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まるまるの毬 みんなのレビュー

文庫 第36回吉川英治文学新人賞 受賞作品

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みんなのレビュー115件

みんなの評価4.3

評価内訳

115 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

深みが足りない。

2019/03/09 00:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代小説をまだあまり読んでいない人には、向いているだろうと思いますが、歴代の有名な時代小説作家の作品を多く読んでいる人には、物足りないだろうと思います。
武士の家にもいろいろごたごたがあったと思います。
しかし、いきなりご落胤というのは仰々しい。
弟は立派なお寺の僧侶とのこと。
出自や日常生活の心の闇を、もっと掘り下げて書いてほしかった。
地に足が着いていないようなストーリーならば、このままお君をふわっとお武家に嫁がせてやりたかった。

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紙の本

お菓子は美味しそうだけど

2023/03/06 11:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎日毎日、いろんなお菓子を作るっていうのはなあ。
いろんな材料が必要で、無駄モ余りも出るし、
それで安くでt利用するのは至難の業かと。

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紙の本

菓子屋家族の物語り

2021/05/08 15:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸麹町の裏通にある小さな行列のできるお菓子屋家族の物語り。60過ぎの主人の隠された秘密とは。最初はこの家族に寄せる日常生活に起きる小波の出来事から最後は他人の妬みからくる大波まで。家族が纏まりながら波を越えていく時代小説。家族三人と主人の弟の真直ぐな凛とした生き方がお菓子と共に語られている。各章の題名は全てお菓子の名前。作り方も書かれていて読んでいてつい美味しそう。地方の銘菓も出てくる。最終章の主人の出生の秘密はやや大きすぎるかな。

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電子書籍

美しい生き方と美味しい和菓子

2020/08/10 14:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pizzaco - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸麹町で人気の小さな菓子屋、南星屋が舞台の物語。
諸国を廻って覚えた菓子を商うこの店の主人と娘、孫娘。なんでもない日常が、主人の出自と菓子をめぐるミステリーに。
ふだん、時代小説にはあまり縁がないが、和菓子好きなので、手に取ってみた。
時代小説としても家族の物語としても楽しめる。
孫娘のお君ちゃんの将来も楽しみにしたい。

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紙の本

お菓子を通した家族の物語

2017/08/20 17:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

全国を巡り歩き様々な和菓子を学んだ職人とその家族の物語です。材料を切り詰めながら似たお菓子を作り出し、庶民だけでなく武家にも愛されるお菓子を作り続ける職人ですが、出生にかかわる秘密や孫娘や娘に関する問題、同業者からの妬みや陰謀などに負けず、お菓子を通して、家族の気持ちを確認しあいながら、困難を乗り越えていきます。現在の家族の問題にも通じるものがあると思います。江戸時代の繊細なお菓子作りの様子も楽しめる良いお話だと思いました。

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紙の本

美味しそう

2022/02/18 16:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

お菓子の描写が絶妙。とにかく美味しそう。
菓子職人が抱える出生の秘密が孫娘の縁に暗い影を落とすほろ苦さが印象的。

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紙の本

諸国銘菓

2021/06/27 13:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代版デパ地下の諸国銘菓のようなお菓子屋さん、南星屋。諸国銘菓よりもお値段がお手頃なのが素晴らしく、これはもう近所に欲しいお店だと思いながら詠みました。お菓子の描写がとにかく美味しそうで、登場人物の描き方も良く、読みやすくて良かったです。

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紙の本

タクタク読み

2017/06/22 15:58

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たくちゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る

菓子屋・治兵衛とその娘、孫らが、人生の苦難・理不尽さに家族として、何が大切か何が重要なのか教えられる悲しくもあり嬉しいストーリーになっています。

治兵衛の弟・石海との兄弟の成り立ちや会話が、良いスパイスになり、物語を成立させ家族の絆が強調された作品でした。続後感が、久しぶりに◎です。

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紙の本

味わい深さがあり、古さを感じさせない時代小説

2017/08/08 20:16

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふだん、時代小説は読まないけれど、なぜか惹かれて購入。
『三途の川でおとしもの』の作者さんだったんですね。

