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    みんなのレビュー249件

    みんなの評価4.0

    評価内訳

    249 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    身近な家族小説

    2021/02/14 18:40

    2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    13編からなるオムニバスです。
    昭和生まれの人間には、昭和の臭い、懐かしい世間の風景を感じます。
    若い世代の話ではなく、熟年期の夫と妻、男女の話です。
    向田邦子さんの描写力が見事な作品だと思います。

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    紙の本

    直木賞

    2019/10/21 19:54

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

    直木賞を受賞した『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』のほか、13編。3篇で直木賞受賞っていうのもすごいですよね。何度でも読み返せる本です。

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    電子書籍

    向田さんの芸

    2015/09/30 01:16

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:garuhi - この投稿者のレビュー一覧を見る

    「かわうそ」から始まるこの13編の向田作品。三〇年以上も前にも『父の詫び状』と共に読んでいる。それは向田さんが直木賞を取る前であったか後であったかは、もう定かではない。どの作品も充実していて、独特の向田ワールドを形作っていて読むたびごとに鳥肌が立った。今回中学生までに読んでおきたい日本文学の中にたまたま「かわうそ」だったか「ビリケン」だったかが入っていて、もう一度読み返してみたくなり、新たに買い求めて読み返してみた。やっぱり何度読んでも凄い物は凄い。三〇年間自分のなかで埋もれていた作品のなかでも、「大根の月」が僕にとっては忘れられない作品だった。昼間見る月が大根の薄切りにそっくりだというたとえが昼間に月を見るたびに僕のなかで、向田邦子を連想させていた。なんて比喩のうまい人なのだろう。そして物語の展開も水上勉言うところの「向田さんの芸」であり、生中にまねのできる物ではない。向田邦子の文章、小説にせよ・エッセイにせよ、日常の中のふとしたことをきっかけとして人生の・人間の機微を鮮やかに切り取ってみせる「芸」は正しく絶品であり、他にまねのできる物ではない。
    学生時代に読んだときもそうは思ったが、筆者がこれを書いた歳になって読み直してみると、その感慨は一層である。最近の小説にこういった深みを期待できないのは当然のことである。今宵、良い小説を読んだ満足感に久方ぶりに浸っている。

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    紙の本

    上質なお肉をいただきましょう

    2021/09/09 16:06

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    第83回直木賞受賞作(1980年)である「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収録した短編集。
     向田邦子さんが台湾での取材中に不慮の飛行機事故で亡くなったのが1981年8月22日、51歳の時でした。
     あれから40年という歳月が流れましたが、向田さんの名前は色褪せることなく、昭和、平成、そして令和と続いています。

     亡くなる1年前の直木賞受賞時の選考委員の「選評」を読むと、決してずば抜けて評価が高かったわけではないようです。
     「向田さんを推す委員は三名で、(同時受賞の)志茂田景樹氏の「黄色い牙」推薦の四名と激突して、数の上で敗けた」のを、山口瞳、阿川弘之、水上勉の三名の委員が「二人授賞へもっていった」ことを、水上勉委員自身が「選評」に書いています。
     こういう熱狂的な委員がいなければ、向田さんの直木賞はなかったかもしれません。何故なら、小説家としての向田さんはほとんど新人に近く未知数だったからです。
     もちろん、それから40年以上経っても、その作品の評価が高いのですから、この時熱狂的に支持した委員の眼力は確かなのものだったと思います。

     そういえば、この短編集に収められた「三枚肉」という作品にこんな一節がありました。
     「なにもないおだやかな、黙々と草を食むような毎日の暮しが、振りかえれば、したたかな肉と脂の層になってゆく。」
     まさに向田さんのこの短編集自体にそんな印象があります。
     上質な和牛のすき焼きをめしあがれ、といいたい。

