「佐方貞人」シリーズ みんなのレビュー
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高い評価の役に立ったレビュー
柚月マジック
投稿者:ねこじゃら - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月裕子の著書を始めて手にしたのは、何気にふと目にした山手線の社内ステッカーで見た「慈雨」でした。
その後、多くの著書で後半になると先々と読まずにいられなくなり、こみ上げてくるもので目頭が熱くなる。
自分はこれを柚月マジックと読んでいて、本書も「本懐を知る」でこのマジックにかかってしまいました。
ストーリー的には普通だと思うのですが、柚月マジック恐るべしというところです。
ちなみに、佐方貞人の上川隆也ははまり役だと思っています。
低い評価の役に立ったレビュー
検事の信義
2021/11/03 12:31
真摯に誠実に
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チェリまほっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も佐方貞人検事にしびれまくりだった。
彼のように仕事をし続けたいし、そうすれば増田さんのような理解者もずっとついていてくれるのだと思った。あとがきの評も大変興味深かった。
2021/03/12 18:32
柚月マジック
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこじゃら - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月裕子の著書を始めて手にしたのは、何気にふと目にした山手線の社内ステッカーで見た「慈雨」でした。
その後、多くの著書で後半になると先々と読まずにいられなくなり、こみ上げてくるもので目頭が熱くなる。
自分はこれを柚月マジックと読んでいて、本書も「本懐を知る」でこのマジックにかかってしまいました。
ストーリー的には普通だと思うのですが、柚月マジック恐るべしというところです。
ちなみに、佐方貞人の上川隆也ははまり役だと思っています。
2024/08/07 18:33
第一話から心を掴まれる。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
能力があってしかも正義感が強い検事の話五話からなる連作短編集である。ミステリー要素のある第一話から心を掴まれる。主人公の人間性がはっきりと現れる第三話から、ぐっと話は盛り上がってくる。そして主人公の周辺人物たちの正義感 義理人情が描かれる第五話で良い幕切れを迎える。作者柚月裕子は岩手県の出身らしいが、広島弁がストーリーに良い味を加えている。ただ第三話で少しだけ台詞に違和感を覚えた。広島弁の男性一人称は「わし」であって「俺」とは言わないはず。
検事の死命
2022/08/25 01:57
痛快!!!!
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投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
痛快正義ヒーロー物語!!!って感じでしょうか。いやー。とってもスッキリキリな小説で読んでて気持ちいいです。
おぉぉぉぉ!!!!ここで逆転!そうくるか!おぉ!!!!!って感じな場面がいくつも出てきますね。
(物理的に)汚れることも厭わずお仕事自分からがんばります!嘘は許さないよ!正義一本!!!って感じがスーパーパーフェクトメンなのに、見た目に気を遣わずぼさぼさダサダサなの最高ですね。
セット買いしましょう!!!
必ず続きが気になります。
最初の巻は検事を辞めたあと弁護士になったお話ですが、それからどんどん遡っていくのですね。時系列がもどったり進行していったり。出版の順番通り読まないと???になりますので、調べてから購入することをおすすめします〜!
検事の本懐
2022/08/13 18:11
シリーズ全部買っておけばよかったナ。
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投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐方貞人シリーズ2巻目。
短編集です。
短編集ってあっさりしすぎてあまりすきじゃないんですけど、こちらはがっつり深々に物語があります。
佐方貞人の若い時大活躍短編集。
佐方貞人の原点だったり、過去のだったり、彼のお父さんのお話だったり、もりだくさん。
若い時から彼の見た目も仕事のやり方も何も変わらないんだなぁー。と読んでいて楽しかった。
そして、彼は父の背中を追いかけているのか…。と、しんみり。
順番がわかりにくいので、出来ればどっかに書いといて………。帯でもいいから………。危うく間違えて読んじゃうとこだったよ………。でした。笑。
最後の証人
2022/08/09 15:50
ハジメマシテの作家さん。
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投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん有名な方なので、お名前は知ってましたけど、作品はハジメマシテ。でした。
ハジメマシテだとなかなか進まないんですけど、結果ちゃんとおもしろかった!というか、えっ!そっち!?!?ってまんまと騙されちゃいました。
佐方のヒーロー具合がいいですね。
くたびれヒーローっぽいのがいいです。それをちゃんとしてください!って言うアシちゃん最高。
ドラマみたいな展開でした。
この作品、シリーズ物みたいで次巻も買ったので、次もたのしみ!!!
