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電子書籍

「古典部」シリーズ みんなのレビュー

  • 著者:米澤 穂信
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みんなのレビュー77件

みんなの評価4.4

評価内訳

77 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本氷菓

2010/08/22 16:12

タイトルに隠された、真意に触れて震えて下さい!

13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭の設定からして、とても面白く引き込まれる物を感じた。
何せ『やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に、だ』が、

主人公・折木奉太郎のモットー。そんな彼が(何故だかインドのベナレスに滞在中の)
姉からの手紙での指令で、とは言え成りゆきで、潰れかけた古典部を救済すべく入部する。

ここから古典部活動を巡り物語は展開する。
『部員がお前独りならば、学校内にお前だけのプライベート・空間を確保出来るって訳だ。』

そんな風に仇敵・福部里志に唆され訪れた部室、地学講義室には先客として、
不思議な雰囲気を醸し出している少女、千反田えるが居た。

千反田との初対面の挨拶を終え帰ろうとした奉太郎。その時千反田が言う
『どなたかはいらっしゃるものと思っていましたから、鍵を用意してこなかったんです』

更に、奉太郎が来た時、鍵は閉まっていた。ので、当然、
先に来ていた千反田が鍵を持っているものと考えた。けれど千反田は自分は閉じ込められていたと主張。

果たして、これは一体どういう事なのだろうか!?
【伝統ある古典部の再生】千反田を部長に据えて新入生三名による新生古典部が始動する。

のだが、古典部とは一体全体どの様な活動をするものなのだろうか?
それを知る為の手懸かりとして部の活動内容をまとめた文集の存在が重要になるはずだと訪れた図書室。

そこで奉太郎逹は、毎週金曜日の昼休みに貸し出され、
放課後には必ず返却されるという一冊の本があることを教えられる。

それは読むには余りに分厚い、『神山高校五十年の歩み』。
そんな分厚い本に短時間限定で毎週借り手が付くなんて、どういう理由があっての事なんだろうか?

【名誉ある古典部の活動】ある日曜日、千反田に呼び出された奉太郎。彼女は告白する
『古典部に入部をしなくてはならなかった一身上の理由』を。

行方不明になって七年目、今年で死亡したことにされてしまう、
伯父との思い出の中に『古典部』という単語があることの意味、理由を、

何とか思い出させてはくれないかと奉太郎に依頼する千反田。
『自分がしなくてもいいことはしないのだ。だったら、他人がしなければいけないことを手伝うのは、

少しもおかしくはないんじゃないか?』と葛藤しながらも引き受ける奉太郎。
【事情ある古典部の末裔】冒頭の奉太郎への手紙ではインドのベナレスにいたはずの奉太郎の姉、

折木供恵が、今度はトルコのイスタンブールから手紙を寄越した。
その手紙にはなんと!古典部文集のバックナンバーの在処が記されていた。

筈なのだが、保管場所として使用されていた薬品金庫は、昨年度の部室交代により、
現在は壁新聞部の部室の敷地内へと替わっていた。早速、壁新聞部に交渉に向かう奉太郎逹。

だが思惑は外れ、壁新聞部の部長は、そこにある筈の薬品金庫などないと言うのだ。
文集は何処へと消え去ったと言うのか?奉太郎逹古典部員は如何なる方法で文集を入手するのだろうか?

【由緒ある古典部の封印】文集を入手する事に成功した奉太郎たち。
文集の名前は『氷菓』その創刊第二号には三十三年前、

千反田の伯父が何らかの事件に巻き込まれたらしき様子が記されていた…。
早速数少ない手掛かりを基に真実の究明に乗り出す古典部員。

【栄光ある古典部の昔日】文集『氷菓』に書かれている千反田の伯父、
関谷純の物語は決して英雄譚なんかでは無いものだった。最終的に明らかにされる

『氷菓』に込められた真意とは?周囲の高校生活を『薔薇色』だが浪費の多い物として、
自身は『灰色』の日々を甘んじて送ろうとしている主人公奉太郎が、

日常に潜む謎を解き続ける内、次第、次第に活動的な思考を取るようになっていくのが面白い。
他にも、随所に的確にユーモア一杯の表現がなされているのも、

シリアスとコミカルのバランスが取れていて良かったと思う。
この本が読めて良かった。そう感じさせる読後感の爽やかさも抜群です。オススメ致します!!

