サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 207件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/03/29
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/294p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-136915-0
文庫

紙の本

本所深川ふしぎ草紙 改版 (新潮文庫)

著者 宮部 みゆき (著)

近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探...

もっと見る

本所深川ふしぎ草紙 改版 (新潮文庫)

税込 737 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

【吉川英治文学新人賞(第13回)】近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人が真相を探る「片葉の芦」など、全7編の連作時代ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

片葉の芦 7−50
送り提灯 51−75
置いてけ堀 77−110

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー207件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

歴史小説風の人情ミステリー。うまいなぁ,とうなること請合い。

2010/12/01 10:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 歴史小説ファンは,この作品をどう見るのだろうか。江戸あたりを舞台に選んだミステリー。他作にも同様の舞台設定がある。ミステリーを軸に,いつもいろいろな舞台で楽しませてくれる作家さんだ。
 七つの短編からなる。
「第一話 片葉の葦」「第二話 送り提灯」「第三話 置いてけ堀」「第四話 落葉なしの椎」「第五話 馬鹿囃子」「第六話 足洗い屋敷」「第七話 消えずの行灯」

 回向院茂七の捕物帳だ。目次を見ると,聞いたことのあるタイトルがいくつかあると思う。これは昔の怪談や不思議話をモチーフにしているからだ。
 歴史の舞台を守りつつ,磨かれた推理テクニックを組み合わせると,伝承がぱらりとほどける感じがする。まるで話のつぎ穂遊びみたいだ。一つの完成したお話に次のお話をくっつけて膨らませる。人情話を組み合わせているものが多く,本当はこんな話だといいな,という空想を形にしてもらったみたいだ。

 抜群の文章力を持つ宮部さんだが,この著作ではその素晴らしさが存分に味わえる。もちろん史実は含まれないため,歴史小説ファンにしたら勝手が違うかもしれない。時代考証の精度は分からないが,私はお薦めしたい。
 お好きな舞台で,たまにはこんな人情話もよござんしょ。
 もちろん,歴史小説ファン以外の人にもお薦め。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

江戸時代小説の方向から迷い込む著者の世界。

2018/06/24 09:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリはあまり好みではない。だからあまりこの作家には近づかなかった。しかし時代物の方向から、いつの間にかこの人の世界に足を踏み込んでしまった。

本書は「本所七不思議」を題材にした七つの短編からなる。「回向院の茂七」が登場する捕物話ではあるのだが、登場する犯人やその周辺の人物の心の風景がドキリとさせる。しみじみとする話あり、苦い味の話あり、泣き笑いあり。

読了後に文庫本解説の池上冬樹さんの文を読んだら、さらに宮部みゆきを読みたくさせられた。良い解説であり紹介である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

江戸時代の夜の暗さを想像する

2023/06/19 15:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、岡本綺堂氏の半七捕物帖を思い出します。
江戸の夜の暗さを、真の暗さを感じさせ、闇の中に何かを想像します。
夜中に雇い主の娘に頼まれ、奉公人の少女が闇の中を走る。その後を追いかけるように、また、心配のあまり付けているかのような謎の灯りが。
恐いけれども、どこか暖かみも感じる本でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

この短篇集の中で「片葉の芦」は評価が高い

2019/10/30 16:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

宮部みゆきさんといえば、日本のミステリーを牽引する第一人者だ。
 宮部さんの魅力はミステリーだけにとどまらない。SFも書けるし、時代小説も書ける。まさに「宮部ワールド」と称されるだけのことはある。
 さらに宮部さんの作品は長編、それも「大」がつくほど長い。
 宮部さんの作品を苦手としている人は、私もその一人なのだが、その長さに圧倒されるのかもしれない。
 しかし、そんな宮部さんにも短編小説の名篇がある。
 それがこの本所深川の七不思議を題材とした7篇の短編を収めた作品である。

 7篇の作品は登場人物がそれぞれ異なるが、同じなのが舞台が本所深川ということと「回向院の親分」岡っ引きの茂七が必ず登場することだ。
 本所深川というのは、現在の両国を含む北側を本所、両国よりも南側を深川といったそうだが、その名を耳にするだけで江戸の風情が浮かんできそうだ。
 そこにある七不思議とは「片葉の芦」「送り提灯」「置いてけ掘」「落葉なしの椎」「馬鹿囃子」「足洗い屋敷」「消えずの行灯」で、それぞれが作品のタイトルになっている。