最後の証人
2022/04/29 21:09
命と引き換えの復讐劇の意外な結末に衝撃。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
命と引き換えの復讐劇の意外な結末に衝撃。物語は現在の裁判の話と、7年前の交通事故の話が交互に語られるが、現在の裁判の被告と被害者が誰なのかは伏せられたまま進行する。2つの事件に強い関連のあることは読者には判るようになっているが、主役である佐方弁護士がどういう立場で関与してるのかが不明のまま。終盤に入ってやっと佐方弁護士が弁護してるのがどう見ても悪人としか思えない被告人の方。エッ、何故悪人の弁護をするのとの疑問に応える「無罪」判決の先には・・・・・・。著者の、犯した罪に対して償うべきという心情が強く感じられる結末でした。
全くの余談ながら、読んでいてつい341:フレデリック・フォーサイスの『免責特権』(短編集『帝王』収録)、角川文庫、1984年5月25日、角川書店)という短編の小気味よさを連想してしまった。内容は全然異なるけど、法廷を巧みに利用するという点で連想されたのかな。
検事の信義
2022/01/16 16:59
光る上司の存在
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな佐方もの。今回は佐方の上司の筒井の存在が光っていて、こんな上司の下で働きたいと思いました。第3話『正義を正す』では、この作者の別シリーズのあの日岡巡査も登場。なんか嬉しくなりました。そして最終話『信義を守る』は、このシリーズらしい作品。現代社会の大きな課題である認知症の親の介護の問題を捉えた作品で、考えさせられるとともに、佐方の執念に感動させられました。早くこのシリーズの次の作品が(できれば長編で)読みたいっ!
検事の信義
2021/11/20 11:00
正義を貫く検事、佐方貞人シリーズ
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全4話です。
事件の裏に潜んでいる、複雑な人間の心理を追及して、正しく裁く。
奥深い感情を見事に引き出す、素晴らしい検事のお話しです。
4話目が一番印象に残りました。優しい息子が認知症の母親を殺めてしまうという、他の検事なら単純に終わらせてしまうであろう事件を、ふとした疑問から見事に真相を導き出す、とても良いストーリーだと思いました。
無器用だけど真面目で、大好きな検事。次回作もあると期待しています。
検事の死命
2021/04/07 14:48
素晴らしい
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
検事とか弁護士になる人って、最初は使命感とかそういうのがあるのかなあ。
だんだんとお金儲けや名誉がメインになってくる人もいるのかなあ。
検事の本懐
2021/03/30 14:46
なんと骨太な
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
今現在検事の職に就いている方たち全員に読んでもらいたいです。
政治家と慣れ合っちゃいけません。
主人公のような検事ばっかりだったらいいのに。
2019/11/03 09:23
心に沁みる法廷ミステリー
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投稿者:bookholic - この投稿者のレビュー一覧を見る
何より周りの人々の視点で語られる主人公の佐方が魅力的で、夢中で読みました。人間として筋を通す佐方が、誠実に事件を解決するさま、前のエピソードの内容が後で生きる構成が素晴らしい。内容がわかっていても、何度も読みたいです。
検事の信義
2021/10/25 09:51
検事・佐方シリーズ
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐方検事の活躍を描く4作品。
裁きを望む・・・被疑者がアリバイを隠した、その理由とは。
恨みを刻む・・・悪徳警官を罪に問う、その結果は。
正義を質す・・・暴力団を壊滅させる。その手段とは。
信義を守る・・・母親の介護に疲れ行きつく先は。
柚月さんの作品は安定していて読み応えがある。単に真実を探り罪を真っ当に裁くというイメージでした。今回は前作の使命・本懐とは違い新たな問題を提起しているような感じがする。次はどんなテーマが取り上げられるのかが楽しみです。
検事の信義
2022/01/09 12:20
検事も人の子
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
司法という立場にあっても、鯔のつまりは人間だという事がよく判ります。恩情であったり、自己保身であったり。
固い業界と言われる業界ほど、という謂わずもがな、です。
本書は推理小説的な位置付けとして、且つ短篇集として小気味良く楽しめると思います。
最後の証人
2023/03/03 08:56
良かった
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも苦しい作品ですね。
しかしちゃんと正しい罪で裁こうとする彼の信念はかっこいいと思います。
他の作品も読んでみたいですね。