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    紙の本

    最上級の短編集

    2021/03/07 22:04

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    「この世界にアイは存在しません」、入学式の翌日、授業の初日に「アテネ」と呼ばれる数学教師は話した。「二乗してマイナス1になる、そのような数はこの世界に存在しないんです」という意味だ。主人公の名前はアイ、父ダニエルはアメリカ人、母綾子、もちろん日本人、アイは養子だ(シリア出身)。「この世界にアイは存在るのか、しないのか」、このことがこの小説のテーマとなっていく。このテーマにひき連れていくようにアイは数学科で学ぶことになる。アイにはミナという親友がいる、この子がいい。作者は巻末の又吉氏との対談で「つらい経験をした友達にあんたがいてくれてよかったと何度も言ってくれる、でも、私からしたら、その子がええ子やから一緒におるわけで、あんたやでって思うのね」と語る、そのとおりだと思うが、私はそういう人と巡り合えなかった、作者には「あんたやからや」と思われそうだ

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    紙の本

    絶品です

    2017/04/27 21:15

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    流石向田邦子さんですね。

    ストーリーも文体もすごいです。

    こんなに心にすっと入り込む文章は、向田さん以外無理ですね。

    残念です。

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    紙の本

    又吉くんの帯にひかれて。

    2015/08/14 15:50

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    又吉くんの帯にひかれて手に取りました。
    胃袋がグワッとなるような、ある意味ホラーだなと言える作品です。
    歳を重ねいつか再読したい1冊です。

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    紙の本

    日常を生きる

    2002/06/17 03:28

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:アセローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」など、13編が収められています。誰もが一つくらいは持っている弱さや、ずるさ、優しさ、哀しさがよく書かれていて、読んでいると何ともいえない気持ちにさせられます。夫婦や家族を題材にした話が多いのですが、人の心の闇の部分を描く向田さんの洞察力に驚かされます。でも、そういう闇の部分も含めて人間の愛しさとして表現されているところに、向田さんの力量を感じました。

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    電子書籍

    澱が、水中を舞い上がるような

    2023/01/31 21:04

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:白山風木 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    記憶の奥深いところに、ふだんは気づいていない澱がたまっていて、その澱が揺られて動くような。透明な水とおもっていたコップの中に澱が、湧いて出るようなとでもいうのか。大きな心(器)をもっていないと気持ちが澱にいいように扱われる。短編で、潔く深く書き出す技術は、名手のもの。長編も読みたいと思った。

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    紙の本

    ああー思い出したくない。

    2022/09/13 19:23

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    投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    思い出したくない思い出も、思い出してしまう。そう思っているうちは、まだまだ自分を高めるられる余地があると思う。弱みにもなるが、強みにしたら誰にも負けないトランプができる。まあ、弱みのままうまく使える人もいるよね。

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    紙の本

    人間くさい短編集

    2022/07/24 07:13

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    投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

    あかぎれのような細い目をした愛人が断りなく整形して次第に好ましい姿から遠のいていく話、何もものを知らず妻から色々な知識を授けてもらいつつ妻に対抗心・反抗心を抱く夫の話、不注意で息子の指を包丁で切り落としてしまった母親の話、立派な人物で通っていた父親がキセル乗車をしていたことを思い出しつつ自らの後ろめたい過去を振り返る男の話等、それとなく目を背けてやり過ごしていることが多いような人間の美しくない感情を直視した短編集。この著者は人間嫌いなのではないかと疑ってしまいました。

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    紙の本

    在りし日の昭和の勤め人とその家族の生活

    2021/06/01 17:04

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    投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

    著者はテレビ番組脚本家に過ぎない、
    との思い込みを、完全に覆され、否、
    覆してくれた一冊。

    非日常の視点をもって、日常の風景を
    切り取っていく著者の手法に脱帽です。

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    紙の本

    向田邦子さん読んでみたかった

    2021/03/19 16:43

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る

    ノリが独特で技巧的。そして何だか暗い気持ちにさせてくる
    1話だけすごく感動した話もあった
    他のも読んでみたいけど一周まわってからにする。

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    紙の本

    何度でも

    2017/10/01 15:02

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る

    面白くても、面白くなくても、
    気に入っても、気に入らなくても、
    読み終われば古本屋に売り飛ばすが、
    これは手元に残した数少ないうちの1冊。

    文章が読ませるのか何度でも読める。
    「だらだら坂」が一番好き。

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    紙の本

    昭和感が満載です

    2021/12/25 15:20

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    初めて向田さんの作品を読みました。
    昭和のイメージが強く、今では完全に差別でダメだろうな、という内容が多いです。
    女性が下に見られています。

    不幸な暗い話が多く、申し訳ないですが、私には合いませんでした。

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