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四畳半神話大系 みんなのレビュー

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みんなのレビュー1,560件

みんなの評価4.1

評価内訳

1,560 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

人生は些細な決断の連続

2023/06/10 17:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

凄い小説でした。4編の短篇で構成。大学入学時の些細な選択の相違によって、人生はいかに変化するかという深淵なテーマで、主人公の4通りの大学3年生の春を描写。同様なテーマは、いろんな小説や映画で、主にタイムスリップもの(例えば、重松氏の「流星ワゴン」)として描かれることが多いですが、本作品は秀逸でした。人生は些細な決断の連続。自らを振り返り、「あの時、こちらを選択していたら」なんて考えること自体がナンセンスだと思い知らされました。それにしても、森見さんの着想力は凄すぎて、圧倒されました。

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紙の本

愛すべき四畳半

2022/07/31 13:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

森見ワールド全開!!「とっとと恋路を走りやがれ」「僕なりの愛ですよ」「そんな汚いもん、いらんわい」。冴えない大学3回生の「私」と悪友の小津とのやりとりがツボ。普段はクールなのに蛾に出会うと取り乱す明石さんも最高(笑)アニメも原作の世界観がさらに発展していて大好きです。

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電子書籍

四畳半神話大系

2021/10/16 22:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る

森見登美彦さんの話しは書き方が独特で面白い
同じような話が何回も出てくるんだけど一つ一つが変わってて面白い

どうしても森見登美彦さんの作品なので学生イコール京大生をイメージして読んでしまうけど京都の不思議な雰囲気と京大生の独特なる個性とがあっているのであり得なくはないと思って読んでしまいました(個人的な偏見だけど)

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紙の本

やっぱりおもしろい

2020/11/02 16:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

四畳半タイムマシンブルースを読んで、こちも読みたくなって久しぶりに再読。
やっぱり面白い。
四畳半は永遠ですね。

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紙の本

果てのない物語

2020/08/18 17:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

小汚い四畳半アパートに住む大学生の男とその仙人か妖怪のごとく奇妙な友人たちとの交流を描いた青春物語。四章から成るこの物語は、章が変わるたびに、話が振出しに戻り、同じ主人公の話が繰り返されますが、それぞれ少しづつ内容が変わっています。そのパラレルワールドを繰り返しループするSF手法はまるで手の込んだイタズラのようです。理屈っぽく屈折したユーモア―がこの著者の持ち味でとても面白いです。

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紙の本

人生は変わらない

2020/04/27 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にか - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学の新歓で4つのサークルに迷いそれぞれのサークルに入った場合の人生について描いた物語。
あの時違うサークルに入っておけばよかったと思ったとしても同じ悪童に絡まれ、ほぼ似たような人生になる。
あれこれ考えるより、時の流れに身をまかせて言ってもいいんじゃないかと思える1冊でした。

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紙の本

幾度繰り返そうとも変わらない芯がある

2019/11/04 01:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人生は選択の連続です。
 人は誰しも「あの時、あちらを選んでおけばよかった」と後悔と共に選択の誤りを振り返る瞬間があります。

 本書には、「あの時、あちらを選んだ」分岐ルートが幾つも登場します。
 どのサークルを選んでも、関わるメンツはどのルートでも同じ。
 関わり方の程度や種類、立ち位置が変わっても、主人公の「私」の性格や行動原理が変わらない為、なんともアレな展開は避けようもなく。

 実は「私」の目を通して見た小津君こそが主人公なのではないかと錯覚する程、小津君の活躍と関与、影響力は大きく、これこそが運命の出会いと強力な縁(えにし)であって、分岐ルートに見える選択肢の数々は、ほんの些末事に過ぎなかったのだと掌の上で転がされた気分になります。
 全体を通しで読んで、再読すると、人の縁の奇妙な力に思いを馳せたくなる多重構成です。

