サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー987件

みんなの評価3.8

評価内訳

987 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ひとりでいるのが こわくなるような たくさんの友達よりも、ひとりでいても こわくないと思わせてくれる 何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね。

2022/03/04 18:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

内向的な専業主婦である主人公が家事代行サービスで働く事となるが…。物語の視点が現在の小夜子と過去の葵とで交互に進んで行くのは新鮮だった。現状を変える「踏み出す一歩」って難しい事だけどとても大切なコトなんだよね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

良かったです!

2022/01/01 13:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて角田さんの本を読みました。
読み始めたら止まりませんでした。
心理描写が綺麗でした。
ナナコと別れた時のシーンは切なくて、何度読み返しても涙が溢れてきます。
好きなシーンは、義母の家であかりの運動会のビデオを見た時の、小夜子がビデオ越しに葵の姿を見た時の反応。自分にもこういうことあったな、と思いました。一度かけたフィルター越しに人を見ると、見方を変えることは難しい。でも小夜子が気づけて良かった。その後小夜子が一歩踏み出したことが嬉しかった。
読後はじんわりと、前向きな気持ちになりました。
角田さんの別の本も読んでみたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これは純文学です

2021/06/12 23:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

第132回直木賞を受賞した作品です。直木賞は大衆文学って位置付けですが、これは純文学ですね。ページ数の関係で芥川賞は無理ですが。物語は過去と現在を異なる二人の視点で交互に描かれる。よく出来た構成だ。ただ、最後はあれでいいのか?と思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

立場の違い

2021/05/07 08:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何歳になっても「わたし」なのに、
年齢を重ねるにつれ、独身・既婚・社員・パート・無職・子どもの有無
などで取り巻く環境が変わる。
モヤモヤがある。
そんな気持ちに寄り添い、共感を持たせてくれる心強い一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

2021/03/23 21:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場する男性に注目してみる。家事や育児に非協力的で妻が働くことに否定的な小夜子の夫、葵の会社でスキルと人材に手をつける木原、そんな男性の中でアオイのお父さんは登場する男性の中で優しさを存分に表現してくれてとても心が温まる。これは多くの女性の中にある理想的なお父さん像か。興味深い。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

素晴らしい作品

2021/02/16 11:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sosen - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校生のアオちんとナナコに胸を締めつけられる。危うくて、混ざりけがなくて、美しい。
そして、時が経っても、立場が違っても、理解し合える。共感でき力強くて素晴らしい本。
森絵都の解説もいいです!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

角田光代

2020/10/30 11:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作。角田光代は八日目の蝉でも読んだけど。この方ってなんかこう、暗いモヤモヤした部分を描く。読んでて途中目を背けたくなるも、やはり続きが気になり読み進めてしまう。主婦小夜子の視点で語られる現在と、独身葵の視点で語られる過去、コレが章毎に綴られ交差してゆく。別の空間なのに現在で交差するのだ。女って男以上に人生が細分化、というか例えば結婚の有無、出産の有無と分かれていく。また女は子どもの頃から集団化しやすいようにも思う。
20200430

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

自分と重ね合わせてしまう

2020/05/12 20:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あるあるこうゆう事、いるいるこうゆう人、いたいたこうゆう人、あったあったこうゆう事。実は色々な事抱えてるんだよね、でも隣の芝生は…。芝生でなく対岸なんですよね。時にいらつき時に共鳴しながらぐいぐい読めた一冊でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

そうなんだよなと何度も頷いてしまった

2019/08/17 22:51

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学時代、高校時代、いろんなことを語り合ってきた「こいつとは一生の友になるんだろうな」と思っていた友達も生活環境が変わって、大学生になり社会人になってしまうと疎遠になって日ごろ思いだすこともなくってしまう。それって寂しいことだけど仕方がないことかもしれない。いつも私が思っていることを小説にしてくれたのがこの作品のような気がする。同じ方向を向いていると思っていた友達が実は全然違う方向を向いていたということは今では当たり前に思えることをあの頃は全く考えもしなかった。この作品を読んでそんな友人の何人かに連絡を取ってみようかと一瞬思ったが、すぐにやめた。私たちは全然違う世界に生きているのだから。今は。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

