そんな考え方もアリ!?悩みや迷いをバッサリ断ち切ってくれる人生相談本

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「おカネ」「家族」といった60の質問に漫画家・西原理恵子が回答しています。波瀾の人生を歩んできた彼女は、「真面目なだけではダメ。悪知恵も必要」と説きます。どんな境遇にあっても楽天的に考え、たくましく生きるための心がまえが本書から学べます。姑問題に悩む嫁に『そのうち死ぬから放っておけ』など、度肝を抜く回答が満載です。

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新聞の人気連載から、家族にまつわる悩みを集めた一冊です。「明るい」というタイトルどおり、思わず笑ってしまう悩みばかり。「裸で料理をする夫」「あんこ中毒の父」など奇想天外な悩みに、中島らもの粋な回答が冴えわたります。読めば悩むこと自体がバカらしくなること間違いなし。肩の力を抜きたい人にオススメです。

美輪明宏が愛情とユーモアたっぷりに答える人生相談本です。『人付き合いは腹六分で』のように、あらゆる場面で応用できる回答がずらり。それに加え「本を読んで教養を磨く」「美しくなりたければ生活から美しく」など、豊かに生きるための指針も参考になります。読者は厳しく諭され、やさしく励まされた気持ちになるでしょう。

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作家・佐藤愛子の歯に衣着せぬ回答が爽快です。ときに相談者を叱咤したり、慰めたり。40歳で老いを案じる相談者に『40歳そこそこでなにをいっとる！』と一喝するなど、92歳の著者ならではの回答を楽しめます。長い人生経験から生まれる言葉には含蓄と説得力があり、タイトルに反して「役に立つ」一冊です。

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生徒に恋する教師に対して「仕事も家庭も失えばいい」など、救いのない回答が痛快。『人としてこの世に生まれてきたことには、一切の救いがありません』と言い切る作家・車谷長吉の回答は、仏教観が色濃くにじみます。一方で若者や病人にはやさしく寄り添う言葉が印象的。随所で明かされる車谷の半生にも興味をそそられます。