ブックキュレーターhonto編集員
人情と活気が魅力!心がホッと温まる商店街に出会える物語
個人商店や代々続くお店が軒をつらね、人情と活気があふれる昔ながらの商店街。便利なショッピングモールもいいですが、地域密着型の商店街ならではの魅力も捨てがたいものです。そんな商店街の魅力を味わうことができる本を集めました。ご近所付き合いや商店同士の支え合いなど、人と人とのつながりに心がホッとする商店街の物語です。
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舞台は東京の下町「アカシア商店街」。商店街の一角にある古寺は、あの世と通じているといわれています。そんなアカシア商店街で、時空を越えて現れる不思議な人たちにまつわる7つの物語を収めた短編集です。昭和の時代、常に人の活気が満ちていた、どこか懐かしい感じのする商店街を歩く気分に浸れます。
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高円寺純情商店街
ねじめ 正一(著)
乾物屋の息子である主人公の視点から、「高円寺純情商店街」の日常の様子を描いた本です。学校に行く前にカツオ節を削る、梅雨時は湿気対策に苦労するなど、乾物屋ならではの暮らしぶりがいきいきと描かれています。近所の同級生とのやり取りや、お客さんとの会話が小気味よい文章で書かれていて、臨場感を味わえます。
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花咲小路三丁目のナイト
小路幸也(著)
舞台は「花咲小路商店街」にある、深夜営業を営む喫茶店。ご近所からの相談事を、店主と甥っ子が解決していく物語です。謎めいた紳士や若手刑事、不思議な花屋など、他店の店主や商店街の人々がさりげなく協力してくれるのが見どころ。代々続く商店街の、家族ぐるみの温かい人間関係とお店同士の絆が感じられます。
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ヴァイオリニストの響介は、寂れた町・竜ヶ坂のアマチュアオーケストラに入団します。響介は団長の指示で、団員たちの悩みや葛藤を解決することになります。響介と交流し心を開いていく団員たちと、少しずつハーモニーが響きはじめる商店街の様子が描かれています。音楽の流れるにぎやかな商店街を訪れた気分になれる小説です。
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