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短編集
2025/01/05 15:21
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞作ということで、ハードルが高く、躊躇しましたが、一穂さんの作品は、何作か読んだことがあったので、チャレンジしてみました。
短編集ということで、読みやすかったです。
前半は救いがない話だったので、全編がこういうテイストなのかな?と思いきや、裏切られました。
それだけに、読後感は良かったです。
陰謀論にハマるエピソードは、身近にも居るので、身につまされました。
パンデミックを経験したからこそ引き込まれた。
2024/11/14 09:03
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投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナが流行した非日常で起こる罪。
6つの短編集で、ほっこりする話もあれば不思議な話、ぞっとする話など趣が全然違うので楽しめました。
個人的には、「特別縁故者」「さざなみドライブ」が好きです。
意外とおもしろかった
2024/10/24 22:00
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍とかウクライナ戦争とかで人生や生活に支障が生じた人達(そうでないケースもあるが)の話が6話。 最近はいろいろな人の短編がいくつか入っていて なんかほっこりして終わる、そして後味が悪くもないけどたいして印象も残らないというような本をよく読んいたので、そのような気持ちで読んだらちょっと違っていて。。。 ブラックなところもあるし、ちょっと救いがあるような話もあったり? 読み終わってからもいろいろ考えたりしてしまった。 読みやすく、読み応えもあった。
「祝福の歌」
2024/01/24 16:16
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投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集で、一穂先生の世界観が一番感じられた小説でした。結婚20年余りの夫婦と妊娠した高校生の娘の家庭が舞台で、近くのマンションに住む独居の母親を訪問することで展開して行く人間関係が素敵な話でした。
直木賞
2025/05/06 14:36
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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ後小説かなと思っていたら、(それもあるけど)"犯罪"小説なんだな。面白かった。「特別縁故者」「祝福の歌」がとくに。長編とはまた違った趣きもあり、読みやすさもあり。いろんな人におすすめしやすい短編集。
どこかしらヘン
2025/03/30 17:05
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナで日常が変えられた。その暮らしの中で顕在化した歪みや悪意が人を変え、伝染する。
息苦しい生活に潤いを求めたはずなのに破滅に向かう主婦。歓楽街での不可思議な邂逅。
非日常にあぶりだされる「罪」
2024/10/30 13:58
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の美しさに惹かれつつ、なかなか読めずにいたが、直木賞受賞を機に一気読み。
6編からなる短編集で、読みやすかった。
物語で描かれている時期は、2021~22年ごろ。
コロナ禍に慣れ始め、さまざまな矛盾が噴出して来たころか。
バイト青年が中学時代に亡くなったはずの同級生を名乗る女に出会う「違う羽の鳥」、イケメンの配達員目当てでフードデリバリーにはまった主婦が事件に巻き込まれる「ロマンス」、金持ちの独居老人の気を引こうと職を失った料理人が画策する「特別縁故者」、死者となってから現世に舞い戻り自分の死の顛末を俯瞰する「憐光」、コロナ禍で生きる希望を失った自殺志願者が集う「さざなみドライブ」、高校生の娘の妊娠に戸惑う父親が自らの出生の秘密を知る「祝福の歌」。
どれも私たちの現実、心に眠っている「罪」を、パンデミックを背景にあぶりだしていて、興味深い。
「今」だから?
2024/10/07 15:55
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
制約の有る「今」だから、この短編集なのかな?
他の時代なら、どう?
もしかしたら、重苦しくて制約が多くなかったら、無い話の数々なのだろうか?
「もしも――」なんて言い出したら切りが無いが、気が付いたら読み終わっていた。
おもしろい。
作者の筆の多彩さ
2025/03/13 08:06
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ作者の作品で前評判が高かった「スモールワールズ」がどうも相性が悪く楽しく読めなかったので、この作品もどうかとは思ったが読んでみた。スモールワールズ同様に多彩な色合いを持った短編が集まってできている。各短編の間でこれといった関連性はないが、多少ホラー気味とかというように雰囲気は似たところがある。作者の筆の多彩さを感じることができる。
犯罪小説と
2024/01/13 10:44
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪小説と書いてある。
たしかに、そうか。
でも、どことなく笑える要素も含まれてたりする。
不思議な短編集。