思っていました。読後天地がひっくり返りました。今もこれからも世の中を動かすことができるのは読書だけだというド直球な一冊。(ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店 / 文庫担当 / ロベルト本郷)
『市場のことば、本の声』 宇田 智子(晶文社)
那覇で古本屋を営む店主のエッセイ。何気ない日常を、美しい文章で描いています。私は、本書を読んで、実際の景色を見てみたくなり、那覇を訪れました。(MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店 / 人文担当 / Y.N)
『長い一日』 滝口 悠生(講談社)
登場する人々が自然と心の中に侵入する。人と人がずーっと繋がり、情景、記憶、時間がすべて愛しく思える。一日は永遠に続いていくようで、されど一日。初めての文学体験をぜひしてください。(ジュンク堂書店 滋賀草津店 / 社会・文芸担当 / M.Y)
『同潤会代官山アパートメント』 三上 延(新潮社)
関東大震災からの復興、戦争、戦後の高度経済成長期と移り変わる街と家族の姿を見守り、激動の時代を歩んだアパートメントの物語。(丸善 アスナル金山店 / 文芸・文庫・新書担当 / T.K)
『九重家献立暦』 白川 紺子(講談社)
旧家での生活を通して紡がれる、日本の伝統行事や料理の数々。その1つ1つが瑞々しい表現で美しく描かれていて、頭に広がった情景が今も記憶に残っています。(ジュンク堂書店 天満橋店 / 文芸・文庫担当 / しらたま)
『ストーンサークルの殺人』 M・W・クレイヴン(早川書房)
イギリス人も憧れる湖水地方の、その荒涼とした美しさの描写がシリーズを通して際立つゴールドダガー賞受賞作。(丸善 日本橋店 / 実用書担当 / A.U)
『岳物語』 椎名 誠(集英社)
子どもの数だけ親もさまざま。その中にはこんな親子もいますよという私小説です。斎藤茂太の解説もおすすめ。(丸善 日本橋店 / 実用書担当 / kzm)
『かあちゃん』 重松 清(講談社)
父の罪を背負う母。子ども達への思い。痛いまでの切なさと優しさ、そして強い信念。
母は偉大です!(丸善 お茶の水店 / 店長 / M)
『生まれてバンザイ』 俵 万智(童話屋)
児童書を担当し始めた頃「親の気持ちを知るためには、まず自分が生まれた時の事を知りなさい」と言われ、手に取った本。誰かの親になった事はないが「きっと母は嬉しかったに違いない」と思えた。(営業本部 / 仕入販売部 / Y.K)
『ノーラ・ウェブスター』 コルム・トビーン(新潮社)
アイルランドの風景はもちろん、すべての描写に驚嘆と愛おしさを感じる(経理のシーンさえも)現代アイルランドを代表する作家による自伝的な長編。傑作。(丸善 お茶の水店 / 社会担当 / n.t)
『赤い指』 東野 圭吾(講談社)
少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだ平凡な家族。子と両親、祖母、それぞれにおける親子の関係や気持ちが絡み合うストーリーに、ページをめくる手を止められませんでした。(ジュンク堂書店 那覇店 / ビジネス書担当 / FF)
『母のトリセツ』 黒川 伊保子(扶桑社)
脳科学者が教えてくれる、母の見方が変わるトリセツ。親は、ちょこっと甘えてくれるのがうれしい!(丸善 八尾アリオ店 / 副店長 / S.O)
『ペイント』 イ・ヒヨン(イースト・プレス)
親子の定義とは。子どもを持てば自動的に親になれるのか。親になる資格を自分は持っているのか。親と子にまつわる謎、その答えがここに……(書いてあるとは言ってない)(ジュンク堂書店 秋田店 / 文芸担当 / 735号)
『にょっ記』 穂村 弘(文藝春秋)
「ついスマホを見る時間」で一つ読めます。どこから読んでも大丈夫。サイズも重さもスマホ並ですが、自動更新してくれないのが玉に瑕。(名古屋外商部 / 営業 / T.K)
『魔の山 改版 上巻』 トーマス・マン(新潮社)
言葉の奔流に圧倒されてしまいますが、本当の知性は他者とのきちんとした交流によってのみ獲得できることを教えてくれる名作です。グダグダ青年の主人公が読後は愛おしくてたまらなくなりますよ。(丸善 日本橋店 / 人文担当 / Y.S.)
