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みんなのレビュー40件

みんなの評価4.2

評価内訳

40 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

客観的、科学的で良心的な書

2020/12/28 17:24

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

そもそもウイルスとは何か、免疫とは何かというような、基本的な知識から、素人にもなるべくわかりやすいように書かれています。
科学的なエビデンスに基づいて、わからないことはわからないと書いているところもとても良心的だと思います。
思い込みに基づいて断定的に述べている箇所はありません。
過度に恐れるのは間違っているが、かといって、まったく対策をしないのも間違いである。
中庸、中立、客観的、科学的な立ち位置から書かれた良心的な本だと思います。
コロナ関連はこれを含めて3冊読みましたが、これが一番納得できました。
読むべき本です。

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紙の本

今だからこそ、読んでおきたい一冊です!

2021/05/05 13:06

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、免疫学の第一人者であり、『分子生物学・免疫学キーワード辞典』、『標準免疫学』、『免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か』などの著作で知られる宮坂昌之氏の作品です。同書の中で、新型コロナウイルスが中国で発生したのは2019年12月で、それからわずか半年の間に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に世界に伝播し、10月末には全世界の感染者数は4400万人を突破し、死者は120万に迫ろうとしているという現状が報告されています。そして、このウイルスは過去にパンデミックを引き起こしたインフルエンザウイルスとは明らかに違う性質を持っており、得体の知れない様々な謎を秘めているとも言います。「あり触れた風邪ウイルスがなぜパンデミックを起こしたのか?」、「幼児は、感染しても軽症が多いのに対して、高齢者が感染すると重症化しやすい。なぜかくも症状に差が出るのか?」、「なぜ獲得免疫のない日本人の多くが感染を免れたのか?」、「有効なワクチンは本当に開発できるのか?」などといった、誰も知りたい新型ウイルスの7つの謎に、最新の科学的知見をもとに丁寧に解説してくれます。ぜひ、今だからこそ読んでおきたい一冊です!

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紙の本

免疫の仕組みからコロナまでわかりやすい

2021/01/06 21:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

免疫学の専門家が新型コロナをモチーフとして免疫の仕組みをわかりやすく解説している.コロナの謎を免疫学の立場から説明.時節柄,興味を持って読むことができた.

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紙の本

文字が大きくて読みやすく、知りたい情報が提供されています

2020/12/24 16:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナについて私たちが思う様々な質問に、免疫学者の著者が的確な回答を記した1冊です。
 文章の文字が大きく、さらに表や図、イラストを多用しているため、理系ではない人でも読みやすい内容に仕上がっています。
「そもそも免疫って何ぞや?」という基本から、著者が丁寧に教えていただいています。読む価値ありの1冊です。

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紙の本

「そもそも」の確認

2020/12/16 21:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:クッキーパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この種のテーマは最新情報がどこまで反映出来るか難しい所だと思いますが、ぎりぎりまで引っ張って頂いたと思うし、細菌とウイルスの違い等「そもそも」を理解していない自分には、頭と情報が整理できて、ありがたい内容です。理解するには難しい箇所もそれなりにありますが、「今そこにある危機」に、緊張感をもって最後まで読めました。100年に一度のこの禍に関する本を持っていること、再読したり共有できることは意味のあることだと思っています。タイムリーな好著だと思います。

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紙の本

新型コロナウイルス感染を正しく知る新型

2020/12/16 12:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

コロナ禍の中で。ウイルスやその感染症に関して正しい情報を得て医療リテラシーを上げ、感染リスクを軽減するための合理的な方法を取ることが必要である。2019-nCoVの人の上皮細胞などへの感染の仕方、1型インターフェンロン遺伝子を抑える仕組みとそれにより引き起こされる免疫異常、個人さの強い反応を引き起こす原因などが記載されている。ワクチン接種が今後のテーマであるが、ウイルスを殺すのは必ずしも抗体とは限らない。ワクチンは、自然免疫がうまく動かないと獲得免疫が十分に動かず、その効果は十分に発揮できない。

