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シャイロックの子供たち みんなのレビュー

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みんなのレビュー539件

みんなの評価3.8

評価内訳

539 件中 1 件~ 15 件を表示

ブラックな銀行業界

2014/03/23 17:38

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀行の人事部にいる友人が、「殺人以外は何でもある」と言っていたのを思い出しました。特に、最近増加しているのは「心の病」で、危機的状況だと話していたのが印象に残っています。思うに、カネを動かし利益を得るという、モノづくりと異なり自分の成果物が具体的に見えない仕事ですから、生きがいを見つけにくい業種なのかもしれません。立身出世だけを追い求めるヒトが横行するのも不思議ではありません。

 内容は、10話の短編作品を現金紛失・男子行員失踪事件で緩く繋いでみましたという構成です。似た構成に東野氏の「新参者」がありますが、出来栄えは月とすっぽん(もちろん月は「新参者」)です。最後の第10話では、どんでん返しを狙ったのでしょうが、その狙いは外れています。西木をワルとするには伏線が全くないため、唐突感は否めません。中途半端なサプライズでした。
 とにかく登場人物は脛に傷持つ人ばかり。どの話も悲劇的で、救いがありません。特にラストの尻切れトンボ感はいただけません。本書は銀行実務に精通している池井戸氏ならではの小説で、各話は佳作と思いますが、全体では稚拙な繋ぎと奇をてらったラストによって駄作となっているのは残念です。

 池井戸氏の短編小説は、銀行窓口事務や融資業務という旧来からある業務に偏っています。おそらく、自身の経験が支店業務に限られているのでしょう。私は3冊目の短編集でしたが、どの本も似たり寄ったりの話ばかりで、はっきり言って食傷気味です。

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玉森裕太さんご出演の映画の原作という事で読みました。

2022/09/05 01:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸潤さんの作品は、購入した本もあるのですが、今回、初めて読了しました。
ラジオドラマを拝聴したことは、ありますが。
連載されたものに、追加されていて、一冊の本になっていますが、少々、各章の繋がりが弱いと感じます。
それぞれの章も、荒削りだと感じます。
映画化に当たっては、原作を基に、だいぶ違う構成になっているのかな?
と、想像します。
自分なら、公表されているキャストの中で、古川は、この方が浮かぶ!
というのは、ありますが、私の好きな演者が、どの役を遠じるのかさえ、ピンときません。
いつ頃、書かれた作品か、確認せず、読みましたが、初期の作品でしょうか?

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エンターテイメント!

2016/04/20 06:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

各章で、登場人物がそれぞれ自分の立場で話を進めていくが、その中の出来事がほぼつながってくる。銀行という組織の中で、いろいろな背景や考えを持つ人が関わり合い、奮闘する話。サーっと読める、エンターテイメント。

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また違ったお話でした。

2015/09/05 13:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀行員の希望や魅力よりも、それぞれの悲哀の方が多くを占めた、連作短編集でした。これもスカッとする話かな、と思って読み始めたので、最初はかなり落差を感じましたが、視点の違いが興味深かったです。

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サラリーマンへの応援歌

2014/04/12 23:32

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「シャイロックの子供たち」は東京第一銀行長原支店の行員たち各自を主人公にした短編集の体裁なのだけど、実は一つの現金紛失事件を皮切りに不正、犯罪がそれぞれの視点から断片的に描き出されてて、その小さなパズルを集めていくと意外なところに辿り着く感じのミステリー。一編ごとに展開される人生ドラマ、家族との絆、あるいは崩壊した家庭と組織の論理に翻弄される普通の人たちの義憤、やるせなさ等がとても細やかに描写され、サラリーマンのための応援歌のよう。

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さすが!!