 読めば読む程、主人公のアレな性格が浮き彫りになり、悪縁奇縁に絡めとられた周辺人物たちの幸せを祈らずにはいられません。

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紙の本

さすがに四周はキツいって。

2018/11/27 00:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんだかんだでモリミー作品を手に取るのは五冊目です。
「恋文の技術」でどはまりして、積読も何冊かしています。
五冊目にして気がついたのですが、わたしの場合、
バカ男子系の描写に喜んでいるだけで、作品世界そのものは
そうでもないようなのです。

太陽の塔、きつねのはなしなど、書評をパスしている作品も
多いですし。

この作品は、同じ時間軸で設定を替え、ぐるぐると回る
並行世界を作っています。四話目に謎解きがあります。

個別のシーンは結構楽しめました。
明石さんへのほのかな想い。くされ縁の小津。
変態の香りのする羽貫さん。

四つの世界の入り口も、映画サークルから始まり、
宗教くさい怪しげな団体、秘密組織など中学生男子が
喜びそうなものでてんこ盛りです。
だから五冊も読み、積読もしてしまっているのでしょうね。

並行世界とはいえ、さすがに四周はきつかったです。
一ページ弱の段落章をつなぐ形式ですが、まったく同じ段落章が
各話に散りばめられていてさすがに飽きがきました。
読破できたのは、繰り返しではない中学生男子煩悩パートの
おかげです。

この作品は、モリミー好きかどうかのリトマス紙になる気がします。
長編二作目なので、特徴がシンプルに出ているのでしょう。
繰り返されるバカ話を楽しめるかどうかがポイントです。
アホだなあと中二病を笑い飛ばす作品ですから。
物語に何かのこころの動きとか、意味合いとかを
どこかで求めてしまう人には虚しさが残ります。

でも、それはそれ。氏の魅力がとてもよく出ている一冊だと思います。

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紙の本

京都に行きたくなる

2018/10/28 22:32

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投稿者:ひいらぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメ化もされた有名な小説ですね。
この本を読んでいくと京都の色々な場所で問題が起こっていくため、実際の京都をしっているとより楽しめること間違いないです。

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紙の本

大学生の頃を思い出す、が、ここまでじゃなかった(笑)

2018/08/08 22:40

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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名な本ではありましたが、読まず嫌いでここまで来ていました。しかし、旅行で京都を訪れるにあたり、行く道で読もうと決意し、手に取りました。まさか、ここまで面白い本だったとは!
アホな大学生が主人公で、「あの時こうしていれば、こんなことにはなっていないのに!」と後悔しながら四畳半のボロアパートに生活している話です。後悔してる割には、結構楽しそうな学生生活を送っているようにも見えますが(笑)本自体は4つのお話から構成されていて、それぞれがパラレルワールドになっていて、前の話と比較しながら読めて楽しかったです。特に、最後の話の伏線回収能力が凄まじかったです。
登場するキャラクターが皆個性的で、ドキドキしっぱなしでした。
実在の喫茶店や京都の場所が出てくるので、京都を知る人や観光する人は、より楽しめるかと思います。

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紙の本

薦められてなかったら読まなかったかも

2018/05/24 10:00

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投稿者:ぷにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙の中村祐介さんのイラストはずっと気になっていた。ちらっと見た作者の名前も気になっていた。「森見登美彦」って、どこで区切るの?なんて読むの?でも、そのままにしていた。
最近になって友人から是非にと薦められた。面白かった!素晴らしい出会い!こんな読書体験、嬉しいよね!

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紙の本

人生は些細な決断の連続

2018/05/20 15:54

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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

凄い小説でした。
 4編の短篇で構成。大学入学時の些細な選択の相違によって、人生はいかに変化するかという深淵なテーマで、4通りの大学3年生の春を描写。同様なテーマは、いろんな小説や映画で、主にタイムスリップもの(例えば、重松氏の「流星ワゴン」)として描かれることが多いですが、個人的には本作品は秀逸でした。人生は些細な決断の連続。自らを振り返り、「あの時、こちらを選択していたら」なんて考えること自体がナンセンスだと思い知らされました。
 それにしても、森見さんの着想力は凄すぎて、圧倒されました。

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電子書籍

全体的に大学サークルのノリ

2018/01/13 05:13

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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