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電子書籍

丁寧な解説

2021/07/02 05:23

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型のコロナが、なぜこんなに恐怖なのか、ウィルス感染は細菌とは違う理由、どうして世界中に一気に流行拡大したのか……今だからこそ読みたい本です。丁寧で分かりやすいので、中学生にもいいですね

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紙の本

コロナウイルスの正しい知識を与えてくれる1冊

2022/05/27 13:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナに関する報道は本当に多いですが、玉石混交で何が正しいのか、何が間違っているのか、私自身も分からなくなることが多いです。テレビやネットではなく、ちゃんとエビデンスに基づいた情報が欲しいと思い本屋に行っても新型コロナを扱う書籍もまた玉石混交。そんな中、ブルーバックスなら間違いないだろうと思い、11月に発売になったばかりの本書を読んでみました。詳しい内容は、本書をお読み頂きたいのですが、トピックスとして私が「なるほど!」と思えたのは次のような項目でした。
1)PCR検査、抗原検査、抗体検査の違いとそれぞれのメリット、デメリット
2)新型コロナの症状は風邪やインフルエンザとは違うのかどうか
3)なぜ子供は重症化する事例が少ないのか
4)集団免疫に関するマスコミの大きな誤解と、実行再生産数の意味
5)なぜ重症化する人と、軽症で済む人の違いが出るのか
6)ヒトの免疫の仕組みの概略
7)ワクチンの効果が長期間持続するケースとそうでないケースの違い
8)中和抗体、役なし抗体、悪玉抗体の3種類の抗体の違い
9)DNAワクチン、RNAワクチン、不活化ワクチン、弱毒生ワクチンなどワクチンのタイプ別の違い
10)ワクチン開発のプロセスの概略
11)著者がゲームチェンジャーと位置付ける人工抗体とは
著者は免疫学者でいらっしゃるので、免疫のメカニズムの解説は少し難解で、著者自身も「ここは読み飛ばしてもらってもOK」と述べられています。しかし、それ以外の大部分は医学の知識が無くても理解できますし、日々の報道を理解する上でも非常に役立つ情報が満載でした。
本書が発売されて以降も第3波の感染拡大など局面がどんどん変化していますし、新しい知見も次々と発見れています。でも本書出版時点における新型コロナの”正しい”知識を得られるという意味で、非常に充実した1冊だと思います。

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紙の本

「7つの謎」というより「7つの質問」。

2021/06/05 15:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

免疫の専門家による免疫反応の観点からの解説・説明が詳しい。
「謎」となっているが各章のタイトルが「ウイルスはどのようにして感染・増殖していくのか」「集団免疫でパンデミックを収束させることはできるのか」といった、質問に対しての「わかっている部分の回答」である部分が多い。ワクチンの種類や特徴なども丁寧に説明してあるので、現在進行中のワクチンがどんな種類なのか知りたい人にも有用な情報になるだろう。

対策を見つけることが急務な分野でもあり、知見や開発も日々進行中。であるから「原因は不明」とか「検証中」と書いてあっても、たとえ出版から数か月で読んでも状況が異なっていることもありそうだ。それでも基礎的な話はしっかりしていて読む価値がある。

最先端の考え方の部分はすぐに変わってしまうかもしれないが、それも「少し前はこう考えていた」「ここは変わらない」と考える材料になる。書籍もうまく活用していきたい。

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紙の本

新型コロナ

2021/03/09 09:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナについての最新の知見が、詳しく丁寧にまとめられていて、よかったです。病原体の正体に興味が湧いてきました。

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紙の本

免疫学・生物学の知識がないと理解できない

2021/01/25 21:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は免疫学者。免疫学や生物学の知識を有する読者でないと本書を理解するのは難しかろう。著者もこのことは重々承知で、「一般の方々には難しいかもしれません。読みにくいところは無視していただいて結構です。」との趣旨のコメントが何箇所かにある。
それでも集団免疫に関する次の内容を理解するだけでも本書を読む価値はあると思う。
2020年4月の厚生労働省クラスター対策班の記者会見で、8割おじさんこと西浦博教授が、日本人は新型コロナウイルスに対する免疫を持たないので、対策をしないと重傷者85万人、死者42万人となる可能性があるとの予測を発表した。これは、国民の6割以上が感染することを前提とした予測値らしい。集団免疫説では、「集団の6割が免疫を持っていないと感染が拡大していく」であって、「免疫を持たないと6割が感染する」は誤りらしい。武漢やダイヤモンド・プリンセス号のような深刻な感染状況でも感染者の割合は2割程度。「6割」の前提条件は、いかにも過大であったことが分かった。