時代小説で古い言葉も豊富なのに読みやすく、古さを感じさせない。
それは、きっとキャラがいいからだと思います。

ひとつひとつのお菓子もおいしそうで、思わずまんじゅうを買いに行きたくなってしまったり…笑


娘さんが長崎に行けなかったのは心残りですが…後味は悪くありません。
(あと、弟子入り希望の男の子が再び出てきてほしかったな…)
さっぱりとした味わい深い家族の物語です。

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紙の本

ほんわかお菓子

2017/06/27 13:01

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る

麹町で、お君と母、祖父で営む諸国菓子の店。
諸国名産をテ゜ハ地下で買える昨今とは違うので、どれだけかご近所のかたがたに楽しんでいただけたろう。
秘密は持っていても職人の祖父。そして頼りがいのある僧侶の叔父。
恋は破れたが、お君の未来はばら色だ。

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紙の本

こんなお店が近所にあったらいいなあ

2018/05/20 23:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

西條奈加『まるまるの毬』(毬は、「いが」)を読んだのは、おいしそうな和菓子の話だったから。
京都に通ってた頃は、鼓月さんの月替わりの上生菓子を楽しみにしてたのですが、最近はとんとご無沙汰で。
全国各地の銘菓が作れて、その日の気分で作って売る菓子を決めるという江戸の菓子職人の話。
まあ、いろいろからむ人情話なのですが。
解説にも書かれてたけど、こんなお店が近所にあったらいいなあ。

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紙の本

なんともおいしい時代小説です

2023/03/31 07:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「面陳」というのは、本屋さんでよく見かける、
 背表紙でなく表紙面を見せて陳列する方法のこと。
 新刊書などは、なおかつ平台に積まれることがある。
 ただ、この陳列方法だとスペースもとるから、ほとんどの本が
 短時間で背表紙だけを見せる陳列方法に変わる。
 ただその本屋さんがこれはと思う本を「面陳」することがある。
 2017年に文庫本になった西條奈加さんのこの『まるまるの毬(いが)』を
 「面陳」してくれた本屋さんがあったおかげで
 この本に出会えた。
 だって、表紙の食べかけの「回転焼き」がなんともおいしいそうだったから。

 この作品は親子三代で菓子を商う
 江戸・麹町にある「南星屋」を舞台にした連作時代小説。
 その出生ゆえに武家から菓子職人になった治兵衛と
 夫の浮気で父治兵衛の元に戻った娘お永、そしてその娘お君の、
 文庫解説を書いた澤田瞳子さんによれば、「家族の物語」。
 もちろん、菓子屋が舞台だから、作品には必ず和菓子が登場するし、
 各作品のタイトルも和菓子の名前がついている。
 人情噺ともいえる内容に時に胸をうたれながらも、
 さてこのお菓子はどんなもの、その形、味はと
 甘党の読者を飽きさせることはない。

 で、表紙の「回転焼き」だが、
 この菓子にはさまざまな呼び名があって
 「大判焼き」とか「御座候」と呼ぶところもある。
 ただ残念なことにこの本には「回転焼き」は登場しない。
 でも、これは「回転焼き」ですよね、
 カバー装画を描いた「彦坂木版工房」に訊いてみたいところだ。

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電子書籍

心が

2020/02/25 15:42

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

疲れた時に読む本だというので、どんなのかな?と思ったら、江戸時代のお菓子の話とは興味深い!
物語を読んで癒やされるのも、本好きにはたまらない!

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電子書籍

和菓子屋に行きたくなります

2023/03/18 19:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎日、1、2品しか和菓子を作らない変わったお店。
けれども、父、娘、孫で商っている小さいお店だが繁盛している。
何気ない日常だが、いろいろな物語が加わってきて目が離せません。
困るのは、作る和菓子・お菓子のうんちくに加え、どんなものなのか事細かに描かれていて、読んでいて思わず、生唾をゴクンとしてしまうことです。
お腹が鳴るのを我慢しながら読んで欲しい本です。

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紙の本

時代小説×家族×和菓子屋

2022/12/07 23:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

諸国巡りで培った菓子の知識を活かしたバリエーション豊かな和菓子とそれに絡めたエピソードで、テンポの良いストーリー展開が癖になる連作短編形式。表紙のデザインの通りの温かい作風と文章。

時代小説×家族×和菓子屋ってテーマが気になって買ってみたら、穏やかながらも泣ける人情モノでとても良かった。

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