 中でも名短篇の評価が高いのが、「片葉の芦」。
 貧しい少年に食べ物を施す大店の娘。そんことをしても少年のためにはならないとたしなめる父親。鬼とまで呼ばれた父親があるある日殺されてしまう。誰が何のために。
 今はりっぱな若者に成人したその少年がこの事件をきっかけに鬼と呼ばれた男の本当の姿を知ることになる。

 「宮部ワールド」には山本周五郎までもがいるようだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

七不思議

2019/07/09 18:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

深川七不思議にかかった7つの短編。
回向院の茂七親分の登場です。
どれも、単純明快な終わり方じゃないんですよね。
何度も読み返したくなる1冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

茂七親分の気配り

2016/02/08 17:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いなみの - この投稿者のレビュー一覧を見る

初物語の前に来る作品でした。親分も初物語に登場する前なので考え方に少し直線的にえがかれています。それでも下町に肩を寄せ合って生きる長屋の人達に寄せる岡っ引の心配りに拍手を贈りたい。必死に生きる人たち飾り気のない暮らしぶりのなぜかほろりとさせる作者の筆の冴えにはまってしまいました。

シリーズが続けばと願わずにいられません

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

宮部みゆきの時代小説・短編集

2015/08/26 22:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る

肩の力を抜いて読みながら、大きなテーマの流れを心に積み上げていける。江戸の下町という舞台を借りることによって、一歩距離をとりながらも身近なことに引き付けて思いを巡らせることができる。どこか安心して読める作品集。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

この本の独特のムードがたまりません

2003/06/29 13:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫陽花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もうすぐNHKで『片葉の芦』がドラマ化されると聞いて、改めて読み返しましたが、何度読んでも、この本の物悲しくて、どこかやさしくて、すこし不思議な雰囲気は変わりません。読み進むと、何となく胸を絞めつけられるような、涙が出るほどではないけど、じんわりと目頭がうるむような気持ちになります。
 うっとうしくてけだるい梅雨時ですが、一編ずつゆっくり味わいながら読むにはちょうどよい本だと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

宮部ワールド健在!

2001/08/30 01:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ストラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ミステリでも時代物でも抜群の才能を発揮する著者の、捕物帖形式の短篇集。高橋英樹主演でNHKでドラマ化もされたから、ご存じの方も多いだろう。抜群のストーリーテリングで読者を惹き込みつつ、江戸情緒にあふれる余韻を読後に残す才能は、他の追随を許さない。テレビを観た方も、そうでない方もぜひ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

江戸だからこそ人情

2001/06/06 07:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人情が謎を呼び、人情が謎を解決する。実に巧みに練られた人情謎は、宮部氏は現在に生きているよりも、江戸の人なんじゃないかと思うほど。
 ぜひ「時代小説なんておじさん、おばさんの読み物よ」と思っている若者に読んでもらいたい一冊。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

物の怪騒動が巻き起こる本所深川を舞台にした宮部風時代小説

2009/12/03 19:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

一話完結の全7話を収録する短編時代小説集。
本所深川に噂される『本所七不思議』を物語のアクセントに、市井に生きる人々の姿と彼らの回りに起こる事件を描く、人情サスペンスものとなっている。

宮部作品の時代ものというのは、舞台こそ江戸時代だがどこか現代風味というか、宮部作品の現代小説と変わらない読み味で、安心して読める反面、藤沢周平、池波正太郎、佐藤雅美ら作品と比べると、時代小説としては少々物足りなさを感じる。
良くも悪くも宮部作品という感じ。

ストーリー展開は相変わらず面白い。
他の宮部作品同様、導入部で読者の気を引かせ、事件の姿を回りから少しずつに照らし出していく。
物語を徐々に盛り上げていきクライマックスを迎えたのち、エピローグ的な物語の冷却部を設けて、余韻に浸る時間を演出する。

そのような読者を引き込む構成に加え、『本所七不思議』を物語に絡ませてあることで、登場人物たちの世界に独特の不安を煽る要素が追加されて、読み手にもそれが伝わってくるから、物語の世界に引きずり込まれてしまう。
ちなみに『本所七不思議』が中心の話ではなく、市井の人々の間に起こった事件に『本所七不思議』の噂を程良く絡め、賢明に生きる彼らの姿を浮き彫りにさせることに役立っている。