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紙の本いまさら翼といわれても

2017/07/31 10:24

古典部シリーズ

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに古典部シリーズ最新作を読んだ。前作までの話をだいぶ忘れてしまっていて、思い出しながら読む。タイトルから大体想像はできたものの、ラストはやはりとても切ない気持ちになった。

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ほろ苦く、ほんのりあたたかい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

奉太郎、える、里志、摩耶花の過去と未来。

奉太郎の視点からは奔放で快活な面がクローズアップされているお姉さんだが、ちゃんと弟のことを理解し温かく包んでくれている。いいお姉さんだなあ。

人と関わることで傷つくことも多いけど、人との関わりでこんなに豊かになることもあるんだなあと思う。

四人とも魅力的。人の気持ちに思いを至らせ大切にするから。正義を振りかざしたりすることなく、自然体でそっと動いているから。
ほんのりあったかい感じがする。

高校生の話なんて今更、と逡巡していたが、シリーズ一気読み。
奥行きが深く味わいがある。いろんな思いが隠され込められているよう。何度も読み返したくなる。

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電子書籍ふたりの距離の概算

2016/02/22 13:47

成程なーと思った

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

二人の距離って奉太郎と千反田えるの間の距離の話かと思ったけど福部 里志と伊原 摩耶花、大日向とえる、大日向と彼女の中学時代の「友達」の物理的距離、心理的距離も含んでいたようです。退部を決心した大日向の勘違いと自分のせいだと勘違いした千反田えるの勘違いで奉太郎が最後の最後に二人の間の勘違いを解消させるまでのもんもんとした心理をよく描いていると思うな。

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紙の本ふたりの距離の概算

2015/09/17 16:33

解釈が個を生成する

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

年度が改まり、神山高校古典部は新入部員を迎える時期となった。しかし、特に何か活動をしているともいえない古典部は、アピールできる要素もなく、形式的に募集をかけているだけに過ぎない。だがそんな部活にも、声をかけてくる新入生がいた。それが大日向友子だ。
 仮入部をして、伊原摩耶花や福部里志、千反田えるとそれぞれ友好的に関係を築いていたはずの大日向友子だったが、マラソン大会の前日に、本入部をやめると言って出て行ってしまった。

 その現場にいたのは、大日向友子と千反田える、そして折木奉太郎だ。しかし奉太郎は、本を読んでいてほとんど何も覚えていない。ただ分かっているのは、千反田えるが自分が彼女の心証を害することをして、退部に追い込んでしまったと思い込んでいることだけだ。
 だが奉太郎にはそれが納得できない。千反田えるが後輩を影で追い込むような陰険な人物だとは信じられないのだ。そこで彼は、マラソン大会の当日、クラス別に時間差で出発することを利用して、当事者たちに話を聞きながら、真相を解明しようとするのだった。

 タイトルにはいくつかの意味が込められていると思われ、文字通りの意味と抽象的な意味、そして皮肉がミックスされているように感じる。特に最後の点を指摘するならば、個人間の関係はともかく、多対多の関係としては、古典部はあまりにも表層的な関係しか築けていなかったのだろう。
 そもそも、同じ現象があったとしても、それから個人が受け取る意味は個人に依存するし、相手が何を考えているかを正しく察することはほぼできない。同じ言葉を発しても、それを善意とも悪意とも受け取る余地があるのは、受け手に善性と悪性が内包されているからなのだろう。

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紙の本ふたりの距離の概算

2012/10/07 23:06

最高!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pongu - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり穂信さんの氷菓シリーズはおもしろい!

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電子書籍氷菓

2019/08/09 15:39

おもしろかった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

評判通り、確かに名作だった。
折木奉太郎のキャラもいいし、推理をしていく過程も好みだ。
三十三年の真相が明らかになっていく部分は胸に響くものがあって、読み終わる頃にはすこし泣きそうになっていた。
氷菓という名前には、そういう意味があったのか…。

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手元に1冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

米沢穂信さん、あるいは古典部の作品が好きなら、
手元に1冊おいておきたい本ですね。
盛りだくさんの内容です。

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紙の本いまさら翼といわれても

2019/07/09 23:57

色々な部分を繋ぐ短編集。 なかなか興味深い内容でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

奉太郎たちのあれこれを繋ぐ短編集。
生徒会選挙の話から始まり、タイトルのいまさら翼といわれてもで終わり。
あとがきから言わせれば、焼きそばから冷し中華で終わるとも言える?