爽やかなラスト

2019/04/14 11:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:骨なしチキン - この投稿者のレビュー一覧を見る

立場の違う女性2人の話。葵とナナコの話は重かったけれど、続きが気になって一気に読んでしまいました。未来に向かうエネルギーに溢れたラストに、読んだ後は爽やかな気分になりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

わかるようなわからないような

2019/02/26 18:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公葵たちと自分と同年代・・・よりちょっと?一回り?下のような感じだが自分の学生時代・就職・・・色々悩みながら今に至って、そうそう!わかるわかると程よく読めた話だった。角田さんの本は初めて読んだがもう少し読んでみたくなった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

友情と孤独のどろどろした心理描写。どうにも忘れることができない。

2018/11/05 23:55

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

これはまいった。現実的。嫌悪感が先にたって,
読了直後は書棚の古本屋行きコーナーに整理した。
でも,まだ売らずにいる。最初は書評もパスするつもりだった。
時間が経って少しずつ毒が抜けてきて,やっと記録に残す
気が起きてきた。
理由は,この本を必要としている人がいる気がしたからだ。
それは自分も含むかもしれないし。

直木賞受賞作だがエンターテインメントという感じではない。
最後に少しだけ読後感の回復が図られるが,
途中で受ける鉛の弾は強烈だ。

主人公の小夜子が同年代で社長の葵とともに現在を働く物語。
もう一つは過去の話。
高校時代の葵と友人の物語が,現在の話と交互に
織り成しながら進行する。
最後に二つの話がつながるが,実質的に二本の物語だ。

小夜子が働き始めた理由は,家庭での孤独だ。
高校時代,ふとした事から孤立し深く傷付いた経験を持つ。
大学,社会人と進んでも同じ。傍から見ている分には
考えすぎのところもあるが,孤立ということに異常に執着している。

もう一方の葵も,現在ではきっぷのいい女社長役だが,
高校の頃に孤立を極度に恐れた経験を持つ。
さらに高校時代,ある事件を起こしてしまう。
さすがに私はそんな経験はないが,逃避する気持ちは
痛いほどよく分かる。
事件後,葵は事件を一緒に起こした友人と一度だけ会うが,
すれ違いを始めた溝は永久に埋まる事はない。

決して綺麗な思い出にはならず,心に空洞ができるということが
克明に描かれている。悲しいとか寂しいとか,感情の言葉では
カバーできない現実感が漂っている。

心の空洞を持つ葵が,現在につながっていく様子と,
同じ気持ちを感じる小夜子との新たな友情にフィードバックさせる
という話なんだろうけれど。
孤独を持つ二人が,手を取り合って再生していく話には
なっているけれど。「けれど,けれど」である。

私の心は葵の高校時代の話で止まったままになってしまった。
私の中では,二つの話は混じり合わなかった。

友情って何だろう。心の孤独ってなんだろう。
答えのない堂々巡りにはまり込んだ。とても考えさせられる作品だ。
こんなに動揺するなんて,自分は大丈夫なんだろうか。
変な話だが,そんな余計な心配までしてしまった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

なぜだろう?

2018/07/20 10:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一向に登場人物たちに共感を覚えないのは?
高校生の葵と今の葵が別人のように見えるせいでもないし・・・
そもそも女友達なんて幻想だから?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

対岸の彼女

2017/12/26 14:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アイス - この投稿者のレビュー一覧を見る

葵とナナコ、高校生の頃の自由になりたい思いとか、2人の結びつき。  共感する部分はありました。  飛び飛びで、高校時代を先に読みました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

自分を解き放て!

2017/06/08 14:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

解放の物語だと思う。二人の主人公がそれぞれ、対岸の彼女であるところの、自分とは違う世界にいる女性と出逢う。そして、見るからに自由な彼女と行動し、別れを体験することで、自分を苦しめているもの、自分を苦しめる世界に押し留めているものは自分自身であることに気づく。対岸の彼女も自分と同じものに囲まれていることに気づく。違いは向き合い方なんだ、と気づく。そんな物語だ。
この作品を読んで、私がかつて実際に出逢った私にとっての対岸の彼女を思い出した。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

987 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。