全部で4話あり、その一つ一つが大学入学当初に入るサークルについての主人公の決断の違いによって導き出されるパラレルワールドとして語られます。サークルの選択肢自体既にかなりうさんくさい(映画サークル「みそぎ」、「弟子求む」、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関〈福猫飯店〉)のですが、案の定どれに入ってもいい結果にはなりません。

第1話から第3話までは、微妙に展開が異なるものの、「唾棄すべき親友」小津に出会うこと、その師匠であり、同じアパートの住人である樋口、そして彼の旧友の歯科衛生士・佐貫さん(女性、『夜は短し歩けよ乙女』でも活躍)に出会い、妙な占い師に会って、「好機を掴むキーワードはコロッセオ」のようなことを言われ、最後に賀茂川デルタにかかる賀茂大橋にいる時に大量の蛾が通り抜け、小津は欄干から鴨川へ落ちて骨折し、主人公は明石さんという女性と恋仲になるという大筋は同じなので、1話目はともかく、2話・3話とデジャヴュが多すぎて若干だれます。

それでも面白いことに、それぞれ別のパラレルワールドであるにもかかわらず、微妙に相互に干渉し合っていて、まともな理屈で理解しようとするものを翻弄します。

第4話は、上述の1~3話の重要イベントは共通しているものの、主人公が無限のパラレルワールドの四畳半が連なる世界に入り込み、四畳半の部屋から出られなくなるというミラクルな展開で、2・3話でだれた読者をガッツリ話に引き込みます。無限の四畳半の部屋たちはよく見るとそれぞれ微妙に違いがあり、1~3話との関連性もあるという工夫が面白いです。

結局どんな選択をしても「私」は「バラ色のキャンパスライフ」からは程遠く、運命の「黒い糸」でグルグルに結ばれた小津と共に無為に大学生活を送ることになることに変わりはないという身も蓋もない結論しか出ないのですね。

この小説のアイデアや構成は非常に興味深いと思いますが、全体的に大学サークルのノリのような印象がぬぐえません。

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紙の本

恐るべきはちゃめちゃな哲学論?の奔流に圧倒されました。

2017/07/26 00:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

恐るべきはちゃめちゃな哲学論?の奔流に圧倒されました。「並行世界」を前提に、主人公である「私」が大学入学時点でどのサークルに入っても、結局は似たような人生を歩むことになるのだが、その異なる人生がいずれも各所で微妙に影響し合っているという展開にも驚かされます。時間、空間概念が狂ってきます。第1話から第3話までは環境設定の違いから展開は若干異なるが、いずれの展開でも小津や師匠とは会うし、最終的には「私」と黒髪の乙女:明石さんとは付き合うことになる。しかし、第4話は趣を異にし、「私」の住む四畳半が他の「並行世界」だけと繋がってしまい、行けども行けども同じ四畳半にしか行けないという設定である。まあ、よくよく観察すると微妙な違いが有り、その違いが1~3話の話と微妙に関連しているという工夫がにくい。しかし、この著者の文章力というか思考力の凄さには驚かされます。例えば、4話の「四畳半の旅」をいきなり「地質年代」の話に置き換えて、「二畳紀」から一畳増えた「三畳紀」、そして「私」の時代は「四畳半紀」となってしまうのだから堪らない。まあ、こんな調子でその文章力だけでも十分に楽しめます。(詳しい解説は、ウィキペディアにあるのでそちらを参考にするとよい)

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電子書籍

大学生ライフ無駄ばかり

2017/02/23 09:33

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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一編なるほど、第二編おや、これ前にも読まなかったっけ?少し戻ってああ、そういうしかけね。第三編ほら、きた。もうお手の物。しかしそっか、ちょっとずつ変わって来ているんだ。第四編、なにー。四畳半から出られない??何度繰り返そうとも、登場人物は同じ。小津との友情、これはそんなに悪くないよ。言いたいこと言える仲間ってのは大切だ。主人公は「バラ色のキャンパスライフ」が台無しもいいところだ!と毎回喚いているけれど、実は意外に楽しんでいるよね。本当に打破したかったら、バイトしろ!バイト。無駄が多いのが大学生ライフさ。

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