- 販売開始日: 2018/09/22
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-912044-8
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
著者 著者:三上 延
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「そ...
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
09/26まで通常671円
税込 336 円 3pt商品説明
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。
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『扉子と不思議な客人たち ビブリア古書堂の事件手帖』
2018/09/27 19:04
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作(7巻)で描かれたシェイクスピアの古書にまつわる事件から7年がたち、栞子と大輔に娘が生まれ6歳になっている、という設定で本書(8巻)の物語がスタートする
眼鏡をかけていないこと、年齢が違うことを除けば、整った顔立ちや長い黒髪が栞子にそっくりなその娘、名を扉子という──その名前には、様々なことに興味を持ってほしい、たくさんの扉を開けてほしいという夫婦の願いがこめられている
表情豊かで受け答えもはっきりしているのは栞子の妹文香に似ているが、本にまつわることはなんでも知りたがるのは母に似ており、他の子どもたちにはまったく関心を示すことなく、友達はひとりもいなかった
この扉子に栞子が、本にかかわるエピソード(本編に盛りこめなかった話やそれぞれの登場人物の前日譚や後日譚)を語っていく
北鎌倉と大船の超ローカルな描写があり、ご当地本としてもたのしめる
黒木華×野村周平の映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日公開
スピンオフみたいな位置づけ
2019/06/17 15:00
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』を読みました。
7巻目までで、このシリーズは終わり、となっていたのに、この本が出ました。
あとがきによると、物語の「前日譚と後日譚」ということで、スピンオフみたいな位置づけのようです。
でも、ちゃんと話は続いていて、また続きが始まったような感じ。
終わっていないんなら、それはそれでいいことです。
今回も、本を読む楽しさが随所にちりばめられていました。
まだ読んでない本に出合わせてくれる。
けっこう重要な役割を担う『雪の断章』は、その後、ジュンク堂で見つけて、即、購入。楽しみました。
この作品、テレビドラマ化されたときは、原作のイメージと出演者のあまりのギャップにあきれて、見ませんでした。
映画版は、テレビよりずっと知性的になったし、黒木華はいい女優さんだけど、栞子のイメージとはちょっとちがうなあ。
じゃあ、誰がいいのよ、と言われると困るのだけど……。
扉子ちゃんの読書病は遺伝
2018/12/11 17:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビュー書くの遅くなった。実は出て即よんじゃった。このシリーズフアンの方多い
のはいわずもがな、レビュー関係なく次でるのがまちどおしい。
今回いろんなエピソードがでてきてたのしかった。
このシリーズのおがげで食わず嫌いの作品数冊読んでなるほど参考になった。
新たなるヒロインの誕生
2019/12/18 08:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦になってからも敬語で会話する、栞子さんと大輔が微笑ましかったです。ふたりの間に誕生した娘の扉子には、母親を凌ぐほどの秘めたる才能を感じました。
6歳とは思えない言動
2019/08/11 02:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビブリアの外伝。栞子の娘の扉子が登場。まだ6歳ということらしいのですけど、6歳とは思えない言動。どうもそこが読んでいてしっくりこなかったです。とはいえ、それはどうでもよく、今回も古書とそれにまつわる事件、楽しく読ませていただきました!今回登場した『雪の断章』、以前から気になっていましたので、次読みます!