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紙の本

生物学・病理学を学ぶ人向け

2021/09/10 21:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書のタイトルは『7つの謎』と題されていますが、謎と題するにはちょっとベクトルが違う感じがしました。『7つの事象』位が丁度いい気がします。
 さて本書の中身ですが、巷間に流行っているコロナウイルスについて読み手が何を得ようとしているかがポイントとなります。コロナウイルスの特徴やウイルスの概念・性質、侵入の仕組み、抗体に関する生物学や病理学といった見地の内容を求めたい人には最適な一書です。
 私の場合はタイトルの『謎』に惹かれて、何かコロナウイルスの特殊性や未知なるものに期待をしてしまったので、やや的外れになりました。
 但しウイルスの概念や自然免疫・獲得免疫(この言葉はYouTubeでひろゆき氏が発言していました)等についてはいい勉強になりました。

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電子書籍

疑問が残りました。

2021/02/10 21:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アンタレス - この投稿者のレビュー一覧を見る

筆者の思いとしては「過度に恐れず、侮らず。マスク、三蜜を避ける、換気などの有効性を正しく理解すれば過度に恐れる必要はない」ということのようですが、
免疫学の観点からの病理解説に説明を割いているからでしょう、
マスクの有効性、三蜜を避ける有効性の根拠について明言がないので、エピローグでその思いを披露するだけでは、マスコミ報道で過度に恐れている人に対してどこまで安心感を与えられるのかは疑問だと思いました。
免疫暴走によって重症化が起こる説明に際し、軽症で済むか、重症化するかの差が「高齢者に【多い】」と、
個体差の域を出ない記述(事実そうなのでしょうが)からは「自分が重症化するかも」との畏怖を助長しますし、
それに対する有効な対策や治療法について、
治療法は「確立され【つつある】」で、対策(前述のマスクなど)の有効性についての説明がないので、
免疫暴走の怖さだけが印象に残りかねないと感じました(マスクによる飛沫の飛散防止の有効性を、活動性を発揮しだすウイルス量と関連づけての説明があればと思いました)。

あとPCRの有効性について、電子版79ページに「感度は高くて良い。後の章で述べるが問題は使い方」とありましたが、使い方の具体的な提言を述べている「後の章」がどこか分かりませんでした。
直前の文章には積極的にPCR検査を行ったベトナムを見習うような記述があり、反対にエピローグでは「国民全員がPCR検査する必要がある」という意見を極論として却下しており、筆者のスタンスが理解出来ませんでした。
PCR陽性イコール感染状態とは限らない事に言及されながら、検査方法まとめの表でウイルス消失後の反応性を抗原検査と同じく「-」と明記されているのも疑問でした(感染初期の反応性と同じく「-~±」にすべきかと)。

最後に、インターフェロン生成・作用の阻害からどのようにして免疫暴走へと繋がっていくかの未判明の経路について、
終章で扱っていた悪玉抗体が関係してるのでは、・・・悪玉抗体の作用でウイルスに感染した食細胞が過剰な免疫刺激物質を放出して免疫暴走の引金になっている可能性が思い浮かびましたので、それに関連した研究がないのか気になりました。

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紙の本

「最新」の難しさ

2021/06/23 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「なぜ獲得免疫のない日本人が感染を免れたのか」など新型コロナウイルスを巡る7つの謎をつづった一冊。「最新」をうたう本の宿命か、7つ目の謎は「有効なワクチンを短期間で開発できるのか」で、現在(2021年6月)からすると時期を逸した感じはします。

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2020/11/22 16:49

投稿元:ブクログ

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