『スマホ脳』 アンデシュ・ハンセン(新潮社)
何でスマホを脳から追い出さないといけないの?それはね、こんな怖いことが起きるからさ。と実際に研究した方がいます。読むと手元のスマホの使用時間、考えちゃうかも。(ジュンク堂書店 立川髙島屋店 / 文芸・文庫・新書担当 / ふく)
『退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学』 マーク・キングウェル(集英社)
SNSは多くのものとつながれる。
でもその実、気づかぬうちに搾取されているのやも!?
はてさて一体どう取り戻したものか……(ジュンク堂書店 難波店 / 人文担当 / 大和駆)
『知の考古学』 ミシェル・フーコー(河出書房新社)
試しにタイトルをスマホで検索してみればいい。web書店の紹介文もwikiも誰かの解説も、本書未読の状態では読むだけ無駄なので、読了まではスマホの電源を切っておきましょう。(ジュンク堂書店 上本町店 / 店長 / R.I)
『ゲームの名は誘拐』 東野 圭吾(光文社)
犯人(主人公)側の視点でのみ描かれる誘拐ミステリー。警察側の動きが明確に分からないことにより、作品独特の緊迫感を醸し出しています。警察との手に汗握る頭脳戦に最後まで目が離せません。(丸善 ラゾーナ川崎店 / 文庫・新書・コミック担当 / I.J)
『スイス時計の謎』 有栖川 有栖(講談社)
被害者の腕から奪われた腕時計。その理由から導き出される火村の見事なまでにロジカルな推理。謎解きの醍醐味が凝縮された一作です。あなたは一度で火村の推理が全て理解できるだろうか?(ジュンク堂書店 西宮店 / 雑誌担当 / N.Y)
『城塞 改版 上巻』 司馬 遼太郎(新潮社)
今年の国民的テレビドラマでは戦国の世を終わらせ平和をもたらした英雄として取り上げられておりますが、本著は主君豊臣家を葬り去るために謀略の限りを尽くした黒い方の徳川家康を楽しめます。(丸善 京都本店 / 副店長 / Y.H)
『神聖喜劇 第1巻』 大西 巨人(光文社)
「世界は真剣に生きるに値しない」と思い定める虚無主義者、東堂太郎。「知りません/忘れました」問題に象徴される軍隊の不条理に、超人的な記憶力をもって立ち向かう「頭脳戦」巨篇。(ジュンク堂書店 上本町店 / 店長 / R.I)
『ブラフマンの埋葬』 小川 洋子(講談社)
どうしようもなく愛おしい「ブラフマン」という生きもの。小川洋子さんの美しく澄んだ文章で綴られる、謎の生きものとの暮らしをずっと眺めていたくなる一冊です。(ジュンク堂書店 立川髙島屋店 / 実用書・雑誌担当 / もふもふ)
『鼻行類 新しく発見された哺乳類の構造と生活』 H.シュテュンプケ(平凡社)
とはいえ、ハイアイアイ群島(と誰かが呼んだ地)はかつて実在し、そこにはハナアルキ類が闊歩していたかもしれないのだ。それを“実際には存在しなかった”と証明する術は無い。(ジュンク堂書店 立川髙島屋店 / 店長 / M)
『カメリ』 北野 勇作(河出書房新社)
人間がいなくなった世界のカフェで働くキュートな模造亀(レプリカメ)。カメでアメリ。
素敵な時間をカメリの冒険と一緒に体験しながら、儚く、悲しく、寂しくなるのはなぜ?