親娘
2019/02/02 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
がカーバーイラストだったので、栞子の幼少期を書いた前日譚なのかと思ったら、栞子と娘でした。しかもあの栞子が母親してるよ。「登場人物」で栞子と大輔の名字が違いますが、今時はやりの旧姓使用ですのでご心配なく。
母が娘に昔語りをするという形の番外編。また、ビブリア古書堂関係者とお会いできてうれしかったです。
あとがきに『大輔視点という物語上の制約で語れなかった話』とあり、せっかく大輔を海外にまで追い出したのに、結構大輔視点の話だったりする。
『子供に話せないところが想像していたよりも多い』とありますが、別に本文は何も伏せてない。
栞子に語らせて、娘に伏せなければならないところは、地の文にするとかでもよかったのでは。
夫婦仲はよろしようでよかったです。でも、こんな娘はいやだな。変に聡いよりキャッキャウフフの方がいい。
今回は、謎解きは控えめ
2018/11/26 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻から7年後の設定(2018年)。
ようやく、物語と現実の時間軸が揃った。
予感はしていたが、栞子と大輔は結婚しており、娘(扉子)まで登場する今作。
扉子にせがまれて、栞子が古書にまつわる物語を聞かせていく。
今回、謎解きは控えめ。
古書をとりまく人間模様に重点が置かれている。
そして、どの本も読んでみたくなる。
縦軸として、大輔が置き忘れた本を探す、というエピソードがある。
果たして、その本とは何か?
なかなか洒落た結末。
これまでの作品が走馬灯のように思い出された。
ふらりと立ち寄った
2018/11/13 20:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで平積みになっていたので購入。久しぶりに読んでも、やっぱりおもしろくていいですね。ずっと、このシリーズを読み続けられたらいいのですけれど、、、
扉子の将来が楽しみ
2018/11/07 02:22
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち 』はスピンオフの短編集で、ビブリア古書堂店長の篠川栞子と五浦大輔の娘扉子(7)に栞子が語り聞かせる過去の事件の概要という形が取られています。
母親同様に本の虫で、本に関することには妙に感が働く扉子になんとか本の世界ばかりではなく、本物の人との関わりに興味を持ってほしいという栞子の苦心と、そんなこととはつゆ知らず屈託なく「ご本」を信奉する(つまり母の伝えようとしていることがまったく通じていない)扉子のはつらつさが面白い対照をなしており、ふふっと笑わずにはいられない語り口です。
極端な人見知りをする栞子に対して、本好きの人はみんな善人と思い込んで、誰かれなく物おじせずに話すことができ、かつ「じゃあ、私はご本を読むから」とあっさり人を置いてきぼりにできる扉子は外見と本好きという点を除けば全く違うキャラで面白いです。扉子が将来どんな人生を歩んでいくのか楽しみになるような、心温まるスピンオフでした。
続編
2018/10/27 21:07
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投稿者:か~ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに’扉子ちゃんが物語の中で成長します’という一節があったので今後もシリーズは続きそうで楽しみです。
☆ビブリア古書堂の事件手帖☆
2024/05/14 18:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビブリア古書堂の"その後"を描くシリーズ最新刊
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は、古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そして、その傍らには女店主にそっくりの少女の姿が・・・
☆ビブリア古書堂の事件手帖☆
2024/05/14 18:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビブリア古書堂の"その後"を描くシリーズ最新刊
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は、古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そして、その傍らには女店主にそっくりの少女の姿が・・・
賛否両論あるかも
2018/12/25 23:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作までと違い、特定の登場人物からの視点のみでなく、物語ごとに異なる登場人物視点で書かれており、作品の幅は広がったと思う。ただ、それゆえに主人公である栞子の活躍が薄まっていて、前作までのファンからすると賛否あるのではないでしょうか。
惰性
2018/11/20 07:52
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズで小説を綴っていくと、書き切れなかったエピソードが幾つか出てくるもので、本作は、それら4つのこぼれ話を連作としてまとめたものだ。いや、連作と呼ぶ以上に連続性を持たせてはいるのだが、その分、無理も生じ、第二話の「俺と母さんの想い出の本」などは、やや読みにくく疲れる。3,4話は、まずまず著者の持ち味が生きているが……。
夫婦で営む古書店
2018/10/12 22:42
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
五浦君意外の視点ていうのが新鮮だった。それにしても扉子ちゃん。本に夢中なのはわかるけど、栞子さん同様心配になってくる。人に興味が持てないというのは、人を好きになるのも難しいんだよ。本にまつわる人間関係に興味が持てるようになったらまた変わってくるかな?五浦君の人の良さも受けついでいて欲しい。