ブックキュレーターhonto編集員
時には目を凝らして陰りを見つめよう。大人にオススメのダークファンタジー
部屋の明かりを少し落として、ひとり静かに読み耽る時間。少し薄暗い、けれど薄暗いからこそ目を凝らす。そうすることで見えてくる日常のおかしみ。絵本から童話、小説まで、幅広いジャンルから陰りを味わうことのできる本をピックアップしました。ぜひ、闇を手に取ってご堪能ください。
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イギリスには今は熊がいない。しかしかつては、精霊熊や罪食い熊など、哀しくも愛すべき熊たちが暮らしていました。不可思議な名前を持つ熊とその生態について、皮肉とユーモアを織り交ぜながら描いた大人の仄暗い物語です。
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怪物学抄
山村 浩二(作・絵)
世界的なアニメーション作家である山村浩二が生み出した怪物たちは、どれもユーモラスでかわいらしく、しかし、恐ろしくもあります。選び抜かれた言葉と、それを表現する怪物たちの姿形は、どれもとんちが効いていて膝を打つことでしょう。
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敬虔な幼子 ヘンリー・クランプ
エドワード・ゴーリー(著) , 柴田 元幸(訳)
「敬虔」それは神に謹んで仕えること。幼い子どもの純真さに、もしもある信条が深く突き刺さってしまったなら・・・。あまりにもまっすぐに神を信じ、すべてを神に捧げた幼子の日々を、エドワード・ゴーリーのダークでシニカルな感性が描いています。敬虔であるとは?感受性豊かな子どもへの影響力の恐ろしさに触れることができる絵本です。
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