心が震える。(ジュンク堂書店 滋賀草津店 / 社会・文芸担当 / M.Y)
『宇宙の声 改版』 星 新一(KADOKAWA)
ふたりの子どもがたくさんの惑星を巡り、未知なる生き物と遭遇する物語です。登場人物の個性とストーリー展開が魅力的で、ワクワクしながら読んでしまいます。(ジュンク堂書店 三宮店 / 実用書担当 / H.K)
『獣たちの海 THE OCEAN CHRONICLES STORIES』 上田 早夕里(早川書房)
オーシャンクロニクルシリーズの中の1冊。魚舟と呼ばれる生きている舟と心を通じ合わせ、海上で生活している姿に少し憧れます。(ジュンク堂書店 松山三越店 / 医学担当 / TK)
『世界でいちばん弱い妖怪』 キム・ドンシク(小学館)
奇想天外な物語。お前は一体なんなんだ。想定外の出来事ややばいやつらの襲来であらわになるのは人間の本質!いちばん怖いのは……。(ジュンク堂書店 秋田店 / 文芸担当 / 735号)
『金春屋ゴメス』 西條 奈加(新潮社)
最初に断っておきますが、悪党にしろ善人にしろ、人間しか登場しませんよ?えっ!話が違うじゃないかって!?この本を読めば、アナタもきっと納得しますよ…ね、親分!(丸善 日本橋店 / 文庫・新書担当 / TONO)
『塗仏の宴 文庫版 1 宴の支度』 京極 夏彦(講談社)
めくるめく百鬼夜行ワールド第一期集大成の本作品。連作短編のため舞台は色々だが、その中核こそ、まさに怪しげな山村「へびと村」。京極作品を敬遠してきた方の最初の一冊にも案外オススメ!(丸善 日本橋店 / ビジネス書担当 / RT)
『龍臥亭事件 上』 島田 荘司(光文社)
本格推理の巨匠・島田荘司が、かの有名な津山事件をモチーフに描いた本が面白くないわけない!日本の村という閉鎖社会の因縁がおぞましい殺人事件を引き起こし……こちらは上下巻となります。(丸善 お茶の水店 / 理工書担当 / ホットプレート)
『出版禁止 いやしの村滞在記』 長江 俊和(新潮社)
心の傷を癒すために共同生活を送る人々。穏やかに過ぎていく日々の先にとんでもない恐怖が待っていた。震える手で最後のページをめくった後、もう一度読み返すことになるだろう。(ジュンク堂書店 郡山店 / 文芸担当 / M.G)
『屍鬼 1』 小野 不由美(新潮社)
小野不由美作品イチバン推し!!その村に自分が存在しているかのようなリアルな恐怖感。ありえない?いや、ありえる?読めば読むほど現実の話なのかフィクションなのかわからなくなっていく!!(ジュンク堂書店 松山三越店 / 人文・コミック担当 / まりかとぅん)
『厭魅の如き憑くもの』 三津田 信三(講談社)
「怪しい山村」といえば三津田信三、三津田信三といえば「怪しい山村」です。この山村に迷い込んだらもう元の場所には戻れないかもしれません……。(丸善 お茶の水店 / 店長 / Y-kai)
『震える天秤』 染井 為人(KADOKAWA)
地方のコンビニで高齢運転者による死亡事故が発生。事故を取材する記者は、加害者が住んでいた奇妙な風習の残る村を訪ねるが… 近頃よく耳にする高齢運転者の事故なのか?真相は⁉(ジュンク堂書店 三宮駅前店 / 文具担当 / S)
『まほり 上』 高田 大介(KADOKAWA)
不穏な気配を感じる山奥の集落。調査で少しずつ明らかになる大っぴらに語れない歴史。そして「まほり」とは何か。怪しくて怖くて、でも優しい物語。(関西外商部 / 事務 / M)
『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』 三方 行成(早川書房)
童話とSFをミックスした、というだけでは説明がつかないこの味わい。タイトル通りの内容だけれど、タイトルだけでは分からないこの面白さ。ぜひ味わってみてください。(関西外商部 / 事務 / M)
『ナポレオン狂』 阿刀田 高(講談社)
ブラック・ユーモアの二大巨頭といえば星新一か阿刀田高だと思うのですが、ゾクゾク感を味わいたいなら断然こちら!秀逸なオチと、強烈な後味が病みつきになりますよ。(丸善 お茶の水店 / 理工書担当 / ホットプレート)
『ジャック・リッチーのあの手この手』 ジャック・リッチー(早川書房)
タイトルのごとく、まさしくジャック・リッチーのあの手この手を楽しめる短編集。23編23種類のネタ。いやあ短編小説の名手です、ジャック・リッチー。(丸善 日本橋店 / 書籍グループ長 / K.I.)
『奇談蒐集家』 太田 忠司(東京創元社)
「求む奇談、高額報酬進呈」という新聞広告に導かれて、蒐集家を名乗る男の元へと訪れる老若男女が語る奇談とその謎解きを楽しめます。(関西外商部 / 営業 / S.I)
『知識人99人の死に方』 荒俣 宏(監修)(KADOKAWA)
生老病死に無縁の人間はおらず、その意味で死は「凡」と言える。しかし、人の死に様だけをまるで昆虫標本を蒐集するかのように集め編んだこの一冊は、やはり「奇」と評したい。(ジュンク堂書店 立川髙島屋店 / 店長 / M)
『八本脚の蝶』 二階堂 奥歯(河出書房新社)
危うさと魅惑の中で、言葉が光輝を放っている。読者はその後光に導かれるようにページをめくってしまう。鋭利な表現、博覧強記の知識量。穂村弘の元編集担当者の伝説のブログ集。(ジュンク堂書店 名古屋栄店 / 文庫担当 / 重力と音響)