今まで謎だった、摩耶花嬢が奉太郎を嫌っていた理由や、奉太郎の省エネ主義の理由。
摩耶花嬢と漫画研究会のその後などが綴られています。
なかなか興味深い内容でした。

そして、最後のタイトルは...
いまさら、ですか。 確かに。
しかし、それはそれで良いのかもしれません。 その後のことは気になりますが、それは次巻、綴られるのでしょうか?

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紙の本いまさら翼といわれても

2019/07/09 23:55

色々な部分を繋ぐ短編集。 なかなか興味深い内容でした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

二年半前に単行本を購入し、今また文庫版を購入し、文庫版の方を読了。
単行本は重くて携帯には向かなかった...

閑話休題。
奉太郎たちのあれこれを繋ぐ短編集。
生徒会選挙の話から始まり、タイトルのいまさら翼といわれてもで終わり。
あとがきから言わせれば、焼きそばから冷し中華で終わるとも言える?

今まで謎だった、摩耶花嬢が奉太郎を嫌っていた理由や、奉太郎の省エネ主義の理由。
摩耶花嬢と漫画研究会のその後などが綴られています。
なかなか興味深い内容でした。

そして、最後のタイトルは...
いまさら、ですか。 確かに。
しかし、それはそれで良いのかもしれません。 その後のことは気になりますが、それは次巻、綴られるのでしょうか?

もう二年半。 そろそろ続きを読みたいと思います。 実際、読み終わったのは今現在ですが。
今度はきちんと単行本を読もう。

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紙の本いまさら翼といわれても

2019/07/06 14:03

少しビターな味わい

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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典部の新作は少しビター。無意識の、あるいは無邪気な悪意がそこらに散らばる中で、頑張る若者たち。頑張れ。ともかく先を早く読みたい。

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紙の本遠まわりする雛

2019/05/30 06:53

千反田と折木らの人間性を描く

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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TVアニメ『氷菓』の中で、主に千反田と折木の2人の関係とその人間性を描いた1話完結のストーリーを時系列順にまとめた原作短編集です。
表題作と同じ”遠まわりする雛”では、由緒ある家柄に生まれた千反田えるの美しさに見惚れてしまう折木奉太郎が描かれていますが、アニメでは狂い咲きの桜の下で2人が将来について語り合う美しい映像で締め括るのに対し、原作では千反田の実家の縁側で夕暮れ時から星空を仰ぎ見つつしんみりと会話をして幕を閉じます。
生き雛の美しさはアニメでは映像を動かすことで表現されていましたが、小説では活字ながら十二単衣という衣装の美しさ、それを見た人の心のときめきなど表現されていてアニメの描写を補うのに十分な文章でした。

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面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻は、語り手も変わり、いろいろな視点からカンヤ祭の雰囲気が描かれているし、同人誌のことや、わらしべ長者のことなど色々な出来事が最後に一つの渦にまとまっていく感じが面白かったです。

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紙の本氷菓

2019/05/29 06:57

アニメから書籍へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう今からずいぶん前、アニメ「氷菓」を見ました。最近になって、Kindle版の氷菓を購入しました。

アニメの内容を全て覚えている訳ではありませんが、京都アニメーションが原作に忠実な作品を作り上げていたことが分かりました。
原作であるこちらの本は非常に読みやすく、3日程度で読み終えました。世界観が常に穏やかであり、それでいてクスリとなるような謎を解き明かす学生物語。背景にある世界は現実世界に近く、そこがまた個人的に良かったと思える点です。

既刊作品は全て読んでいこうと思います。

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紙の本いまさら翼といわれても

2019/05/15 07:48

読みやすさ、引き込まれやすさはピカイチ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紙の本読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的に本を読まなくなって数年。しかし、彼の本は新作が出る度に手に取ってしまいます。今回、初めてレビューをかけるということを知ったので、出張先から書かせていただきます。
今でも鮮明に思い出せる一話があります。奉太郎が、以前先生が言った「ヘリが好きなんだ」という言葉を思い出したことから始まるミステリー。一見何事でもないようなこの発言から、丁寧に過去を辿り突き詰めることで見つけた、素晴らしいストーリーがありました。
いつもありがとうございます。次作が楽しみです。待っています。

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