2016/05/07 13:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者お得意の連作短編集。
銀行が舞台の群像劇スタイルの連作推理小説です。

痛快性や爽快さこそなく、やや暗めだが、満足度は高い。
こういう作品こそ池井戸作品らしいのではと思います。
でも本書は茶の間の映像作品としてはちょっと地味で物足りない。
ドラマでしか氏の作品に接していないファンには、本書のような作品をぜひ読んでもらいたい。

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ザ・銀行員

2013/11/16 06:51

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀行を取り巻く環境で仕事をする人にいつ起こってもおかしくない事象を私たちに教えてくれる・・そんな印象です。銀行員でなくとも普段業務上でも何かと考えさせられる内容も盛りだくさんです。銀行員って大変だな・・・・・。

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短編集の集合が長編になっている

2016/07/17 14:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸の作品ってどれも似たような勧善懲悪なので、「単純な」悪がのさばっている部分というのはフラストレーションがたまるんですよね。
しかしこの作品は短編集の集合体になっているため、そういったことに陥ることなく読める点で、池井戸作品の中では読んでいて気分が悪くないです。またそういった短編集だったはずなのに、結果的に長編になっているという点でも魅力的だと思います。
※単純な悪ではなく、悪にも正義というものがあればそれほどフラストレーションってたまらないと思うんですよ。正義対悪ではなく、正義対正義(見方を変えれば悪対悪)という構造でこそ深く作品の中に入り込んでいろいろ考えると思うんです。

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途中でやめられないパターン

2018/05/05 22:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ベニスの商人」の登場人物の名前を冠していることからも想像できるように銀行が舞台の小説です。
  銀行員はつらいよ、みたいな連作短篇かな、と思って読んでいくと、ずっと話はつながっていて、しかも犯罪のからんだ謎解きになっていくという、途中でやめられないパターンでした。

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面白いけど、結末が中途半端

2017/03/14 22:49

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

テンポの良いストーリー展開に加え、作者の強力な表現力でグイグイ読ませる。大手銀行の中規模支店という舞台で起こるさまざまな事件。短い章が連鎖して一つの作品に仕上がっている。全ての章で主人公が異なるので「子供たち」というタイトルなのだろう。
しかし、最も知りたい結末は読者の想像に任せるところが大きく、中途半端感は否めなかった。

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映画化もされ、再読

2023/02/20 19:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸さんの銀行作品の原点とも言える1作。
舞台は東京第一銀行長原支店。本書はそこで働く一人一人を主人公にした短編集だが、一つの現金紛失事件を軸に、ミステリー小説のように銀行組織の人間関係、個人、腐敗などが群像劇のように描かれている。
半沢直樹、花咲舞シリーズのように、スカッとはしない。
映画では、小説のエッセンスを西木を主人公にして、映像作品向けにまとめてあった。それはそれで面白かったが。

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特殊な

2023/02/18 23:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀行というある意味特殊な環境(毎日大金が身近にある環境)で仕事をしていると、良からぬ気持ちになってしまう事もあるのかと思わせる作品。

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謎解き

2023/02/17 17:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

謎解きがとても面白かったです。
池井戸さんの本を初めて読ませて頂きましたが、夢中になり一気に読んでしまいました。

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受付カウンターの中を覗く

2020/04/22 06:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

銀行内部のシステムや人間模様が、リアリティーあふれています。自分の仕事に誇りを持つ人たちもいれば、一線を超えてしまう者もいて千差万別でした。

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半沢直樹シリーズのもとになったうような物語

2020/05/07 22:39

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は、東京大田区長原駅前の東京第一銀行長原支店。もちろん架空の銀行だけど長原駅は実在する。
日本のモノつくり工場が集まる蒲田に近く、ちょっと高級住宅地な雰囲気を持つような場所。本書は、その銀行で繰り広がる銀行員たちの日常を描いた短編集。半沢直樹シリーズと似たテイストを持つが、巻き起こる問題は、大問題でも大ピンチでもなく、そこがかえってリアリティがあり、途中からフィクションであるということを忘れて読んだ。銀行のみならず、いまだ日本のどの会社にもありそうな話。

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