ちなみに本書の事件解決に奔走した岡っ引き・回向院の茂七は、「初ものがたり」という作品で主役として活躍する。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

再読に耐える作品を書いている代表的な作家といえば、宮部も

2005/06/24 19:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《本所深川で名物の藤兵衛寿司のあるじが殺された。一代で評判の店を築いた父の死、疑いは娘のお美津に。彼女から受けた昔の恩を忘れられない彦次は》
年のせいでしょうか、強烈なインパクトのあった本は、タイトルで既に読んだ本かどうか思い出しますが、佳作や短編集となると、記憶があいまいになります。分らない時は、取りあえず読むことにしているのですが、最近はそれで損をしたと思うことはありません。好きな作家の作品だけを読んでいるからかもしれませんが、最初に読んだ時に気付かなかったものを発見して、得した気になることのほうが多い気がします。
本所深川で名物の藤兵衛寿司のあるじが殺された。一代で評判の店を築いた父の死、疑いは娘のお美津に。彼女から受けた恩を忘れられない彦次は納得できない、「片葉の芦」。煙草問屋で働く少女が、お嬢さんから命じられたのは毎夜丑三つ時に回向院の境内まで行って石を拾ってくることだった、「送り提灯」。夫を殺されたおしず、彼女が茂七から聞かされた岸涯小僧の仕業とは「置いてけ堀」。仏の身体の下に落ちていた一枚の葉。奉公人のお袖が言い出した掃除、その背景にあるものは、「落ち葉なしの椎」。
慰められたくて茂七のもとを訪ねた おりん、彼女がそこで見たのはありもしない罪を告白する年頃の娘の姿だった、「馬鹿囃子」。新しい美貌の母親に憧れる おみよ。妻を失って塞いでいた父親の長兵衛が惚れ抜いた新妻は、大野屋の人たちのこころまで捉えていく、「足荒い屋敷」。優しくて人がよかった父親が亡くなり、苦労して生きてきたおよし。彼女が昔なくなった娘に似ていたことから新しい人生が、「消えずの行灯」。
回向院の岡引茂七が解き明かす七つの事件は、捕り物帳というよりは人情物語とでもいいたいものです。どれも、さりげない事件から思いもかけない人々の心の裏にあるものが見えてきます。デビューした当時の爽やかな作風が好ましい短編集です。
恐れていた再読で、途中から内容をうっすら思い出しましたが、気にせず読むことができたのは作品のレベルでしょう。これは宮部の作品が単なるパズルストーリーではなく、人情小説として成り立っていることの証。ただし、美人に対して少し冷たいのが気になります。美人でも、いい人はいるのになあ、大したことではないけれど、いつもこれじゃあねえ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人の思いの満たされなさ

2021/08/26 19:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る

七不思議をモチーフに、茂七親分がかかわる事件。不思議話にみえて人のやっていることだったり心の話が多い。苦くて切なくても生きる。思い通りにいくことなんてないのかもしれなくても。「片葉の芦」は、冷たい男と思われた父親は実は人情家でその娘はかつての少年との約束なんて忘れていて会ってもわからなかったという話だけど、ほんとは覚えてたかもな、と思った。立派になって顔見せに来るって約束したのに来ないで、遠くからお嬢さんの婿取りを見て諦めたのは少年の方。飢えた子が一人前になるまで仕事や居場所を用意したり少しずつ金を返させるなんて世話は父親にはできても娘にはできない。でも誰かが死ぬほど腹を減らしててそれがあれば生きられるものなら捨てるより活かしたいと思うから。まだまだでももっと早く「おかげで生きてる」と言ってあげてほしかったような気がした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

時代小説が身近なものに

2018/10/30 15:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

深川七不思議を描いたもの。茂七親分の捕り物話、といえばそれまでだが、それぞれの話にはヒーローやヒロインがおり決して親分が主人公ではない。時代小説とは付き合いが浅くその時代がどのようなものかもよく分からない。ただ、描かれている心情は日本人であり今も変わらない。現代に置き換えてみれば、身近なものだと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

テーマは七不思議

2018/09/23 20:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり宮部さんは話を作るのが上手いなぁ、と思いました。本所深川の七不思議をテーマにした7つのショートストーリー。どれも味があってオチもしっかりしていて、言うことなしです。全編通して登場するのが、岡っ引きの茂七親分。この親分、主人公ではありませんが、人情味があっていいです。満足の一冊でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。